ビッド練習@BBO ジャッジのズレ

pokerstarsの2NL zoomアンティ有りの復活を熱望しているKKTです。


今日はBBOでのビッド練習から1ボード振り返っていこうと思います。

自分たちはBBOのビッド練習モードでよく練習しています。配られるハンドをある程度固定出来るので、事故の多い展開とか新しく導入してみたい展開を効率的に練習できるのでオススメです。



問題となったのは下のハンドです。

画像1

最終的にイマイチな43の5Cで落ち着いたハンドです。どうビッドすれば4Hをビッド出来たのかという問題です。


まず一番シンプルな展開は、サウスがハートに決め打つことだと思います。

1H-2D;2H-3D;3H-
1H-2D;3H-3S;4C-

という展開でビッドすれば、少なくともハートコントラクトにはなりそうです。サウスとしては、パートナーからクラブの紹介が無い限りはハートでプレーしたいはずなので、2Hをビッドして3Cが来るかどうかを見るくらいがちょうど良かったのかなと思いました。



また、3Cをビッドした実際の展開では、4Cでサポートせずが良かったのかなと思います。というのも1H-2D;3CはH5+C4+でエクストラバリューを示すというのがTノートの一般的な取り決めでクラブを5枚保証している訳ではないためクラブをサポートするには枚数が不足しているからです。

今回Northの手はNT、ハート、クラブのどれでプレーするのが良いか決めきれない手なので、3Sか3NTをビッドしてパートナーにコントラクトを選んでもらう展開が良さそうだと思いました。例えば、

1H-2D;3C-3D;3H-3S;4H
1H-2D;3C-3D;3H-3NT;4H

こういう展開なら4Hになったのかなと思います。自分で決めきれないなら選んでもらうようにするのが良さそうということです。


話しを全体に戻して、このハンドをどうしたらよかったのかという結論としてはまずサウス側から2Hをビッドするのが良かったになるかなと思います。サウス側は明らかにハートでプレーしたいので、まずは2Hから入ってパートナーがクラブをビッドしないならハートに向かうというのがシンプルで良いからです。

North側から1H-2D;3Cというビッドを見ると、1H-2D;2Hを選択しなかったということは相当クラブを示したかったのだろうと解釈できるので、55や良い内容の4枚クラブを期待してクラブに向かうのはそんなに悪いジャッジじゃなさそうな感じです。ただ、やはりサポート不安で決めきれない感じはあるので3Sとかをビッドする方が良いコントラクトに行きつきそうだと思います。


悪いコントラクトになったボードの中には最初のジャッジのズレからどんどんズレていって最終的に悪いコントラクトになってしまったというのがたまにあります。ビッドは序盤の方向性が大事なので、低い台のうちに方向性をある程度考えながらビッドしなければと思いました。

以上となります!


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