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【長文】僕なりに見つけた悩みの正体

ご無沙汰しております。工藤秀平です。

この長文マガジンは普段は月末に4本投稿されて、来月のパワーをどどどんっと感じてもらおうというコンセプトでやってきたのですが、8月は即興で作った歌もアップしてみたりしました。

他の記事に関しては、書き溜めたものを一気にシェアする形になったので、ぜひお時間ある時に読んでみてくださいね。

それでは、早速、まずは今日の記事。

今回は、「僕なりに見つけた悩みの正体」についてです。

「悩みは本当は悩みじゃない」という話を最近聞いて、どういうことなのかいろんな本を読んだり、自分で紙に書いて整理していくうちに僕なりに「悩みの正体」について答えがでました。

悩みは、きっと誰しもが一生付き合っていくものだと思います。その正体がわかって、少し僕は気持ちが楽になりました。

今現在の僕なりの答えなので、また変わっていくかもしれないし、そしたらまた記事やライブでお伝えしますが、今現在の答えについてもシェアすることで誰かのためになったら嬉しいなと思います。

あくまでも僕なりの答えなので「たしかに」と思う方は、ぜひ参考にしてほしいですし、「そうかな…?」と思う方は「そういう考え方もあるんだな」ぐらいに思ってもらえたらなと思います。

早速、重要なことからお伝えします。

「もともと、悩みというものはこの世界に存在していない」

ということです。はい。

「僕たちは悩みを自分自身で生み出している」

これが今回、僕が出した結論です。

では、どういうことか。具体的に説明していきますね。


たとえば、仕事や勉強の場合。

仕事や勉強について僕たちがどうやって頭の中で考えているか、行動しているかを考えていってみます。

1、「仕事や勉強などしなければいけないことが生まれる」

この時点では悩みは生まれていません。

2、「仕事や勉強に対して、向き合う」

この時点でも同様です。机に向かったり、仕事場に行ったり、行動は起こしますが、向き合うだけですから、まだ悩むことなんてありません。

3、仕事や勉強を始める。

ここで大きく二つに分かれると思います。

A、仕事や勉強を実行する

B、悩みが生まれる

実行するか、悩むか。

この時、生まれる悩みがどんなものか考えてみます。

この場合の悩みは「仕事や勉強」についてだけ限定して考えてみます。

そうすると、たとえば

「この仕事はどうやったらうまく進められるだろう。どうしよう…」
「この勉強はどうやって解いていくのが正解なのだろう。どうしよう…」「どうやってやったら効率よくできるだろう。どうしよう…」

こんな風に、仕事や勉強を進めるにあたっての「工程」「段取り」についてなどの悩みが生まれたとします。

これって、悩みなのでしょうか?

実は、本当は悩みじゃなくてこの時点では「問題」なはずなのです。

これは問題が少し複雑なので、小学校1年生のテスト用紙を思い出してみてほしいです。目の前に以下の問題が並んでいるとします。

Q、1+1=
Q、1+2=
Q、1+3=

僕たちはこれを「問題」として考えます。そして

Q、1+1=2
Q、1+2=3
Q、1+3=4

このように、ただ「問題」を「解いていきます」

でも、ここで

「どうやって解くのがいいのだろう。どうしよう…」

と、考えたとします。

これは「問題」が生んだ「問題」です。

「Q、1+1=」これをどうやって解くのがよいでしょうか?

という問題です。

この問題について、「1と1を足して単純に計算をすればいい」これが答えです。新たに生まれた問題に対して答えを出しました。

しかし、そのように答えが出せなかった場合、人は悩みます。

「どうやって解くのがいいだろう」
→「単純に計算することが正解なのか」
→「こうやって解いたら誰かが違うっていうんじゃないか」
→「というかどのペンで書けばいいのだろうか」
→「消しゴムは使ってもいいだろうか」
→「あまり早く解くと周りにおかしいと思われるかな」
→「誰かになんか思われないかな」

ちょっと大袈裟に書くとこんな感じです。

これが悩みの正体です。

僕たちは「問題」を「悩み」に発展させているのです。

ただ「解くことだけをすればよかった」はずなのに、悩んでしまっています。

そして重要なことは、

悩みというものは、厄介で、このように、悩みが他の悩みを引き寄せて、どんどん悩みを増大させていくものなのです。

こうしてただの「問題」だったものを自分自身で僕たちは、大きな「悩み」に発展させているのです。

この場合は1+1なんていう簡単な問題だから、解けばいいだけ。そんな風に、悩まなくていいのではないか。そう思う方もいるかもしれないです。

でも時に、人は「解決できない問題」を目の前にすることもあります。この場合特に、人は大きく悩みます。

その例として、こちらの問題はどうでしょうか?

