【ポーカー】強レンジに対するドローの扱い【10NLz】

こんにちは。10NL zoom 300ハンドセッションからいくつか振り返っていこうと思います!



強レンジに対してのドローハンドの扱い

"Aludra" ($0.05/$0.10) https://www.boomplayer.com/32987619_D057590341

JhThでブラインドディフェンスをしたハンドです。


フロップでオープンエンド+バックドアフラッシュを引きました。良いフロップと言えると思います。しかし、KとQは相手のレンジに対して有利なカードなので、相手にも良いフロップの可能性がありそうです。同じオープンエンド+バックドアでも9h8d3cのようなフロップの方がこちらに有利と言えそうです(2オーバーも着くので当然ですが)。


チェックすると相手は30%CBを打ってきました。30%CBは広いレンジからのベットなので、こちらは広くコールしたり、レイズを返していくのが良さそうな感じがします。今回はレイズを選びました。

すると、相手は3betを返してきました。これはかなり強いレンジを主張しているように見えました。マイクロではおそらく、セット(KK,QQ,33)、2ペア(KQ)、AKあたりのバリューがほとんどです。というかよく考えたらブラフのレンジがJTくらいしかなくて、それはこちらがブロックしていました。

相手のレンジが強いとはいえ、ポットの20%でコールできるのでオッズに合っているからここは多分コールで良さそうと思いました。


そして、ターンはハートが出てフラッシュドロー+ストレートドローに発展しました。チェックをすると、6割強のベットを受けました。

相手はセットか2ペア、AKとすると、こちらのアウツは、A,9,ハート9枚なので、17アウツになりそうです(実際はアウツにならないカードも含まれるので15アウツ程度)。つまり、およそ30%のエクイティがあります。

コールした場合のオッズは、2/(3+2)=40%なので足りないです。が、ヒットした場合にインプライドオッズが発生するので見合ってそうです。追加で得られる利益が6.5なので、ここでのオッズは2/(6.5+5)=20%なので、30%あればコールして良さそうです。多分ここはコールするのが良かったのかなと思いました。


ということでターンのレイズはオーバープレーでした。もう少し相手のレンジが弱そうでフォールドエクイティがあればレイズオールインしていくのもありなのかなと思いました。



以降はおまけでさらっと反省していきます!



プリフロップ COの4betに対するBBのTT

"Aludra" ($0.05/$0.10) https://www.boomplayer.com/32987669_FF41E3A8EC

5betオールイン、コール、フォールドのどれかで迷ったハンドです。

テーブルでは、QQ+とAKがオールイン、JJとAQsはコールかフォールド、TT以下はフォールドかなと考えて降りました。


snowieはどうするのか確認してみました。

CO vs BB

画像1


BTN vs BB

画像2


およそ合っていたので良かったのかなと思いました。




リバーのコールorフォールド

"Aludra" ($0.05/$0.10) https://www.boomplayer.com/32987801_F4FE4BFCD7

SBvsBBでブラインドディフェンスしたハンドです。

フロップはできるだけ早い段階でポットを大きくしたかったのでレイズしていきました。

ターンで8hが出たのでショーダウンモードへ。

チェックチェックで回ってリバー。ポットの9割くらいを打たれてコールorフォールドのジャッジです。

相手のバリューはフラッシュ完成、ストレート完成、セットなど。相手のブラフはAh持ちのAハイあたりでしょうか。

ただ、ここでの大きめのベットは経験則としてはバリューほぼ100%なので降りが良さそうと思いました。相手から見たこちらのレンジも強そうなので、なおさらバリューが多そうな気がします。先月はこういうので損失増やしてたので降りれて良かったです。



バリューベットのタイミング

"Aludra" ($0.05/$0.10) https://www.boomplayer.com/32987804_BA068E4683

ボタンで横コールしてセットを自模ったハンドです。

どこでバリューベットを返していくか迷いました。


フロップはドライボードに対する30%CBなので、こちらからレイズするとかなり88ぽいから微妙と思ってコールしました。ポジションも有るのでコールして、ターンで相手が引き続き打てばコールorレイズ、チェックなら打って行くのが良さそうと思いました。


ターンはほぼラグの6dが落ちて相手は約7割のベットを打ってきました。相手はA持ちの可能性が高そうです。ですが、ここでもレイズすると66か88に見えるだろうと思ってレイズせずコールにしました。多分、ダイヤ以外のカードが出ていれば、Aに向けてレイズしていくのが良さそうな気がしました。実際にはドローがつくハンドはレンジに少なさそうですが、なんかマイクロならフラドロを想定してくれそうな感じがします。


で、リバーはストレート完成の7sが落ちて相手はチェックです。実践ではAヒットに向けて7割くらいのベットをしてコールされました。即コールされた後、ちょっと安かったかもと思いました。少なくともポットくらい打っても良かったかもしれません。

ここで、もしポット3倍のオールインをしていたた場合に、Aヒットの相手がコールしていたかどうか考えてみます。

相手が想定するこちらのハンドは、T9,88,77,66,AQ,AJ,AT,Axs,エアーなどなど。相手から見れば、チェックして弱そうに見られているから、A持ってないと読んでブラフしているか、Axsで打ってきているかもしれないと考えて、コールしてくることも多そうです。ここはオールインしてエクスプロイトしていくのも面白かったかもでした。



以上となります!

ブラフをするときに相手のレンジが強いのか弱いのかを見極めて、弱いレンジに対してブラフしていくという基本をしっかり徹底していこうと思ったセッションでした。

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