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#3究極の睡眠への道

健康と快適な眠りのためのガイド


睡眠と音について

ストレス音に対処し、リラックス効果のある音を活用することで、良質な睡眠を促進できることは前回述べましたが、私達の体(脳)へはどんな良い影響があるのでしょうか? 
私自身、もっと知りたくなったので深掘ってみますね。

リラックス音を聞く効果

  1. 自律神経の調整:リラックスする音を聞くことで、自律神経のバランスが整い、交感神経と副交感神経の働きが適切になります。
    副交感神経が優位になることで、心拍数や血圧が低下し、リラックス状態に入りやすくなります。

    2. ストレスホルモンの低下:リラックス効果のある音を聞くことで、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が抑制されることが研究で示されています。ストレスホルモンの低下により、リラックスしやすくなります。

    アルファ波の増加:リラックスする音を聞くことで、脳波のアルファ波が増加します。アルファ波はリラックス状態や瞑想状態に関連し、心身のリラックス効果を高めます。

    睡眠ホルモンの分泌:リラックスする音により心身がリラックスし、自律神経の働きが整うことで、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が促進されます。これにより、質の良い睡眠が得られる可能性が高まります。

音による効果の違い

自然音、リラクゼーション音、瞑想音といったリラックスできる音には、それぞれ異なる効果があります


自然音: 自然音は、心地よい環境音(海の波の音、雨の音、川のせせらぎ、鳥のさえずりなど)が、心身の緊張を緩和し、リラックス効果を高めます。自然音がリラックス効果をもたらす理由は、人間が自然環境に適応して進化してきたため、自然音に囲まれることで安心感や安全感を感じることができるからです。自然音が生み出すリラックス効果は、心拍数の低下や血圧の安定、ストレスホルモン(コルチゾール)の低下につながることが研究で示されています。

リラクゼーション音: リラクゼーション音は、穏やかなメロディーやゆっくりとしたリズムを持つ音楽で、リラックス効果があります。
リラクゼーション音楽は、自律神経の調整やストレスホルモンの低下、アルファ波の増加を促し、心身のリラックス効果を高めます。また、
リラクゼーション音楽は、音楽療法の一環として使用されることがあり、不安やストレスを軽減する効果が研究で示されています。

瞑想音: 瞑想音は、瞑想やヨガの練習に使用される音楽で、リラックスと集中力を高める効果があります。瞑想音には、チャント(唱える音)や繰り返しのリズム、周波数の調整がされた音が含まれており、脳波をアルファ波シータ波の状態へ誘導します。
これにより、リラックス効果が高まり、瞑想の効果を向上させることが期待できます。瞑想音を聞くことで、ストレスの軽減や自律神経の調整、心身のリラックス効果の向上が期待できます。

瞑想音を利用した瞑想練習は、自律神経のバランスを整え、ストレスホルモンの低下、心拍数や血圧の安定化に寄与します。また、瞑想練習を定期的に行うことで、注意力や集中力の向上、不安感やストレスの軽減などの効果が得られることが研究で示されています。

まとめ 

音に関する睡眠環境の最適化とは
良質な睡眠と音に関して、ストレス音の低減とリラックス効果のある音の活用が重要であることがわかりました。
また 個人的には、音の種類によって効果が違うことが新たな気づきでした。
ぜひ、皆様も自分にあったリラックス音を探して良質な睡眠を手に入れませんか?

次回は 睡眠と食についてです。