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【長文】あたまの中の部屋

最初にタイトルとは関係なさそうな質問をしますが、皆さんは朝の時間って何をして過ごしていますか?

僕は、朝起きてすぐって、新しいアイデアが浮かんだり、作業に集中しやすいイメージがあるので、なるべく重要なことを考えたり、実行する時間にあてています。

なぜ朝の時間は、そういう状態になるのかというと

人は寝ている間に、その日に見たものや得た知識を整理していると言われていて、脳が、前日断片的だったアイデアや記憶を寝ているうちに自然に整理してくれているからなのですよね。

だから朝って頭がすっきりしていて、集中できるわけですよね。

ふと過去を振り返ってみると、テスト期間中とかに、暗記しようと頑張ってみたもののなかなか覚えられなかったのに、諦めて寝て、朝起きて、もう一度確認すると、思った以上に覚えていた。みたいなことって今まで皆さんにもなかったですか?

これって寝ている間に脳が整理してくれているからってことだったのですよね。

そう考えると「(喧嘩している最中に)一回寝て考えよう。」と提案することとか、「もう考えても考えてもわからないから寝てしまおう。」とか、「モヤモヤする…もういいや!寝る!」みたいな判断は、「逃げよう」というよりはむしろ「整理しよう!」に近いってことかもしれないです。

でも、朝って起きたらすぐに、だいたいSNSやメールをチェックしてしまったりしません?

これってもしかしたらよくないことかも…と思うのであります。

これをやった結果どうなるかというと、クリアな頭の中にいろいろな情報が入ってきてしまって、せっかく整理されていた頭の中がぐちゃぐちゃになります。

こういうことを考える時に、僕は部屋に例えるとわかりやすいかなとよく思うのです。

頭の中が整理整頓されているときにSNSやメールをチェックするという状態」は部屋で例えると

綺麗に整理整頓した部屋に、いきなり誰かが勝手に入ってきて、新しく買ったものとか、誰かの知らないものとか、どうでもいいものとかが、ドバー!と乱雑に置いていく状態と同じ。

やめろー!って感じですよね。笑

しかも整理整頓されているからこそスペースもあるし、置き場があるからこそ、そういうものも置きやすいし、ドアを開けてしまえば、一気に入ってきやすい状態でもあると思うのです。

こうやって想像すると、綺麗に整理整頓された部屋は居心地がよいので、せっかくならその綺麗な状態をできる限り持続できたほうがよいって気持ちになりますよね。

さらに「自分で部屋を綺麗に掃除して、その綺麗な部屋を保ちましょう!」

と言われると、「いやわかってるけど、大変だな…」って気持ちになるけど

「寝ている間に部屋を綺麗に掃除しておいたので、その綺麗な部屋をできる限り保ってね。」

と言われているわけです。

本当は自分で整理整頓しないといけないのに、毎晩自分たちの脳は、僕らがグースカ寝ているうちに一生懸命「えっさ!ほいさ!」と脳の中を整理してくれているのです。

そう考えると朝の時間にむしろ感謝する気持ちが生まれてくるし、朝起きてすぐの時間帯はあまり情報は入れないで、その時間にすべきことをちゃんと決めてやったほうがきっと良いと思えてきたりします。

毎朝必ずこのようにラッキータイムが訪れているわけですから、朝の時間はできる限り大切に使っていきたいものです。

そうそう。

こうやって頭の中を部屋だと思って考えてみると、他のことに対してもいろいろなヒントが見えてくる気がします。

なんだか嫌な気分がするときは、部屋の中に嫌なものがたくさんあるわけです。

なんだか楽しい気分の時は、部屋の中に自分の好きなものがたくさんあるわけです。

ということはですよ!

部屋は自分で整理整頓できるんだから、頭の中だって自分で模様替えするみたいに楽しく整理整頓できれば、もしかしたら感情もコントロールできるようになるのではないかなと思うわけです。

ちょっと頭がこんがらがってきそうなので、一度、部屋を綺麗にすることだけを考えてみます。

たとえば、部屋から物を全部出してみる方法で綺麗にしてみる。

1、部屋の中に物がいっぱいある。

2、じゃあ、部屋から一度全部物を出してみよう。

部屋から一度物を出すと、不思議なことが起きたりします。

部屋にあったときは「必要だろう」と思っていたものが、空っぽの部屋になったら、「これって必要なかったんだな」って気づいて、捨てたくなったりします。ごちゃごちゃした部屋の中でものを整理するより、一度外に全部出して部屋を整理したほうがやりやすい。しかもひとつひとつ手にとってみることができるので見落とすこともなくて、必要なものがより明確にわかったりします。

これは頭の中で例えるなら

1、頭の中がいっぱいである。

2、じゃあ、紙に一度全部書いてみよう。

みたいなことです。

結果も部屋と同じだと仮定してみます。

さっきの文章の「部屋」をそのまま「頭の中」に変えてみます。

「頭の中」にあったときは「必要だろう」と思っていたものが、空っぽの「頭の中」になったら、「これって必要なかったんだな」って気づいて、捨てたくなったりします。ごちゃごちゃした「頭の中」でものを整理するより、一度外に全部出して「頭の中」を整理したほうがやりやすい。しかもひとつひとつ手にとってみることができるので見落とすこともなくて、必要なものがより明確にわかったりします。

となります。

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