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競馬をやる

今までの人生でギャンブルを嗜むことは
殆どなかった。
パチンコやスロットをやっておけば良かったのかも知れないが不器用を自認している者にとって良いカモになるのは目に見えていてやってみる気にはなれなかった。
例外はNHKでやっている競馬で
美しい馬たちの競演に心が踊ったことから時々競馬は子供の時から見ることはあった。
(ウマ娘は知らない。ライスシャワーがかっこよかった。そして競馬の厳しさも教えてもらった)
技術が進んで場外馬券を買いに馬券と競馬新聞に敷き詰められた欲望の塔に足を踏み入れることなく手軽に馬券が買えることを2年前に知ってちょいちょい買い始めた。
ビギナーズラックはあるものでどうしたってこの馬が来るのになんで人気が薄いんだ?みたいなレースをたまたま見つけて強気に買ってみると
1000円が100倍になりこれは良い小遣い稼ぎになるでは・・と勘違いをしてしまった。
2年くらい継続して馬券を週末買っているが今のところプラスにはならない。
※この10万は1年後ゼロになり負け続けて今ではマイナス5万くらい。
大きく勝てどもその後まったく勝てないことが続くことは多い。勝てない場合大きく勝ちたい取り戻したいと思う。
でもそんな時は勝てない。穴を買って当たるのなら苦労はしない。
技術が進んで予想もwebで買えることに気づく。信頼できそうな予想に数百円を投げ銭して
予想を読んでみる。予想にびっしり書かれていることは知識情報が多いのでこちらが見落としている視点や見逃している有力な馬を書いてくれていてそれを利用して勝ちを拾うこともある。
ただ予想通りに馬券を買って見事に外れてしまえば八つ当たりしたい気持ちがわくもののそれをぐっと抑える精神修行。
またこちらが素人丸出しにアレンジして買って負けてしまうと予想通りが良かったのではと揺らいで情けなくなる。ギャンブルは正に大人の精神修行になることに異論はない。
予想を買うとコストがかかり馬券でプラスでなければ損をしていることになる。
とはいえ予想を熟読すると学習にはなる。
血統やコースや展開や騎手など学びは多くある。単なる我流の勘だけではまったく学びは得られないので学習コストは高くついても読み物として納得して予想を読めるか・・で予想を買ったほうがいいか悪いかは判断すべきだ。

小遣い稼ぎのために始めたのに予想でマイナス、競馬もマイナスでは良くない。
現状、6か月以上もマイナスだと悲しくなってしまう。
このところやっと100円馬券を駆使して、2000円分買ったら5000円にするみたいなことが最近は出来ている。
※3週間連続。今週も予想を買ってダノンザキッドを入れて辛くもプラスに。
買うレースもメインだけにする。といった工夫もしてみる。
※労力の割に勝ち負けが怪しいので1日ゆっくり競馬を週末見れない私はメインに一球入魂ぐらいでちょうどいい。
買い続けていて分かることは、所詮お馬さんが走ることで絶対はまずあり得ないと心得ること。
勝つ確率が一番高い馬を見つけることができても、スタートでつまずくかもしれない。隣の馬が暴走してあおりを受けるかもしれない。気持ちが高ぶってコントロールが効かなくなるかもしれない。などなどどんだけ時間をかけて分析しても外部要因や運などでどうにでも転んでいくのがギャンブルだと。巷では如何にも勝ち続けているような雰囲気を出している予想師もいるかもしれないがそれはかなり怪しい。
当たるかもしれないし、当たらないかもしれない。そういった余裕がある中で楽しめないと日常が破綻する。
予想も買って競馬が楽しくなればそれで良し。
結論、私は馬券を買い続ける。年間プラス、予想を買ってもプラスの域に進みたい。
負けるし、勝つし、運を見定め、潮目をさぐる。
感覚を研ぎ澄ますのも時には必要。

以上

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