ライオンさん2021年募集馬④

16.ラビルキンの20
配合的にはトライマイベスト、El Gran Senorのニアリークロスが魅力的。
ドゥラメンテは現代日本における主流血脈の結晶ですから、そこにアルゼンチンの短距離重賞勝ち馬の母は相性が良さそうな気がします。
馬体も立派ですが、当馬の場合はやはり歩様ですよね^^;
可動域の広い歩きながら、前後肢も広踏姿勢に見え、歩かせると外弧歩様。馬体は立派で良く見せますから、これがお安い理由なのかな?と思ったりします。
いずれにせよパワフルな馬体と不安を感じさせる歩様ですが、ドゥラの牡馬でこの価格はお安いですし、そこで相殺と考えるのも一つ。
シュウジデイに林厩舎ですからうまくやってくれるかも??
私としては積極的様子見です。様子見出来るって素敵♪

17.ウィズザフロウの20
活力のある牝系にハービンジャーですが、配合的にはノーザンダンサーも薄まり、バランスの取れた配合だと思います。
現状、馬体や歩きを見ると体幹もしっかりしておらず非力で緩い印象で、測尺の数字以上に頼りない印象を受けますね。
カタログだと前肢の球節周辺がモヤモヤしている感じに見えますが、最新画像では改善されてきてるように見えます。
血統的にも馬体的にも早くからというタイプではなさそうです。

18.シェーネフラウの20
スピード色の強い牝系にドレフォン。コンパクトでカチッとした馬体や、やや背中が硬そうにも見えてやはり短距離馬でしょうね。
歩様は柔らかみもあって芝でも?という気もしますが最終的にはダートに落ち着きそうな気がします。それと後肢の踏み込みがクロスになっているのは少し気になるところです。

19.プルーフオブラブの20
母は高齢ですが堅実な繁殖成績。当馬も母高齢は感じさせずの好馬体(しかも左後一白)。
脚元も枯れてて丈夫そうですし、歩様も可動域が大きくて好感。父の産駒の適性がまだ分かりませんが、捌きを見るとダートのような気もします。
ただ育成が山下牧場という事で、大型馬ですからどこまでやれるのかな?という懸念は少し感じます。あまりデビューが遅くならないといいのですが

20.サラシーの20
カタログだとカチッとした馬体でしたが、最新画像だと胴伸びも出てゆったりとした牝馬らしい造りに。
歩かせると繋ぎが硬め。この辺がどうなのか?新種牡馬ですからこの辺は判断に困るところです。
配合的にはキズナと似た血統構成の父ですから、フランケルがいる母系の欧血は相性が良いと思います。
これからどう馬体が変わってくるか?早い動きは出来るか?
積極的様子見候補です。

という事でライオンさんは終了です。
20頭だけで結構な労力でしたが、これを全頭やってらっしゃって、しかも結果を出してるKiyoさんって、ホントすごいなぁと改めて痛感する次第です。

さて、数年後にどういう答えが出ているか?

いずれにせよ、私にとっては様子見できるのがライオンさんの一番のメリットと考えてますので、成長を楽しみながらまったりと検討していきたいと思ってます。
ご拝読有難うございました。







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