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【長文】道標

長文4日連続、2日目です。

今日も工藤秀平の考えていることを綴っていきます。

今日はPlay.GooseのマイナビBLITZ赤坂のライブ映像の無料配信がありました。そして、その第二部では直接みんなにメッセージを伝えたかったので、短時間だったけど、Play.Gooseの4人で集まって歌をお届けしました。

今日は僕もいちハウスメイトとして、ライブを楽しんでいました。振り返ってみると、∞ AnswersのツアーはPlay.Gooseの4人では、はじめてのツアーだったのだけど、実はスタッフも含めたチームとしてもはじめてのツアーでした。

この頃から特に強く「自分たちだけでものづくりをする」意味というものを考えさせられていました。

このツアーでは、会場押さえから、スケジュール調整、スタッフ調整、楽器の準備や、ステージ周りのこと、飛行機や新幹線の手配、宿泊施設の手配、機材車の手配、会場の運営、チケットの仕組み、グッズのデザイン、グッズの発注、もちろんライブの演出、リハ、セットリスト、構成などもすべて自分たちで手がけました。

僕らにとって、∞ Answersは今までのPlay.You.House時代、Goose house時代で作ってきた楽曲や活動に対して、責任を持って進んでいくと宣言して、初めてのツアーだったので、最初から最後まで自分たちの手で、手渡ししたいと思っていたんです。

その中で、本当にたくさんのハプニングがありました。届くはずだったグッズが届かない、ライブ当日が台風と重なり飛行機が飛ばない、機材が重量オーバーになり飛行機に乗らない、移動時間が足りなくて車中泊することになりそうになるなどなど。思い出したらぞわっとするような困難だらけでした。

でも、ライブ会場で応援してくれるみんなの笑顔を見たらそんなことが吹っ飛ぶぐらいチーム全員満たされて、「今日も良いライブだったね、また次もがんばろう!」と、どんどんどんどんライブを終えるたびに加速していきました。

そして、全てを乗り越えてきて、たどり着いたマイナビBLITZ赤坂。

会場はSOLD OUTで満員。ライブの1年前にはまったく想像できなかった景色でした。会場全員の大合唱、今でも当時の景色を鮮明に覚えています。

そこには"手渡し"で届けたからこそ、生まれた空気が確実にありました。

本当にしあわせだったし、本当にたのしかった。

そして、そのライブから約1年半。

そのライブを映像として届けたのが今日でした。

気づけばあれからメンバーはできることが増えました。作詞作曲アレンジは元々だったけど、それ以外にも映像の編集やグッズのデザインもみんなそれぞれにできるようになっていたりして、何屋さんかな?って感じです。

でもだからこそ、すべてのものを想いの密度が高い状態で届けることができています。みんながすべてを理解して、意見を出し合えるチームっていうのは自分のチームながら素敵だなと思います。

特に、今回の映像はマナミを中心とした映像チームで2ヶ月もかけて作ったからこその作品になっていて、細かいところまで僕らの想いがぎゅっと詰まっていました。

だからこそ今日思ったことがあります。

あのライブを観て、きっと「あの頃に戻りたい」そう思っている人もいるんじゃないかなと感じていました。そりゃ、そうです。僕も最高に楽しかったから分かります。

あれからたくさんのことが変わった。

だからあの頃に戻るのは難しいかもしれない。

いや、違う。

僕らや、みんなは、あの頃よりも大変な毎日を過ごし、日々考え、悩み、希望を持ちながら歩いていると思います。

そんな僕らが集まる日がきたら、あの頃よりも、もっともっと楽しいことができそうじゃないですか?

もしかしたら、あの頃とは形は変わるかもしれないです。

でもあの頃よりもっともっと多くの人に、あの頃よりもっともっと楽しめるものを届けられると、僕は思うんです。

だって、みんな毎日戦っているし、頑張っているから。

大丈夫だよ。

明るい未来が待っているに決まっているんだよ。

僕は辛い時、必ず、応援してくれるみんなの顔を思い浮かべます。

この2年だってずっとそうしてきました。

それだけで、「今日はもういいか」という適当な自分は吹っ飛んで消え、頑張れるんです。突き詰められるんです。

人はきっと自分のためより、誰かのための方が頑張ることができるのだと僕は思います。

人という字は人と人が支え合ってできているって僕の好きなドラマで聞いたけど、本当にその通りなんですよね、きっと。

だから辛い時はみんな僕らを思い出してください。

僕らは、ずっとあなたの味方でいます。

僕は、そしてメンバーは、もう前しか見ていません。

みんなやみんなと作ったライブを思い出して、やってやるぜ!って気合い十分です。

今回二週に渡ってお送りしたStay”House”のための特別放送。

楽しんでもらえていますように。

本当にいつも応援ありがとう、道標はこれからもみんなです。

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Goose house時代から現在のPlay.Gooseに至るまでリーダーを務め、K.K.としても活動する工藤秀平。本人が普段考えているこ…

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