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第7.5回ヒストリアカップ、不穏オフ優勝構築

「優勝したんだから構築記事書け」

と、""有名強者""のビーンさんとyasuさんに脅されてさすがに断ることは当然できないので、こうやってなぜか大昔にアカウントを作ってあったnoteに書いていくのだが、正直とても気乗りしない。なぜなら、俺はこういう文字書きの才が""全く""ないのである。多少(自身に対して危害が及ばない範囲くらい)の無茶振りなら構わないのだが、こう苦手なことについては腰が上がらない。
ただ、オフに参加して結果を残せたら還元した方が良いのは言うまでもないので頑張って書いていこうと思う。ちゃんとした読み物になるか結構不安である。

【経緯】

コロナ禍のせいで第8回ヒストリアカップは延期。また、その当時はいろいろ訳合ってニートしてて時間があったので、「バランスパとか面白そうだし組んでみるか」と考えたのが始まり。

【メンツ選び】

バランスパを組むにあたり、まず最初に考えたのはブラッキーとムウマのダブルロックとくろまなバトンからのアンコールで縛るギミックだった。
で、アンコールで縛るならSの高いポケモンの方がやりやすいのでS120のフーディンで即決。相性補完的にも良いのもgood。
次に金銀ではパーティーに採用しないことがハンデになるカビゴン。
ここまででガラガラにちょっと弱いなと感じてパルシェンを入れようと思ったが、バンギラスも重いので両方見れるスイクンにした。
最後の1枠は電気の通りがヤバヤバのヤバなので安心して止められるハガネールを採用。ガラガラは55サンダーのめざ氷と打ち合ってると負けそうなので見送った。(その理屈だとハガネールも11対面だと負けるのでは?ってなるがそこはおいておいて)
これでメンツはそろったので次はレベル配分。

【レベル配分】

ここは変なことを考えずに51と52を3体ずつ振り分ける。
まず、ブラッキーはつきのひかりは必須なので52は確定。
55レベルのS110は抜いた方が絶対に都合が良い考えてフーディンは52にした。
逆に52にするメリットが思いつかなかったムウマとハガネールは51にした。
残りのスイクンとカビゴンについては、選出することを考えれば「ブラッキー+フーディン」と同時に選出することがまずないスイクンを52にするのが良いんだろうが、そうするとパーティー全体の火力が低くなりすぎて殴り合いにならざる負えない時に不利になりそうだと思い、カビゴンを52にしてスイクンを51にした。(スイクンを52にするといろいろとメリットが多いらしい)

【参考元】

(基本的にこちらから参考にさせていただきました。ありがとうございました。)
魔人島 我流・個別分析
POKeMON Battle HiSTRiA ポケモン単体考察 for Nintendo Cup 2000

【個別】

ブラッキー

あまえる/くろいまなざし/つきのひかり/バトンタッチ@きせきのみ
型は魔人島から参考にさせていただきました。
くろいまなざしからバトンタッチ(相手次第であまえるを入れる)で有利対面を作る起点作り装置。決定力が皆無なので選出したらラス1にしないような立ち回りが必須になる。
まひやこんらん、ねむりに妨害されて起点作りに失敗するのを防ぐために持ち物は参考元と同様にきせきのみを採用。正直、フーディンにも持たせたいのだが、フーディンは状態異常になっても"まだ"何とかなるがブラッキーは致命傷になりかねないのでブラッキーを優先させた。(どのくらいの違いかと言うと凄くヤバいかヤバヤバのヤバくらいの微差)
選出時にブラッキーを出した時に脳内でなかなか勝ちを描けなかったので選出を渋ることがあって選出回数は多くなかった。今までこういう戦い方をしてこず、経験不足なところがあるため、練習会とかでちょっと強引に使ってみていけるかいけないかを見極めていきたいなーと思った。
結果論委員会的に良かったのは、パルシェンを起点にした際にれいとうビームの試行回数を稼がれて追加効果をよく引くのでブラッキーにきせきのみを持たせたのは正解だった。

フーディン

サイコキネシス/ほのおのパンチ/アンコール/じこさいせい@まひなおしのみ
ブラッキーのバトン先候補その1
サイコキネシス、アンコール、じこさいせいまでは確定として、サブウエポンについてはパーティー単位で鋼に対して有効打が少ないのでほのおのパンチを採用。ナッシーにも有効打になるのはとても偉いところ。しかし、スターミーに対してはどうにもならなくなるが、そこはカビゴンで対応する。サンダーは雷の下振れを祈りながらサイコキネシスで何とかする。あわよくばめざ氷をアンコールしてハメる。
持ち物は何を持たせればいいのかわからなかったので魔人島から参考にしてまひなおしのみ。
くろまなバトンからのアンコールでハメる以外にもエースとして使っても普通に機能したように思えた。なんなら使っていくほどにそういう使い方になっていった。それだけポテンシャルの高いポケモンだと感じた。
くろまなバトンで繋がっていなくてアンコールで縛れそうな時の立ち回りが微妙で、素直にアンコールするか交代読みで行動するかの択がマジでわからない。
52にしたおかげで55ケンタロスに上が取れるようになって勝てたこともあったのでレベル配分は間違っていなかったと思った。
実際に使った個体は厳選を甘えたオスなんだけど、絶対にメスの方が良い。ばくれつパンチやめざパをちらつかせるよりメスからのメロメロが効かない方が絶対に都合が良い。

