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投資の正体

こんにちは、憲です。
今日は『小学生と学ぶ投資』というテーマでお話ししたいと思います。
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▼ お金の本質
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まず、お金の使い方ってあまり議論されていないと思うんですね。ネットを見ても「〇〇したら稼げる」とかばっかりで、使い方についてはあまり語られていないですよね。
これは発信者が稼げる話や儲けられる話をしたいからこうなっているわけではなくて、世の中の99%の人が「稼げる」や「儲けれる」に興味を持っているからなんです。
ネットだろうがテレビだろうが、メディアというのは消費者の鏡なので、世の中が求めているからそういう発信が増えるということです。
#やっぱりみんな稼ぎたいと思っている
なので、みんな稼ぐことばっかり考えるんですが、本質はそこではないと思うんです。
1億円を稼いでも、使い方を失敗すると2億円の借金とかができたりする。お金を増やす一番の方法は、上手に使うことだと思っています。
なのでお金って、使い方を学ばないといけないと思うんですが、多くの大人は、「無駄遣いするな」としか教えてくれないんです。
じゃあ「無駄遣いじゃない使い方って何?」って聞いても教えてくれない。
要するに知らないからです。自分たちが学んでこなかったからです。
そうなんです、お金の使い方は学校で教えてもらえないんです。運転免許を持っていない人に車を渡すみたいなもので、
だから高い確率で事故が起こってしまうということです。
#お金の使い方がめっちゃ大事
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▼ お金の使い方
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使い方でいうと、「消費」と「浪費」と「投資」の3つがあると思うんですが、このうち上手なお金の使い方として取り上げられるテーマっていうのは「投資」になってくると思うんですね。
これは貯金じゃなくて「投資」です。ここを押さえてください。
まずは「投資」とは何か?っていう定義ですが、
「将来の利益のために金銭を投入すること」です。
#なんか難しいですよね
多分この段階で拒否反応が出てしまう人もいるかもしれません。なんか難しそうなイメージで、株価とかのやつ?みたいな。
いきなりそういうところに突っ込んでしまうから、苦手意識が生まれてしまうと思うんです。
結果、下手なよくわからないものに手を出して失敗するくらいなら、お金をなるべく使わずに銀行に置いておこう!(節約節約!)みたいになってしまう。
今日はそんなあなたのためのお話しなのですが、
#小学生とかの小さい子にはこうやって話してみるとわかりやすいかもしれません
例えば、200円くらいでカッターを買ったとします。これが投資なんですね。
カッターが手元になかったとしたら、1枚1枚きっちりと折り目をつけて、紙を開いて両手で慎重に少しづつ割いていかないといけないわけです。
これ、作業にめちゃくちゃ時間がかかりますよね。それだけで1日が終わっちゃうかもしれない。
だから、200円を払って、カッターという生産力を買うんですね。それによって作業時間がグッと短くなるおかげで、その後に時給800円とかのバイトをする時間が生まれたりする。
この瞬間に将来の利益が増えるんですね。そしてなるべく切れ味の良いカッターを買えば、さらに作業時間が減って、アルバイトできる時間が増えるので、「もう少し良い400円のカッターを買おう!」とかってなる。
ここで「節約、節約!」と言って、カッターを買わなかったら、1枚1枚の紙をきっちりと折り目をつけて、紙を開いて両手で慎重に少しづつ割いているうちに1日が終わる。
さてここで問題です。お金を出した時と出さなかった時、どちらの方がお金が増えましたか?
これをお子さんに聞いてみると良いかもしれないですね。
もちろんこれは鍋でも包丁でも理屈は一緒です。こんな感じで、普段使っているもので教えてあげるとすんなり入ってくるんじゃないと思います。
逆にここを教えてあげないと、道具というのを「便利なもの」としか捉えられなくて、「投資」として捉えることはできないかもしれないです。
カッターを使っている瞬間に、「便利だなー」って思うだけじゃなくて、これを使うことによって、どういう利益がどれくらい生まれているのかっていうのを意識できるようにならなくちゃいけない。
これを自然にできるようになれば、ある局面での「節約」というのが、とんでもない無駄遣いだということが見えてくると思います。
ある局面での「貯金」がとんでもない無駄遣いだということがわかってくるんじゃないかと思います。
ここは大人も一緒に学んでいきましょうということです。
ご家庭でこういった身の回りにあるもので、投資の対象になっているものは一体何なのか?そしてそれを使うことによって、どれくらいの利益が生まれているのかっていう議論をやってみると良いんじゃないかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。
憲。

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