ライオンさん2021年募集馬③

11.オールプリュネルの20
まず父カナロア母父ステゴの組み合わせはサンプル数こそ少ないですが、現状はいまいち。シルクのリュラネブラなんかも好馬体で募集時大人気になりましたが、結果は未勝利引退。ステゴって母系になっても、なんというかアベレージよりは一発タイプなのかも?
それと母はナカヤマフェスタの全妹で父ステゴ母父タイトスポット。こういう血統ってホント牝馬よりは牡馬なんですよね。
そういえば昔本家でオールプリュネルに似た血統構成で「ディラローシェ」というデインヒル×リボー系という繁殖がいたんですが、それにステゴを付けてまずは牝馬が募集されました。その募集時に私ブログで「これが牡馬ならな~」と書いたんですが、翌年全兄が募集され、それがそう「フェノーメノ」でした(募集時大人気でしたけど)。なんというかリボーの持つ底力や重厚さって牡馬なんですよね、やっぱり。それにステゴなら尚更。
という事で前置きが長くなりましたが、簡単にまとめると当馬も馬体も動きも悪くはないのですが、上記理由で割り引きたい。それと当馬は捌きとか見るとダート向きかな?と感じます。
まあ、しかしこれもお高いです。

12.グレイトペイジの20
ハーツにつき割愛(笑)。私にはあまり良く見えないので走るかも?W

13.フォーシンズの20
二歳戦から好調のシルバーステート。どこでも人気のシルバーステート。
当馬を見て真っ先に目が行くのが、両前肢球節の腫れらしきもの。それに両前肢の管ももやもやしてる様に見えます。同じ父でキャロのピンクアリエスも前肢がすっきりしない感じでしたね、そういえば。
基本的にシルバーステート産駒は馬体を良く見せますが、この脚元の様子がどう変化していくか?どう影響してくるか?注視したいです。
そのせいなのか??動画の歩きもチョコチョコとしっかり踏み込んで歩けてませんし、最新画像でもしっかり立ててませんね。環境の変化なのか?脚元のせいなのか?それと測尺も4月生まれとはいえ物足りないですね。
母はここまで期待されているほど繁殖成績が良くないので、果たして・・・。

14.レオソレイユの20
3/4レオアクティブですね。重賞馬の3/4同血ですから配合は問題ないでしょう。馬体を見ると体高も高くて脚も長め。それに繋ぎも長めでスラっと見せます。ファインニードルも短距離馬でしたがそんなにマッチョなタイプじゃないので、気にしなくても良いかも。ただ、父に似ると晩成。そもそもアドマイヤムーン産駒自体が晩成気味なので当馬もその可能性が高そう。
その点厩舎は父を管理してましたし、成長を促しながら使う厩舎だと思うのでプラス材料かと。
歩きも癖がありませんが、やや背中は硬そうかな?その点からも短距離馬かと。
私エンドスウィープ系はこれまで4頭出資で全部勝ちあがってますので、相性がいいんです。母は高齢ですが、顔つきもいいですし成長が楽しみな一頭です。

15.ポケットチャーリーの20
「父エピファネイア」獲得賞金上位10頭。母のデビュー時馬体重。

デアリングタクト→428
エフフォーリア→468
アリストテレス→430
クラヴェル→430
オーソクレース→420
シーズンズギフト→448
ノルカソルカ→446
イズジョーノキセキ→454
ムジカ→448
テンハッピーローズ→440

という事で450キロ以上あったのは二頭のみ。
まあ、重箱の隅のようなデータではありますが、一つ仮説としていえるのはエピファも馬格がありましたし、シンボリクリスエスも馬体が立派で馬体詐欺とまで言われました。つまり母も馬格があると産駒自体が大柄で運動神経の鈍い鈍重なタイプになりがち。逆に小柄な牝馬の場合は気性的にピリッとした馬も多いと思われますし、そこが産駒にうまく伝わってる??のかもしれません。
という事で当馬の母はデビュー時428キロでしたので、プラス材料かも。
また、配合的に NureyevとSadler’s Wellsのニアリークロスとサンデーの4×3
はデアリングタクトと同じ。
馬体はカチッとした印象のシルエット。でも、個人的には四肢の派手なソックスと白い爪はマイナス。それと管囲も少し足らないかな。
歩きは可動域も大きく収縮力もありそうですが、顔つきを見ると気性的にキツいところがありそうですね。
育成は坂東さんですが、まあノルマンでも父エピファで三冠馬を出しましたのでそれほど気にしなくてもいいかもしれませんね。
厩舎はいいと思うんですけど、TL見ると最近は管理馬も増え待たされることが多くなってきているんですかね^^;







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