新庄村へプロレスを観に行ってきた.2
40年足らずの我が人生において最高の思い出がまたひとつ。
旅番組で地元の人の温かさ云々なんて軽々しく言ってしまう◯サラダ系芸能人達がいる。
芸の能がある人間が軽々しくも。
そういうことを言ってはいけない。
無理を承知で招き入れてくれた岡山一番街の居酒屋の女将。
パン屋さんの場所を懇切丁寧に教えてくれたホテルフロントのNさん。
荷物がバラバラでどうしようもない私に紙袋を差し出してくれた新庄村のお姉さん。
そしてなにより。
私にあらためてプロレスのチカラを教えてくれた、
私はプロレスをやったこともないくせにメジャー以外は全部クソという規模思想の原理主義者だった。
今日新庄村で見たプロレスでその澱んだ世界観は一変した。
人には、団体には、それぞれの夢があってそれぞれの役割がある。世の中と一緒。
コドモ達はオトナなんかよりずっと素直で正直だ。
原宿ぽむの後をてくてくと何か言いたげについていく女の子。
第一試合の風城ハルと渡辺未詩の列がいつまでも途切れないことがそれを証明している。
プロレスにできてMMAにはできないこと。
プロレスにできてスポーツにはできないこと。
プロレスのチカラという役割。
オトナだからって斜に構える必要はない。
目の前で起きているそのゲンヂツに対して素直に正直に感動できる人間になりたい。ならなくては。
新庄村と東京女子プロレスに教えられた。
思春期のやり直し?
私は今日からプヲタのやり直しを始める。
さあ、もう桜木町だ。
あー、もう東女が観たい!
ワン!ツー!スリー!
ありがとーっ!
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