Q、x^n + 3x + y^n + 2y + x^n + 2x^n += z^n
(x,y,z)の組は存在しないことを証明しなさい。

解けないですよね。

あ、ちなみにこれは、東京大学の試験問題をいじって計算式を僕が作ったので答えは存在しない計算式です笑

どうしますか?

あなたは机に座って、この問題が解けるまで一生解き続けますか?

この問題を飛ばしませんか?

そうなんです。

問題は「解かない」という選択をすることが、時には正解になるのです。

そこで悩み続ければ、その教室も他の人は使えなくなりますし、そこにいる先生もずっとその場にいないといけないかもしれないし、電気はどうしますか?戸締りは?警備員さんも掃除のおばちゃんもみんな困ります。

悩み続けるということはそうやってさまざまな問題を起こし、また悩みを生んでいくのです。

「問題」の答えを出せれば「悩み」を生まずに済むし、たとえ「解けない問題」があったとしても答えを出すことだけが正解ではないので、僕たちは「問題を飛ばす」ことで「悩み」を生まないで生きていけるかもしれないのです。

僕自身、ひとつひとつ「悩み」を「問題」として考えて、解決する、解決しないも含めて整理することで、「悩み」は減っていくということに気づきました。

ある意味「問題」も「悩み」も言い方ひとつです。

ただ、僕は、ひとつの捉え方として「問題」を「問題」として考えるのか「問題」を「悩み」として考えるかによって、かなり大きく気持ちが変わってくると感じました。

「問題」は「解く」か「解けない」かどちらかです。

「悩み」は無限に「悩み」を生んでいきます。

「悩みがあるんだよね…」って言うよりも

「問題はあるけど、悩んではいないよ!」って言えたらなんだかしあわせだなと僕は思います。

日々、僕たちは、生活の中で毎日、数百、数千、数万の数えきれない問題を解きながら生きています。その問題を正解したり、失敗したりして人間は前進したり、後退したり、現状維持で日々を保ったりしています。


朝起きて「眠い」と思った時点で「問題」は生まれています。

「今あなたは目を覚ました。「起きる」か「二度寝」するかどちらが正解でしょう?」

「起きる!!」

と正解を導き出して、1日が始まるのです。そこで

「これは起きるべきかどうか…」
→「起きたら明日寝れなくなるかな」
→「もう10分寝て起きたら遅刻しちゃうかな」
→「起きた後歯をすぐ磨かないといけないし」
→「歯を磨く前に髪もボサボサだから一回髪洗いたいな」
→「シャワー入ると汗かくからやだな」
→「でもシャワーは今入りたいな」
→「でもでも…」

こうやって考え始めたら、人は「起きるか起きないか」という「問題」を「悩み」に変えていきます。これが、悩みの正体です。

でも、実際に朝目覚める時にこうやって悩んでしまう人も少なからずこの世界にはいると思います。

朝起きた時にこんなにいろんなことを考えてる人がいたら「そんなこと考える必要なくない?」と思いませんか?この気持ち。大事です。

今あなたにもきっと悩みがありますよね?

その悩みに対して、同様の問いかけができるでしょうか?

「そんなこと考える必要なくない?」と。

そしたらきっとこう思うと思います。

「いや、状況が違うから」と。

でも悩みという括りにおいては同じなんです。

問題を悩みに変えてしまうのは自分自身で、それが悩みに変わる前に、問題として考えて、解いたり、その問題を飛ばしたり、悩みにしないことが生きていく上で大切なのではないかと思うのです。

僕自身、「悩みは自分自身が生み出しているもの」とわかってからは、問題として考えることで、少し気持ちが楽になりました。

これが僕が導き出した答えでした。

次の記事では、僕なりにこの「問題」を「悩み」にする前に解決する方法を書いていきたいと思います。

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