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【国際系対策①】「開発学」でおすすめの本・参考書【大学編入】

こんにちは、KKです。

この記事からは、3本連続して国際系の学問のおすすめ本や実際に試験対策に使えるテキストをご紹介していきます。

今回は、「開発学」について
そもそも開発学とはどんな学問であるかをご説明したのち、
初級…関心がある・これから学びたい人におすすめの本
中級…実際に試験対策に使える入門テキスト
上級…よりアカデミックな内容を含む専門書
といった流れでご紹介していきます。

開発学とは何か?

そもそも開発学とはどんなことを勉強する学問かというと…

国外・国内の経済、社会、環境等にかかわる多様で複雑な開発課題を解決するため、経済学、政治学、法学、社会学、教育学、文化人類学、医学・保健学、工学、理学、農学等の学問体系を学際的に駆使して研究する学問である。古典的には途上国の貧困や開発援助に関する学問とされてきた。しかし、近年、「人間の安全保障」や「持続可能な開発目標」が提唱され、途上国のみならず先進国を含む、地球社会全体の開発課題を研究する学問として発展している。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 一部抜粋)

要するに、

・国際的な経済格差を是正するために、発展途上国の貧困解消の方法や、国家間の開発援助政策を研究する
・地球温暖化をはじめとする気候変動や、地球規模でも感染症拡大といった地球規模の問題の解決策を研究する

こういった学問が広義での「開発学」であると解釈できます。

「開発学」様々な学問を組み合わせ学際的に研究されている分野であり、そのため、「開発政治学」や「開発経済学」といったようにさらに細かく分類されることがあります。

☆関連キーワード
途上国、貧困、貧困の罠、人権、南北問題・南南問題、経済開発、社会開発、人間開発、MDGs・SDGs、人間の安全保障、参加型開発、国際協力…

開発学でよくでてくるキーワードです。1つでも興味あるかもと思ったら1冊でもいいので本を読んでみるといいかも…

「開発学」に興味があるかも…?という方へのおすすめの本

開発学をまだよく知らない方におすすめ本をピックアップしました。

途上国で何が起こっているか、
国際社会はどのように関わってきたのか、そしてどう関わるべきなのか
といったことを知っていただけるかなと思います。


国際協力を実践している方々の本もおすすめです。


編入試験対策におすすめの参考書

実際に試験対策のテキストとして使えるおすすめの参考書を国際政治分野と国際経済学分野でそれぞれご紹介します。

①国際政治学

両方を網羅する必要はなくどちらか一冊を使い込むのがおすすめです。

②開発経済学

経済学の知識がない方は、テキストの1つ目として『ストーリーで学ぶ開発経済学』がおすすめ。

よりアカデミックなテキストとしては、こちらの2冊がおすすめです。
こちらも政治学同様、どちらか1冊を極めるのがよいと思います。

これらの参考書は、私が実際に使った、私の私的なおすすめですので、
今別の参考書を使っている方はそれでも全然問題ありません。

新書や本はたくさん読むのがいいいいですが、
こういったテキストに関しては、1冊をじっくり使い込むのがおすすめ。

+α 開発学を専攻するなら読んでおくべきおすすめ本

ここからは内容がより専門的になり、基礎的な知識なしに読むことは難しい本ですが、「開発学」をより知って、考えることのきっかけになる本をご紹介。

1冊の分量も多くなりますし、内容もアカデミックになります。
読んでいてわからないことがあれば、もちろん適時調べるといいでしょう。

理解できなかったところ、或いは疑問に思ったところ書き記しておくと自分のためになると思いますよ!

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ここまでたくさんの本を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

学校がおやすみの時間がある今だからこそ、
たくさん本を読んでほしいなと思います。

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