見出し画像

心にゆとりがないと他人に優しく出来ない ~自分に優しく 人にやさしく~しごとをあそぼ#4

私は毎日、命と向き合う病棟で
赤ちゃんと向き合っています。
深夜に救急搬送で赤ちゃんが運ばれると
一気に緊迫した空気が流れます。
私は保育士であり、
出来ることは限られています。
入院中の赤ちゃんが緊迫した空気を感じ
泣き出してしまうと
泣きの連鎖が起きやすい上、
泣くことで赤ちゃん自身が体力を消耗し
疾患に影響を及ぼすこともあり
泣きを諌めることは大切な仕事。

命の現場であり、緊張は常にあります。
ナースさんもピリピリする時もありますし
病棟に関わる多くの職種の方も
緊張する場面も多々あるのです。

緊張した場面で自分に余裕がない時ほど
私はいつもならミスしない容易な事でさえ
ミスしてしまい、それが重なってしまうと
時間のロスになり、
職場の雰囲気が一気に悪くなることも。
そんな時は、落ち込んで凹んで
自分を責めがちです。
疲れきっているのに眠ることすら出来ません。

昨日らじるらじるにて
仕事での苦しい思い出を吐露されているのを
耳にしました。
それは、私が好きな番組
『しごとをあそぼ』です。
今まで記事で番組についてご紹介しています
よろしければご覧ください。

今回はエッセイストで著書
「家族だから愛したんじゃなくて、
 愛したのが家族だった」がドラマ化された
岸田奈美氏がゲスト。
今回の番組内で、
岸田氏は会社員時代に仕事にのめり込み、
仕事が人生の全てであったように生きている中
同僚が自分への誹謗中傷を社内チャットで
仲間に送信するのを誤送信で自分が受取り、
あまりの内容にショックを受け
仕事への自信も一気に失くし 退職した過去を
赤裸々に語っています。

MCの高橋弘樹氏も自身が仕事にのめり込む性分で
岸田氏の気持ちが痛いほど分かる!と
会社員時代のお話に耳を傾けていらっしゃいます

岸田氏は辛い思いをした会社員時代に
自分は周りを必死にサポートし続けたのに
自分を見捨てた人達へ恨みを持っていた、と語り
退職して時間が経ってから、
何故自分を見捨てたのかを相手に確認しに行ったと。
すると相手は謝罪をし、
「助けたかったけれど、自分が助けることで
 周りから岸田さんを庇ったと
 目をつけられるのでは、と不安だった」
「ハッキリ言って目の前の仕事をこなすことに
 精一杯で、全く余裕がなかった」
と言われた、とのこと。

岸田氏も高橋氏も
″ 仕事は好きで良いけれど、
自分に余裕がなくなると
心がささくれて、結局ミスが多くなるし、
自分に優しくなれないし好きでなくなる。
自分が好きで自分に優しく出来ないと
他人に優しくなんか出来ないよね ″
と話して共感していらっしゃいました。

その話には、私もとても共感します。
やはり、忙し過ぎるとミスはしやすくなるし
自分に優しくなんて出来ないし、
だから、
周囲には優しくは とても出来なくなってしまう

心にゆとりがないと他人に優しく出来ない

忙しい時ほど、心に余裕を持ちたいし
笑える余裕を持ちたい。

『自分に優しく 人にやさしく』
自分に優しく出来る人は
人にもやさしくなれる筈。

しごとをあそぼはらじるらじるで
聴き逃し配信中です。
お耳に空きがありましたら、是非。



今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?