将来の収益
今日の事業の収益は赤字でない限り社長にとって大した重要性はない。
大切なのは、あくまでも会社の将来の収益なのである。
過去の数字が優れているということは、過去においてすぐれていたということであって、現在も優れた企業であるということではない。現在優れているかどうかは、企業の未来に対してどのような決定がなされているかによって決まる。
未来に対する正しい決定とは、市場の変化、顧客の要求を見極めてこそ、初めて行えるものだ。
優秀な社長は今年のことは考えず、わが社の未来を考える。今年のことは既に3年前に手を打っているからである。
さて弊社はどうだろうか。事業の内容についてはなるべく早く一年の計画を立てている。ただこれは地域の同業他社に比べて比較的きちんと立てている計画なだけであって、優れた会社と比較をした時にはまだまだ未来を考えていることにはならないと思う。
まず現状を、そしてビジョンをしっかりと明文化をする。その上で3年後5年後の未来を考え、どのように展開を図っていくか意思決定をしていこう。
次年度が我々にとって新たな出発点だ。
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