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入札方式での土地売却


「B社の方がアポ無しでいらしているんですけど」
と受付のMさんから電話が入りました。
事務所には5分後に戻るので、少し待っていただくことにしました。

現在、売却のご依頼を頂いている住宅地。
駅から少し離れた閑静な住宅街の中にある100坪以上の土地です。

高い値段をつけてくれるのは新築戸建分譲会社でしょう。

このエリアで高く買っていただけそうな3社にお声掛けしました。


基準価格を7,500万円に設定して、期日までにそれ以上で高い金額を出していただいた会社に売却するという方法を取ることに。


最低敷地面積規制が無いため、分譲会社によって区割の仕方が変わってきます。
A社は3宅地、B社は4宅地、C社は5宅地、と会社によって分譲プランが分かれました。
買取価格はB社が最も低く、6,800万円。
A社は7,600万円、C社は7,900万円。
宅地数が多い方が買取価格も増える傾向にありますが、2番目に宅地数を取れるB社が一番低い金額になりました。

もちろん、基準価格を下回っているからといって、その買い付けを邪険に扱うことなんてしません。
買い付けを入れるには、現地を見て、調査をして、プランを入れて、収益計算をして、上司の確認をもらって、とかなりの労力を使うことは分かっています。検討して価格を提示してくれただけで有難いものです。
買い付けをいただいた時は、他の会社のこともあるので、「ありがとうございます」しか言いません。

B社の方がアポ無しでいらしたのは、基準価格を大幅に下回った金額での買い付けでも私が不機嫌な様子を見せなかったため、実際は基準価格以下の買い付けしか入らず、もう少しプッシュすれば何とかなるかも、と思われたからのようです。

B社の方に無駄足を運ばせてしまったことを考えると、基準価格以上の買付が入っていることだけでもお伝えしておいた方が良かったかも知れません。


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