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なぜ一流はハチミツを食べないのか

一流と凡人の違いは何か

一流と凡人の違いは何か

反吐が出るほど聴き尽くされたこの問いであるが、未だ明確な答えは出ていない。

否、明確な答えはすでに出ているのである。しかしその答えが世に出回れば、この世に凡人などいなくなってしまう。

そうなると困るのは、一流の人間達である。

一流は、二流以下がいてこそ一流でいられるのだ。

本書ではそんな一流達が必死で隠している、「一流と凡人の違い」に対する答えを明かしている。

もちろん、答えを知ったからと言ってすぐに誰もが「一流」の仲間入りが出来る訳では無い。

大切なのは実践である。頭で理解するのではなく、体に染み込ませる。意識するのではなく、無意識に落とし込む。

そうして初めて、一流に一歩近付けるのだ。一流になりたいと思っている様では、決して一流にはなれない。

私は、本書を通じてより多くの人に一流になって貰いたいと本気で願っている。一流が増える事を恐れてはいけない。寧ろ生み出す事が、私の様な一流にとって本来の責任であり、使命なのだ。


一流とは「ハチミツを食べない」事である

「一流な人」と言われて浮かぶイメージとはどんなものだろうか。読者諸君も一度本を閉じ、考えてみてほしい。

考えついたイメージを出来るだけ多く、どんな些細なものでも構わないので紙に書いて見てほしい。

どうだろうか?恐らく「お金持ちだ」「品がある」「時間を無駄にしない」「育ちがいい」という様なイメージが浮かんだのでは無いだろうか。

確かに、一般的な「一流」に対するイメージとしては間違ってはいないし、実際に一流の人達は上に挙げられた要素を持っている人が多い。

しかし、どれも本質を捉えきれていない。どれも、全ての一流に共通する「不変の真理」では無いのだ。

よく考えてみてほしい。一流の人は「お金持ち」だから一流なのか。「品がいい」から一流なのか。

そうでは無い。

ここまで読んでくれた優秀で忍耐強い読者諸君はもうお気づきだと思うが、上に挙げた要素は全て「一流である事の結果」なのだ。

一流だからお金持ちで、一流だから品が良いのである。

では何が一流を一流たらしめるのか。

一流が一流である理由。その「不変の真理」。それは、

「ハチミツを食べない」

事である。

一流は絶対にハチミツを食べない。これは全ての一流に当てはまる。絶対に食べないのだ。

それはなぜか。

ベタベタするからである。ハチミツを食べると手がベタベタする。一流の手は決してベタベタしていない。それは一流が絶対にハチミツを食べないからであり、それこそが一流が一流である理由なのである。


終わりに

この本の執筆を初めて、丸1時間が経過した。長い様で短い時間であったが、「一流の人間を生み出す」というミッションに捧げたこの時間、経験は、私の人生の中で何にも代え難いものだと感じる。

この非常に重大な挑戦の場を与えてくれた出版社の方々、執筆の為に部屋にこもりっぱなしの私を支えてくれた、妻の上野樹里にこの場を借りて感謝を伝えたい。


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