ムウマ

くろいまなざし/ほろびのうた/みちづれ/まもる@おうごんのみ
ブラッキーのバトン先候補その2
くろまなバトンから繋がったらほろびのうた→まもる→まもるorみちづれ→交代or居座りと展開していく。また、自らくろいまなざしをしてほろびのうたと展開する立ち回りも行う。
ということで、技は上記の4つに決まった。
この時代の2連まもるの成功率は50%。金銀の環境では50%なんて普通に飛び交っているのだから2連まもるも例外なく自然に使っていける。ただ、みちづれをした方が良いならそっちを選択する。そこは状況を見極めて立ち回る。
どくどくやあやしいひかり、でんじほうがほしくなる時もあってまもるの枠は何を採用するのが正解かはなんともいえないところ。
持ち物は参考元からおうごんのみ。ちょうど余ってたので都合が良かった。そのおかげで耐久面が底上げされて場持ちが良くなり、流しやほろびのうたでの処理がしやすくなった気がした。
ムウマは相手を倒せる手段を一応持っているが、ラス1に残したら何もできなくなるのでブラッキー同様に立ち回りは意識したい。特にブラッキー+ムウマの選出をした時はムウマを切るタイミングは重要になる印象を持った。組んでみたいと言っておきながらアレだけど、まさかこんな高度な立ち回りを強いられるとは思わなかったしこのコンボ自体決められる機会があまりないしでこの組み合わせの選出はほとんどなかった。

カビゴン

すてみタックル/じしん/のろい/ねむる@はっかのみ
カビゴンのメインウエポンは何らかの理由が無い限り55カビゴンの身代わりを確定で壊せるすてみタックル一択と思っているのでそれで確定。(そもそも、そんな対面が起こるかは知らないが、50のしかかりだと55みがわりがほぼ確定で耐えるのを知ってからすてみタックルしか信用できなくなった)
1ウエポンだと心もとないのでサブとして安定感があって優秀なじしんを採用。バンギラスに対して少し強くなれる点も偉い。パーティー単位であまり強くないしで都合が良い。
場持ちを良くするためにねむる+はっかのみ。これだけで高火力特殊アタッカーに対しての粘り具合が大きく変わってくる(体感)。
最後の枠にのろいを選択。火力の底上げをしたいのと、なんらかの展開でバトンタッチから出てきた時に強そうという理由で採用した。
攻撃技にすてみタックルを採用したことで55サンダーを確定3発、のろい1積みで2発で落とせる。これはおんがえし(やつあたり)ではできない(どちらも中乱数)。また、3積み(1積み+いばる)で中乱数1発。この違いで試合を有利に持って行けたこともあり、メインウエポンはすてみタックルで正解だった。その際に、ねむる+はっかのみも有効に働いたのできれいにかみ合ってくれた。
ただ、じばくがなかったことによって不便を感じたこともあったのでじしんの変わりに採用するのもありかもしれない。また、ねごとにすれば物凄く薄い催眠対策も取れるから本当にここの枠は改善余地がありそう。

スイクン

なみのり/れいとうビーム/ねむる/ねごと@ひかりのこな
タイプ一致技でなみのり。ガラガラやバンギラスを処理するために必須。草に打点がほしかったかられいとうビームを採用。ねむり対策でのねむるとねごと。
持ち物は「これ!」というものが思いつかず、「ひかりのこな、しんぴのしずく、ピントレンズの中から選択かなぁ~、HiSTRiAに乗っているサンプルの型はひかりのこなだからそれでいいや」と、いう感じで決めました。
使ってみた感じだと、意外となみのりでHPを削る機会が多くてしんぴのしずくでもいいのかもしれないと思った。(でもきっと、じばくやだいばくはつをひかりのこなでかわしたら「ひかりのこなしか勝たん!」って言うと思う)
どくどくが欲しくなることがそれなりにあったが、れいとうビームを切ってまで採用は微妙かなぁ~って言い聞かせてる。
レベルについては今回は51でも今のところ特に不都合はなかった。

ハガネール

じしん/どくどく/ほえる/だいばくはつ@たべのこし
型はPOKeMON Battle HiSTRiAから参考にしました。
とりあえず電気、ムウマ、カビゴンに出していく。そしたら、どくどくやじしんをする。サンダーがみがわりしてきたらほえる。
ハガネールはカビゴンとSの種族値が同じなため、51ハガネールは50カビゴンに確実に先制取れる。それにより、同速での運ゲーが発生しないため、どう上から立ち回るかを考えればいいので事故が起きにくいのが良いところ。
ただ、だいもんじ入りのカビゴンが増えてきた印象があり、ハガネールの使用率の高さからさらに増えていきそうな予感がするので、立ち回りが窮屈になる未来が予想される。

【おわりに】

不穏オフの前にシロガネリーグに参加した時もこのパーティーは使っていて、その時に、金銀対戦の古参でバランスパをよく使っているトルンさんとパーティー(https://meikaizerogin6y.hatenablog.com/entry/2020/12/15/215841)が(レベル配分は異なるが)5体被り(違いはハガネールとエアームド)で「方向性はあっていたんだなぁ~」と感じてそれなり以上の信頼性が保証されてそうと思えて安心した。
自分のパーティーは催眠対策が怪しく、何らかの理由でスイクンが出せないと苦しい戦いになるのでどうにか対策したいけど、なかなか難航しそう。正直、ねむりごなナッシーが増えないでほしいなぁ~って願いつつ、しばらくはこのまま使っていこうと思う。

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