東女美女烈伝.26 荒井優希

すべてのアイドルのために闘うプリンセス

荒井優希は美しいんだ。

私はモー娘。直撃世代。SKE48の始祖であるAKB48系統には疎い。
覚えているのはAKB直撃世代の実弟に柏木由紀の握手会に誘われたが、急な仕事が入り行けなかったということくらいだ。あんなに上司を殴ろうと思ったことは後にも先にもない。

それはそれとして。

荒井優希は最前線の現役アイドル。
我が国のど真ん中名古屋市栄に専用劇場を構えるSKE48の中核メンバー。
そんでもってなぜかプロレスラー。会いに行けるアイドルであり、そんでもって会いに行けるプロレスラー。

彼女はアイドルという存在について、

「リアルじゃない存在でなきゃいけない。」

と言っている。至極核心。ケーフェイ。


私としてはプロレスラーもそうではないかと思う。彼女はこう言う。

「プロレスラーでいるときは自然体でいれる」

ケーフェイくそくらえ。トンパチ。

インペイラー戦で強烈な場外ボディスラムを受けた。重低音は南側最後列まで届いたという。苦悶に歪む表情。私は現地で彼女の呻き声を聞いた。
痛がっていいんだ。出したい声を出していいんだ。自由でいいんだ。
彼女の思うレスラー像は素直だ。ナチュラルトンパチ。
アイドルもそうなのだろうが、プロレスラーになってから彼女はひとつひとつの"ミッション"が与えられ、それらをクリアしていく日々にワクワクしていたとのことだ。仕事とはかくあるべし。うらやましいかぎり。

2024年1月4日後楽園ホール。インペイラーに勝利し、ついに彼女はティファニーブルーの勲章を手にした。
目標は海外で試合をすること。
腰に輝くティファニーブルーはそれを後押しするステキな宝物。
彼女は日本に存在するすべてのアイドル達に光明をもたらした。
プロレスやろうぜ。

世界よ、荒井優希をくらいやがれ。



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