見出し画像

【elf】ブレーキフルードの選び方と交換時期

突然ですが、質問です...!
【elf】の二輪用ブレーキフルードは何種類のラインナップがあると思いますか?
① 1種類
② 3種類
③ 5種類


正解は3種類です。

elfでは各目的に応じたブレーキフルードを3種類用意しております。
・HTX 320 DOT 4
・MOTO BRAKE FLUID DOT 5.1
・MOTO BRAKE FLUID DOT 4
こちらがそのラインナップの全てです。

そして、ラインナップの中でも、ELF HTX 320 はレースでの使用を前提に開発されたブレーキフルードとなります。

· 製品名:HTX 320
· 容 量:0.5L
· 規 格:DOT4
· ドライ沸点:328℃
· ウェット沸点:204℃

HTX 320はDOT4規格に適合し、ブレーキ関係パーツに使用されているエラストマーなどのゴムパーツに対しても優しく、純正のブレーキフルード(DOT4、DOT3)からも交換可能でストリートでもご使用いただけます。

またHTX 320はレーシングシーンでの使用を前提に開発していますので、ブレーキングポイントの多いワインディングや、ハードブレーキングによるベーパーロックを抑えたい。といった過酷な使用に向いています。

しかし、そこまでの性能は必要ないという方には「ELF MOTO BRAKE FLUID DOT 5.1」や「ELF MOTO BRAKE FLUID DOT 4」をお勧めします。

※ ELF HTX 320、ELF MOTO BRAKE FLUID DOT 5.1、ELF MOTO BRAKE FLUID DOT 4は、一部のハーレーが使用しているシリコン系のブレーキフルード(DOT5)との適合性はございません。

ブレーキフルードの交換期間は基本的に2年毎です。これはベースオイルに使用しているエチレングリコールには吸湿性があるため避けられません。

基準値以上に吸湿してしまっているブレーキフルードは、沸点が下がってしまいベーパーロックの発生リスクが増えるだけではなく、ブレーキ関係パーツへのダメージも生じさせることがあります。

ベーパーロック現象(ベーパーロックげんしょう、英語: vapor lock)とは、液体が加熱され生じた泡により液体の流動や圧力の伝達が阻害される現象のこと

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安全で快適なライディングをするために、ブレーキフルードの定期的な交換をお勧めします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?