「よつ葉×AZLM」レポ
脱無職しました。今は必死こいて仕事を覚える努力をしています。
新しい職場、覚えなきゃいけない仕事。今までの職場の中で相当福利厚生が整っており、上司の機嫌と顔色を伺わなくていい環境。恵まれていると思いますが必然と糖分が欲しくなるような状態です。
失業手当を受け取ってほんのり懐を温めてもらいましたが、給料が振り込まれるのは来月半ば。うっかり甘いものを買えるような金銭状態ではありません。
なので定期圏内にある渋谷に行ってきました。
99円でよつ葉の限定メニューを食べるためです。
目を疑います。よつ葉乳業といえばリッチな乳製品を取り扱う、少なくとも失業手当しか手元にない私が手を出していいようなものではない。
オイオイ……自分を安売りしていいような存在じゃないだろ、よつ葉さんはよぉ!没落した貴族を伺うような気持ちで向かうはしぶちか。ハチ公を横目に地下に下がっていきます。そのすぐ近くにスペースを構えていました。
赤赤としたゴシック体で書かれた¥99の文字。よつ葉さんをそんなはした金で買おうたってそうはイかねえぞ!みたいな気持ちになるのは何故でしょうか。私はよつ葉から限りなく離れた顧客層である自覚があります。何故なら金がないから。
だからでしょうか。
高嶺の花が自分の手に届く存在になっていることに静止をかけたくなるのは。やめろやめろ!このお方はワンコインで買えるような存在じゃないんだ!!散れ!
ロイヤルミルクティーとホワイトパフェです。これで合計198円でした。プライスレスってもんじゃねえ。
味は語るまでもない。ミルクが濃い!濃い……というか、ミルクが全ての味の奥行きを広げてる……?
まず、ホワイトパフェの感想から語ります。
メインのソフトクリームからまず牧場の味がする。絞って間もない新鮮な味が、さっぱりとしたミルクのコクがある。脇に二つ絞られた生クリームがさっぱりした味に脂肪分をプラスしている。一緒に口に入れると甘くてクリーミーな濃厚な牛乳を感じました。上に載っているミントも新鮮で、一噛みするとミルク感がリセットされていい感じ。
トッピングで一番嬉しかったのはロータスビスケットです。このビスケットのしょっぱさとザクザク感がいいアクセントになっています。ソフトクリームを乗っけて食べると甘塩っぱくて美味しい!細長いチョコレートもソフトクリームを掬って食べるなお良し。非の打ちどころのない美味しいパフェです。
唯一欠点を絞り出すならサイズ感でしょうか。パフェの容器は小さなコップですが99円であることを考えれば妥当ってもんじゃありません。良心がすぎるくらいでしょう。店内の椅子は少なくないですが、やってくるお客さんも多いので回転数的にもちょうどいいサイズだったと思います。
お次はロイヤルミルクティー(アイス)です。
ロイヤルという言葉に惹かれて、ミルク感を期待して飲んでみたらまず茶葉の濃さに驚きました。ミルク感は当然妥協のない濃さです。ですが茶葉の主張も負けていない。お互い主張を譲らないマッチバトルが始まりました。一歩遅れて参戦するのは甘みです。
私の舌は『美味い!』という味しか理解できなかったのでこの甘さが砂糖なのか、茶葉由来かミルク由来かもわからない。美味くて甘いということしか分かりませんでした。
ホットで頼めばもう少し分かったでしょうか。手遅れですね。お前はいつも後になって取り返しがつかないことばかりする。
こちらのサイズ感は普通のドリンクだと思います。こちらの値段も不相応なんてことはなく99円で飲める味ではないです。
人が多くて撮影ができませんでしたが、店内にはよつ葉の商品がたくさん並んでおり、QRコードを読み込むことで購入に進むことができます。
レジに並んで購入する必要がないのでセルフサービスを突き詰めたシステムでいいと思いました。
ちなみにパフェや紅茶をはじめとした飲食物もキャッシュレスでしか購入できません。Suica等のICカード、PayPay、クレジットカード等が必要になります。
これなら現金を取り扱う手間が減ったためかレジの進みもスムーズでした。キャッシュレスの真髄にあやかる機会がない現金派でしたが、なるほどこれにはキャッシュレスの勢いにも納得です。
私は牛乳が大好きなのでたった198円でよつ葉の味を堪能することができて満足以外の感情はありません。ですがたったこの値段でよつ葉を堪能してしまったことに言いようのない罪悪感を感じました。
初恋で大好きで大切にしたいと思ったあの子に恋慕以上の感情を抱いてしまったような。そんな邪な後ろめたさとでもいうのでしょうか。
ですが私は責任を果たす女です。やり捨てなんてそうは問屋が卸さない。
早速ホームページにておすすめセットを買いました。私はお菓子作りが趣味ですが、ちょっと高いという理由で購入を避けていました。
買う機会があればねといつも視線を外していた日は過去です。結婚しよう、私が幸せにしてやるからな。
結果として高くつきましたが、心の充足感には変えられません。
また来週からせっせと働きましょう。解散!
