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『性弱説をベースに設計しろ』

9月4日(金)
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こんにちは、ケンです。
今日は『「彼氏いるの?」って質問するやつはモテないし、仕事できないよね』というテーマでお話ししたいと思います。
タイトルが既に今日の結論みたいになっていますが、彼氏がいるのって質問しちゃう人は、モテないし、総じて仕事ができない。
その理由を、モテるし仕事ができる、わたくしケンが、懇切丁寧に解説していきたいと思います。
#彼女がいないのとモテないは関係ない
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▼ 悪者を作るな
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まず、男が守らなければいけないのは目の前にいる女の子だっていうことですね。ゴールはここです。
この子には、彼氏がいない可能性もあれば、彼氏がいるけども、下心か何か事情があって、それを隠したいと思っている可能性もありますよね。
もし後者だった場合、女の子は「いないよ」っていう嘘をつかないといけなくなる。
結論、女の子に嘘をつかせるなよって話なんです。
もちろん嘘をついた方が悪者になるわけですよね。
これは、「私のこと覚えてる?」って質問するのと同じで、その質問をしてもし覚えていなかった場合、誰が悪者になるかってもちろん覚えていなかったひと。
嘘をついちゃった女の子が悪者になり、覚えていなかった人が悪者になってしまうんです。
ただここで押さえておかないといけないことは、この「悪者を生んだのは誰なんだ」ということ。
答えは、「彼氏いるの?って聞いた人」だし、「私のこと覚えてる?って聞いた人」です。
この人がこの質問をしなければ悪者は存在しなかったんです。
#最大の加害者はこの人
こういう人間がモテないのは今ので説明できたと思うのですが、
ではこういう人間がなぜ仕事ができないのかっていう話に移りたいと思います。
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▼ 性弱説をベースに設計する
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「性善説」と「性悪説」っていうことを聞いたことがあると思うんですね。
「人はそもそも善か悪か」みたいな話です。
これはスタートが違うだけで言っていることは一緒なんですね。
「努力し続けないと立派な人間にはなれませんよ」みたいなことを言っています。
これは結構間違った捉えられているんですが、「性悪説」を解いたのは荀子という哲学者で、荀子が言っている性悪説の「悪」は「悪い」という意味ではないんです。
もともと人は悪いではなくて、「弱い」なんですね。
「人はそもそも弱い生き物である」っていうのが性悪説です。
性格とかが曲がっているみたいな悪ではなくて弱いという意味になりなす。
これを現代風に翻訳すると、「性弱説」とした方が荀子の意図は伝わるんではないかと思うんですね。
#人はそもそも弱い性弱説
で、お仕事っていうのは、仲間と力を合わせておこないます。
誰に何の仕事を任せるかっていうのはリーダーがやる仕事ではあると思いますが、
プロジェクトを設計する時は「性弱説」をベースに作ることが大切なんです。
性弱説の考え方の例を上げると、
机の上に財布を置きっぱなしにして席を離れたときに、席に残った人が財布を盗んでしまったとする。
性弱説では、この盗んだひとは「性格が悪いから盗んだ」、と考えるのではなく、「この財布を盗んだら良い思いができるかも!っていう誘惑に負けるくらい弱い人間だったから盗んだ。」って考えるんですね。
じゃあこの盗んでしまった人の弱さを引き出してしまったのはだれか。答えは「机の上に財布を置きっぱなしにした人」ですね。
この人が財布を置きっぱなしにさえしなければ、席に残った人が財布を盗むという罪を犯さなくて済んだんです。
これが性弱説をベースにプロジェクトを組むときの考え方です。
盗んでしまった人には罪はない。首悪の根源は机に財布を置きっぱなしにした人間である。ということです。
仕事のプロジェクトを設計する時もこれと一緒で、ミスを犯した部下が悪いのではなくて、部下にミスを犯させたシステムが悪い。
この首悪の根源は何かが考えられないリーダーは、ミスを犯した部下を責めちゃうんです。
結果、部下のせいだと思っているのでシステムが改善されないから、また部下がミスを犯してしまう。
で、これが悪循環になると、部下は自分のミスを隠そうとするから、上司にミスを報告しなくなりますよね。
そうすると、システム不備がシステム不備のままずるずる行っちゃうので、ミスがどこにあるかがわからなくなって、チームが崩壊してしまう。
なのでシステムが改善されないからまた悪者が生まれてしまう状況になります。
#悪循環怖い
こうならないためにも、リーダーというのは常に「ヒューマンエラー」をベースに考えるのでなく、「システムエラー」をベースにプロジェクトを設計しないといけないよねっていうお話しでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。
ケン。

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