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The Life in the United States 13 〜August 27th 2018 〜

こんにちは、Kiyoです!
閲覧ありがとうございます!

最近2週間ほど山の麓にキャンプに来ております。
ご飯もヘルシーで美味しく朝昼晩食べられて、適度な運動もできるので、ロックダウン中の激太りを解消できそうです!
日々、みんなに一緒に走ることを促されて、走らされています。
10年ぶりくらいのランニングで毎日死にそうです。
有酸素の域超えてるな。

そんな訳で、今回は忘れもしない2018年8月27日のことについて書いていきたいと思います!
これだけだと、ここで読むのをやめてしまう人もいると思うので、簡単に言うと僕のATCとしてこうありたいというのが決まった日です。

ではいきましょう!


1. 8.27.2018

LWCでの勤務初日、後半終了間際に決勝ゴールで見事バースデーウィニングが起きて1週間、アスリートの名前を一所懸命覚えていた時に事は起きました。

いそいそと水を注いでいたら断末魔のような悲鳴が聞こえ、振り返ると1人横たわっていました。
悲鳴からして只事じゃないと思い、ピッチの反対までダッシュをします。
押さえている箇所は足首あたりで、膝じゃなく少しホッとしながら駆け寄りSOAP開始です。

発生機序や押さえている場所的に外反捻挫っぽいので、とりあえずスパイクと靴を脱がせます。
尋常じゃなく腫れていて、顔面蒼白+疼痛の強さから、もしや折れた?と思いつつ、とりあえずATルームに運びます。

少し落ち着かせ、あれこれ確認したりテストしたりします。

基本整形外科系のテストは疼痛で何もできず、Ottawa Ankle Rulesも当てはまり怪しいので、とりあえずX-rayを撮りたいとヘッドに相談しにいきました。(腫脹が強くdeformityは確認できなかったですが…)

ヘッドのとこに行って説明をすると、とりあえずもう少し落ち着かせてみなと言われます。

X-rayくらいさっさと撮らせに行かせてくれよと思いつつ、落ち着かせます。
アスリートは少し気分もよくなり、何かあったらすぐ連絡するように伝えて、一旦ブーツを履かせクラッチを渡して寮に帰すことに。

次の日のフォローアップに来た時、腫脹は少し落ち着いて痛みも昨日よりはマシになり、テストもできる状態になりました。
ATFの捻挫だろうということで、X-rayなしでトリートメントしていくことになりました。

結果としてはそれで復帰したので良かったです。

ここまでで何も自分の目指すATC像を決定づけることはなさそうです。

では何がそうさせたのか。



2. 冷静沈着

この時、ピッチからATルームでヘッドにX-rayを撮りたいと言うまで、冷製を心掛けていましたが、折れたかもということが頭をよぎり不安で一杯でした。
アスリートもとてつもなく痛がっていたし、とりあえずX-rayだけでも撮れればと思っていました。

ただ、この時のヘッドの僕への対応からハッとさせられたことがありました。
彼はとても落ち着いた口調、トーンで僕に話しかけアドバイスをしました。
それで僕は頭がクリアになりました。

人が慌てているとソワソワするように、ATが自分のことで慌てているとアスリートもとても不安になります。
この点は、気にかけていたつもりでしたが、色々な理由で忘れていたなと、その日家に帰ってからすごく反省しました。

良くも悪くも、僕はアスリートと距離が近く、幸運なことに好いてくれます。
その人が慌てたらアスリート自身も不安が大きくなるよなと思い、SOAPがしっかりできてもEBMだったとしても、それじゃダメだなと。



3. 僕のATとしての在り方

この日から、緊急時はその場で一番冷静な立場でいようと心に誓いました。
話すトーンや口調などにも気をつけようと。
内心ではめちゃくちゃ焦っていたとしてもポーカーフェイスを貫こうと。

アスリートと近いのは悪いことではないし、僕は自分のストロングポイントの一つだと思っているので、そういうATが落ち着いていたらアスリートもより落ち着けるだろうと考えました。

今のところ、とりあえずこれはできていると思います。

緊急時以外にできないのがウィークポイントですが…笑


これって当たり前なようだけど、意外と難しいんじゃないかなと思います。
僕のような経験をしていってだんだん身に付いていくのかなと思いますがどうなんでしょうかね。



まとめ

当たり前のことだなーと思ったかもしれませんが、僕に撮ってはショッキングな日で自分の在り方が決まった日でもあります。

これからも冷静でアスリートといいコミュニケーションを取れるようなATを目指したいと思います!


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

BOC-ATC(certified athletic trainer)、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、英語学習、アメリカ留学、アメリカ就職などなど、僕にお手伝いできることがあれば、どしどしご相談ください。

あと、感想ありましたら、よろしくお願いします。

Everything is going to be fine.

Kiyo

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