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JCS4-3のジュラルドンVMAXデッキ

これは初大型大会のJCS2021に自分が持っていったジュラルドンVMAXデッキについて残しておきたいと思ったので記録として書いています。そのため誤字や文法がおかしかったりするかもしれませんがご了承ください。

デッキ選択理由
発表当初から強い特性を持ち安定したダメージを出せるということで注目していました。最初は新弾のチルタリスでキバナやローズをサーチして気絶から動くタイプで考えていましたが大会の結果やYouTubeなどを見てドータクン型に落ち着きました。

これが初めて作ったジュラルドンVMAXデッキです。ジュラルドンの特性を止められたくないので混沌のうねりを入れて相手が攻撃するときに雪道をはる難易度をあげることを考えていました。
しかし、このデッキ案を作りいざ組んでみたところ明確な弱点が判明しました。
それは黒馬バトレックスデッキや悪パーフェクションデッキなどの特殊エネルギーを採用してないデッキに対して取れる手段が少なく特にミュウミュウに対して弱く、こちらの最大打点が230なので一撃で倒すことができず黒馬に入っていたらGX技で回復され、悪パフェに入っていたら追加効果デットムーンでワンパンされる。
とても勝てそうに思えませんでした、デッキを組んだ当日に友人の黒馬ミュウミュウに一勝もできず心が折れかけました。しかし、環境トップの連撃ウーラオスには強くでれると確信していたのでいっそのこと黒馬と悪パフェは捨てていくプランも考えましたが、個人的に連撃ウーラオス、黒馬マホor黒馬ミュウミュウ、悪パーフェクションがそれぞれ使用率トップ3に入ると予想していました。トップ3の内の2つを相手できないとなると非常に立ち位置が弱く勝率を上げることが難しいと思いました。なので、黒馬、悪パフェ対策で何かいいカードがないか考え出た答えが頂への雪道でした。頂きへの雪道を入れることで苦手とする環境トップデッキに対してある程度勝ちを掴むことができると考え最終的にJCSに持ち込んだレシピがこれです

特殊エネルギーを採用してないデッキに対し雪道をはりそうでないデッキにははらないという当たり前のプレイングを心がけました。

主な採用枚数と理由
ジュラルドンv2枚
ジュラルドンVMAX2枚
 前述したコンセプト上不利対面相手には出さないこともあるため最低限のラインだけとなっています。1枚づつだとサイド落ちしたときに有利対面に対して遅れをとるので2枚づつとなっています。
デデンネGX2枚
 ここは最後の最後まで悩みました。1枚にするとデッキの枠が開きますがデデンネを使ったあと、手札事故が起きたときや、終盤リセスタで手札が減らされた時の解決策として2枚採用しました。ビリリターンもプランになるので2体置いても大丈夫だろうと踏みました。
ドーミラー2枚
ドータクン2枚
 本当は3枚ラインで入れたかったですが枠の都合で2枚ラインに。ポケモン少し削って3枚入れた方がバレットを活かせるとは思います。
マーシャドー2枚
雪道3枚
 ここは明確な理由があってこの枚数にしています。雪道を嫌うデッキのほとんどに混沌のうねりとマーシャドーが入っておりその枚数は混沌2.マーシャドー1がほとんどです。なので、混沌を2回割れて尚且つ一回割られても大丈夫な最低ラインを揃えてます。ですが、先に雪道を張ってから混沌で割られるときびしくなります。なのでマーシャドーはそのまま雪道を4にした方がいいかもしれません。
ザシアンv2
 ここは正直1枚でもいいかと思います。先行をとるので最初の山上7枚+デデンネの6枚の最大枚数みてドーミラーを置けてかつ、余裕があれば置きます。しかし、置けるとふとうでエネ加速できる可能性があり、先行2ターン目からしっかり技を打つために安定をとって2枚採用しています。
ザマゼンダv1枚
 ジュラルドンが苦手かつ雪道が効かないデッキやVMAX主体のデッキに強く出れるカードとして採用しました。
クワガノンv1枚
 苦手なデッキや先行2ターン目で3エネ場にたまらなかった時に使えるよう採用しました。しかし、後述する理由で結果かなり浮いているカードとなってしまいました。
ガラルサンダーv1枚
 ムゲンダイナや悪パフェに対する切り札であり、場にエネが少ない状態で相手のデデンネや体力の少ないポケモンを倒すために入れましたがこれもクワガノンと同じ理由で浮いてしまいました。
ワタシラガv1枚
 基本は最後にボスで勝ちの場面でボスに触りやすくする為ですが、状況に応じて博士になったりモミになったりかなり使えるカードでした。技でベンチを空けつつもう一度使えるのも強いです。
エリカのおもてなし1枚
 ハンドを変えたくないけど山を引きたい時ように1枚採用しました。ここはマリィをもう一枚でもいいかもしれません。

