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狂気の焼き鳥屋。

「焼き鳥屋でミシュランを目指しているんですって」

大船のヌシにご案内いただき、焼き鳥に連れて行ってもらいました。

隠れ家を通り越して、入口を探すのも一苦労なお店。

ただ、店内は綺麗でオシャレです。

「お任せでいいっすか?」

とクマのようなご主人。(こちらにもクマさんがいました)

もちろん、お願いしますっ!

出てくる焼き鳥、どれも絶品です。

ジューシーで、大きい!

こちらは4人で機嫌よく食べていたのですが、ご主人の様子がおかしい。

なんかブツブツ言ってます。

「足の調子が悪くて病院行ったんだけど、まだ良く無いんだよね〜調子出ないな〜」

いや、いやほんと美味しいですよ。

「う〜ん、今日、フリーでいいや!適当に焼くので、食べてもらっていいっすか?何かすみませんね!」

何がスミマセンか、良く分かりませんが、お店に「フリー」っていう制度があるんですか。

「お客さん全員、伝票つけなくていいからー」

店員さんに、生まれてこの方聞いた事ない指示を出しました。

どんどん供給される焼き鳥を貪り喰います。

しばらくすると、

「飲み物もフリーでいいや!何でも頼んでください。このスパークリングワイン、いいやつですよ。開けちゃいましょうか!飲みますよね!ホント、すみませんね!」

ホント、何のすみませんでしょうか?

合間にお冷やも出してくれる気遣いも。

流石に落ち着いてきた頃、

「ご飯ものもありますよ。これは店員が動くのでお代頂いちゃいますけど」

逆に、お代を払う隙を探しているところだったので、4人で鶏そぼろご飯4杯と、卵かけご飯4杯を平らげてきました。

お店の名前もこちらから、直接お尋ねください。
(既に予約の取れない店になっているようですが、、)


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