のはずですが、近隣で発見したのはペットグッズ専門ショップ。
私の家には猫がいます。これを書いている間にも3回ほど膝に乗っては爆睡をかまし、キーボードを踏みつけていく可愛いやつです。
牛乳を飲むたび、それは猫の飲むもの??とキラキラした瞳で見つめてくるのでお土産を買っていきましょう。
ほら!猫の飲むものだよ〜!とお皿に注いでいきます。
パックを開けて皿に注いでいる間も足元には擦り寄る猫。なんかいいですね。おしゃれキャットのワンシーンにこんな感じのあった気がします。
どうぞと早速差し出せば大喜びで牛乳に鼻先を突っ込みます。こらこらはしゃぐなと見ていれば
なんだその表情
と言っても、普段の表情なんて分からないですよね。常時の猫を見てください。
可愛いですね。お目目が大きくて口は丸くてふくふくしています。毛艶もふかふかでベルベットのよう。この可愛さを覚えておいてください。
改めてこの表情を見てください。
どうした、目に光がないぞ。なんなら眉間に皺が寄ってませんか?口は半開きで耳は軽くイカ状態です。ベルベットの毛艶が少々逆立っているように見えます。
この後は一口も飲んで貰えませんでした。嘘でしょ。
先代猫はこの牛乳が大好きでよく飲んでいたのですが、どうやら口に合わなかったようです。こればっかりは好みだから仕方ないか〜。
しかし、牛乳は余っています。捨てるのは気持ち的にはあんまりだしどうしようか。
飲むか。
乳糖ゼロ。低脂肪。人間にとってもいいことしか書いてありません。
カルシウムにビタミン、それだけではなくタンパク質まで含まれています。猫用なので塩分も含まれないので人間が飲んでも問題はなさそうじゃありませんか。
ですが真似は絶対にしないでください。私は金もないのによつ葉オススメセットを買ってしまった人間なので退路がありません。故の発想です。
心なしかパッケージの猫がエッ?て顔をしているようにも見えますね。
以下、猫用ミルクの感想です。
第一印象は薄い。これに尽きます。あと普通の牛乳に比べてサラッとしています。
流石によつ葉の牛乳を堪能した後では満足感は薄いです。一口飲んでコーヒーに入れました。元々味が薄いせいなのか、コーヒーに入れてもミルク感はありませんでした。個人的になぜか酸っぱいような風味を感じました。
飲めないことはないけど、まあ飲もうと思って飲むことはないかなという味です。
しかし、猫を満足な生活を送らせる人間としてはこの商品にかなりの信頼を置いています。
先代猫は20歳を越える高齢でした。食事の量も減り体重も落ちていく中、栄養のあるものを摂ってほしい一心で買ったのがこの商品です。
ロイヤルカナンも一口くらいしか食べなかったのにこの商品のシリーズはよく飲んでくれていました。食欲が落ちてるときの救世主に味が薄いとか言ってしまいましたが、猫ちゃんたちに飲んでもらうものとしては本当にオススメです。
飲んでさえくれればセルフでカロリーを摂ってもらえるので本当に助けられました。
あくまで人間が楽しむという場面に限っては猫用ミルクより、よつ葉のパフェとロイヤルミルクティーの方が安いですし味も保証できますのでぜひ行ってみて下さい。おすすめです。
【よつ葉乳業×AZLMコラボレーション企画 概要】
<期間/会場>
◎12月1日(木)~1月30日(月)/AZLM CONNECTED CAFE 渋谷地下街店(リアル)
【よつ葉乳業株式会社 会社概要】
●会社名:よつ葉乳業株式会社
●住所:北海道札幌市中央区北4条西1丁目1番地
●公式HP:https://www.yotsuba.co.jp/
<主なAZLMとのコラボレーション事業者>
◆日本航空株式会社(JAL):AZLM CONNECTED CAFE 渋谷地下街店×JALふるさとプロジェクト
・展開期間:2022年7月1日(金)~8月30日(火)
・展開内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000081162.html
◆株式会社ホリプロ:【ホリプロ×AZLM】地方創生プロジェクト =第一弾は広島応援企画=
・展開期間:2022年9月1日(木)~28日(水)
・展開内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000081162.html
◆長野県:【Meets NAGANO at AZLM 〜渋⾕AZLMで⻑野に出会う〜】
・展開期間:2022年10月1日(土)~30日(日)
・展開内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000081162.html
キャッティーマン公式サイト : https://www.doggyman.com/campaign/friends/