道 〜点と線〜
猪木の「道」という詩がある。
いっぱしのプロレスファンなら暗唱できるはずだ(現に私はノー検索で打っている)。
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道は無し
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わずいけよ
行けばわかるさ
角田奈穂ーーーっ!
湯本亜美ーーーっ!
湯本?亜美?
BE TOGETHER! BE TOGETHER!
去年角田奈穂の舞台を見に行った時に格段に別格のオーラを放っていた美女ではないか。
それはそれとして。
年末の記者会見といい、昨日のイベントといい、バラバラに散らばっていた「点」が繋がったような気がした。
旗揚げ時のコンセプトに基づいた「理想郷」へと近づいていく東京女子プロレス。
もう世代交代に拳を交えて肌を合わせての時代ではないのだ。
世代交代はリングで起きているんじゃない!オフィスで起きているんだ!
入院していた頃、作業療法士の方が人が生きるには「役割」が必要。「社会との繋がり」を含めてと言っていた。
東金の(もうひとりの)英雄のように。
そうか。そういうことなのか。
「楽しむ」
角田奈穂の言う「楽しむ」とはそういうことだったのか。
楽しむという役割。社会との繋がりを楽しむということ。
私も見習わなくてはならない。
年末年始から昨日のイベントはじめ、角田奈穂界隈で現れ始めた「点」が「線」になった。
私は「線」を長くすることはもうできないが、人生という「線」を太く濃いものにはしたい。角田奈穂のように。太く濃く短く(奈穂さんは太く濃く長く)。
フォトブックのタイトル。
誰もがそう。最初で最後の人生。
これ以上踏み込むと、オトナの人に叱られてしまうのでこのへんで。
推しが前向きに「線」を踏み込めるのが一番だろ。なんにせよ角田奈穂の「復権」の時は近い。
だからといって私のスタンスは変わらない。
友人から今のようなスタンスでプロレスを見るのはやめたほうがいいと毎日グループLINEという給湯室でお小言を言われている。
プロレスラーに理想を押し付けるなとも(全プロレスファンが認識すべきこと。プロレスラーはあなた方の玩具ではない)。
そんな中で今のスタンスを維持していくのは私も正直難しい。一度乗りかけた、漕ぎ始めた船を今さら簡単にアレすることはできない。もう航路を変えることはできない。
今回書いたことは不満でもなく感想でもなく事実を受け止めた上での前向きな邪推(プロレスファンの悪い癖)。
確実に「その日」が近付いているのは確かだ。
ならば。応援していくしかない。
まずは両国。カマす。そうだろ(ネタバレ消費)。
まだまだ「沼」に引き摺り込まれていたい。
角田奈穂は強いんだ、負けちゃいけないんだ。
※来月からage37です
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