不採用カード
 ミュウ(ベンチバリア)
新環境になりミュウがチャーレムに倒される可能性が非常に高い+連撃デッキはそこまでキツくないことを考える不採用にしました。
 アルセウス&ディアルガ&パルキアGX
正直相性の良さに気が付きませんでした。しかし、知っていても入れなかったと思います。
今の環境だと少し足りないHPでサイド3枚取られるリスク、このデッキはコンセプト上ドータクンを常に置くことは難しい場合があるのでもし置けなかったときに腐るため入れなかったと思います。
 他にもキュウコンVやイエッサンVなどを入れようとしましたがそれだとVバレットになってしまうため、あくまでジュラルドンデッキとして組んでいるため採用しませんでした。ほかのVポケモンを入れるとはジュラルドンや雪道をなくしてもっとマルチに対応できるデッキにしたと思います。

主なデッキへの対応予想
今の環境デッキと言われているデッキタイプのほとんどに勝率5割〜6割出せると思っていました。
連撃ウーラオスに対してはジュラルドンを立てザマゼンダをベンチにおき、相手が水の塔をはったら返しでマーシャドーで割る、ここを意識しておくだけでかなり有利になります。
黒馬バトレックスはミュウミュウ型としか対戦経験がないためミュウミュウ型で考えると、早い段階から雪道をはり相手にマーシャドーやうねりを要求してこちらはジュラルドンやザシアンを立てて速攻で攻撃していくプランが一番強いと思います。雪道を貼ることによる相手の事故+ビリリターンとキョダイフンサイでミュウミュウを落とせるとかなり有利になると思います。注意しなくてはいけないのは中盤から終盤にかけて雪道を割られたときにすぐに貼れないと場にエネルギーが溜まっていき最終的にジュラルドンが一撃でやられる可能性があるのでなるべく常に雪道を貼ることを考えてました。
悪パーフェクションに関しても大体同じですがこちらはジュラルドンを早くに置かないようにしていました。理由としては相手のターンに雪道を割られてジュラルドンVMAXが追加効果デットムーンで倒されると次のターンに雪道を貼ることができず、そのままあくのはどうでザシアンだったり、しょうがなくだしたドータクンやマーシャドーを倒される可能性が非常に高く、相手のサイドが1〜2枚なのにこちらは次のターン相手の技を耐えられなく負けるからです。なので最初はザシアンやクワガノンでダメージを与えつつ追加効果ありデットムーンで倒されて、相手の場にエネルギーが多いときに雪道を貼りリセットスタンプから一撃でやられないジュラルドンで戦うというプランが一番戦いやすいです。なので悪パーフェクション相手には最初の雪道で詰ませてイージーウィンかリセスタからの大逆転が多くなりそうな気がしました。
ムゲンダイナは最近特殊エネルギーよりも基本エネルギーが多い構築が多いので特殊エネルギーをはっていたら雪道を貼らず、ジュラルドンを見て基本エネルギーだけで来ようとしたら雪道を貼るといいと思います。デッキコンセプトの関係でマーシャドーが入らないので雪道でムゲンゾーンを止め、ベンチ埋めた状態でのドロサポでスタジアムをひかれないことをお祈りします。雪道を貼らないのであればガラルサンダーでムゲンダイナを倒しにいくプランも考えました。
白馬バトレックスはジュラルドンを立てるよりもザシアン、ザマゼンダで戦った方が強いのでそこでサイドを取りつつ保険でジュラルドンを残しておき入れ替えなどが尽きた場合でも連続で殴れるようにしておくと万全です。下手に展開するとあなぬけやボスで倒されるのであまり展開しない方がいいと思います。
ルカメタはかなりの運が必要でザシアンを先に倒した方が有利になると思います。このマッチではザマゼンダは置かずジュラルドンを置いてザシアンとジュラルドンをメインに戦おうと考えてました。
一撃ウーラオスはブラッキーが怖いですがそこをガラルサンダーで倒せると一撃ウーラオスを倒すだけなので一撃ウーラオスを倒しつつ場に雪道とマーシャドーとガラルサンダーでボスを打てるようにしていこうと考えてました。

実際に使ってみて
まずジュラルドンと対戦したことがあるプレイヤーがあまりおらずその点でも相手の予想を崩せたと思います。
やはり雪道を貼ることによって苦手とする対面でも勝ちを掴むことができたので雪道を入れたことは間違いではないと思います。しかし、雪道を入れたためジュラルドンとドータクンラインが少し薄く何かしらがサイドにいくだけで想定していたプレイングと大きく変えてサイドを取りにいかなくてはいけなくなったりしたためかなり運要素が強くなってしまいました。
攻撃するためにエネルギーを集めたポケモンがやられると場のエネルギーがかなり減るためそこをカバーできるカードが欲しいと強く感じました。
ガラルサンダー、クワガノンは使用するのが難しく、とくにクワガノンは早い段階から打てると強いのですがそこに2エネつけるとそれで1ターン稼いでも、もしやられたら場のエネルギーが足りず攻撃できないという場面がありとても不安な要素でした。
今回の対戦ではガラルサンダーとクワガノンが強いマッチがなく常に腐ってしまいましたが、ガラルサンダーは最後の締めクワガノンは相手が動けない時などに出せたら強く戦えるのではないかと思います。

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