四魔卿を統べる者ゴッド・ジャバド

どうも、ケンジです。
新規カードがインパクト強すぎてカートン予約してしまいました。冷静に考えて絶対シングルの方がお得だと思いますが…ｗ

さて、タイトル通りの記事。
本日の主役は色々話題のあの子！

立派になったジャバド君

「契約編：界 第1章：閃光」で新規収録予定のXレア。
メガデッキ：ニュージェネレーションでMレア収録だったので「これは通常パックで最上位のＸレアが来るのかな？」と思ったら予想通り来ましたね。
まずスペックですが効果や召喚条件などを箇条書きするとざっとこんな感じ。
①召喚条件、コスト概要
・コスト9（軽減6、各色1色ずつ）、アルティメット
・煌臨、条件：獄契約＆C10以上『自分のターン』
・自分のフィールド/リザーブのソウルコアをゲームから除外することで自分のアルティメットに手札から重ねる
・召喚/煌臨条件：魂状態/煌臨元を含む自分の「相棒魔卿ジャバド」1体以上
②効果
「煌臨中」QUトリガー（4回トリガーチェック）
Lv3～『このアルティメットのアタック時』
・ヒットしたトリガー1回につき相手フィールドのコア2個をトラッシュに置く（4回なので最大8個）
・3回以上ヒット→相手の手札からスピリット3枚を破棄
・4回ヒット→このターン中、このアルティメットのシンボルを究極4つに固定

①について。
まずジャバド専用と考えて間違いない。C10以上はジャバドデッキだとそこまで重くないので3、4ターンあれば事故らない限り満たせると思っていい。フラッシュを挟まずメイン煌臨できるのもいい。
問題はソウルコアの除外。現状、除外したソウルコアを回収する方法が無いため実質ゲーム中1度のみの登場となる。単純に1コア失う上に他の煌臨が出来なくなるため出したターンで勝負を決めたい。タイミングが重要になるが耐性は無いため決めきれず返された時のリカバリーも視野に入れないといけない。
②効果について。
アタック時の効果は煌臨中限定のため素出しでは只のバニラとなるので注意。1ヒットにつき2コアトラッシュ、自身のコストが9なので比較的ヒットはしやすく3ヒット程度なら意識して狙えそう。
3ヒット以上ならスピリット3ハンデス、4フルヒットなら4点アタックになり一気にライフを削っていける。ハンデス枚数が多いとはいえスピリット限定なのは相手依存だが昨今は手札誘発的なスピリットが増えたため不意の襲撃を防ぐ手立てにはなる。仮にそのターンで決めきれなかった場合でも後詰めを妨げることはできる。ただミラーマッチの場合はただのピーピングにしかならないのでその際はコア除去とフルヒットによる打点を祈ろう。

相対的に実質1回の登場、耐性無し、ヒット時のコア除去と4打点…大型らしい派手さと使用タイミングの難しさがあり状況と採用枚数を鑑みて扱う必要があるアルティメットである。

■あの禁止カードの生まれ変わり？
さて、そんなゴッドジャバドですが効果を見てみんな言ってたこと。
「マグナマイザーの生まれ変わりか？」
まさか…禁止カード級！？と思ったのでマグナさんを振り返りましょうか。

コンボ関係なく純粋なパワーで禁止になった希少枠

はい、みんな大好き（）マグナさん。もはや説明不要でしょうが改めて効果などを振り返ってみましょうか。
①召喚条件、コスト概要
・コスト8（軽減6、紫4究極2）、アルティメット
・召喚条件：コスト3以上の自分のスピリット/アルティメット1体以上
②効果　TUトリガー（3回トリガーチェック）
Lv3～『このアルティメットのアタック時』
・ヒットしたトリガー1回につき相手のスピリット/アルティメットのコア2個をトラッシュに置く（3回なので最大6個）
・2回以上ヒット→相手のライフ1個をトラッシュへ送る
・3回ヒット→相手の手札をランダムに2枚破棄
煌臨ではなく条件を満たして出す必要があるものの軽減が多く条件も盤面が全滅してなければいいというレベルなので緩い。効果発揮条件もとにかく場に出てさえいればいいのでゲーム中何度も出して発揮できる。トリガー回数が3回とジャバドより1回少ない分除去できるコアは少ないが最大6個は充分相手に影響を与える数。ハンデスはランダムだが種類を選ばず捨てさせられるので相手の手札状況に依存しない。
総合して8コストと小さくはないものの
・召喚条件が緩い
・素出し、踏み倒しなど対応が効く
・ソウルコアは関与しない（何度も召喚し効果発揮可能）
・ハンデスはランダムだが種類を問わない
・シンボルは増えないがライフ貫通がある
と、効果の割に非常に汎用性が高く腐りにくい設計になっている。自身だけでゲームを決めるフィニッシャーにならなくとも相手の戦術を単体で破壊できるスペックであり紫またはアルティメットを使用するデッキならどこでも派遣できるため「存在することで相手にプレッシャーを与える1枚」となっている。

と、このようにまとめると効果こそ似たようなものだが実際はかなり中身が異なる。まあ禁止カードと比較すること自体が間違いかもしれないがゴッドジャバドは「大型らしい調整されたフィニッシャー」と捉えるのが無難だと思われる。
（それで暴れられたらもう何も言えねえ…）
なのでマグナ君は時代が追いつくまでもう少し牢屋でおねんねしてなさい。え、ミカファ姉さんだって出所したんだからええやろって？ええ加減にせえ！！
（終わり）