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朝活のすすめ

はじめに

皆さまこんにちは。
エンジニアの浦田(@KojiUrata)と申します。

未経験からエンジニアになって約4ヶ月の出来事が、下書きで残っていたので、修正の上の投稿することにしました。今から3年以上前、研修期間を終え、完全自走に向けての準備期間中の出来事に関するものです。

研修が終わるともうコーディングのアドバイスはして貰えません。任されるタスクも重くなり、アドバイスも設計に関することくらいになります。

今回は、当時の私のような実務経験の浅いエンジニアが、自分の生産性を上げていくために、時間の配分を変えてみた結果どうなったかということがテーマです。

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死にそうになる

さて、私は開発チームに異動になってほどなく問題を抱えました。
上司との1on1で最初に言われたことが「最初の1ヶ月が特に重要です。ここを乗り切れば残りも行けると言っても過言ではありません。まずは9:00〜18:00の出勤時間に慣れるようにしましょう。そして休日は無理に学習もしなくて結構です。ゆっくりと休んでください。」と言われました。

実際は休日どころか週末の木、金曜日くらいになると、大した実装もしていないのに疲労で死にそうになってました。
そうするうちに研修期間終了の2ヶ月が経ちました。その間遅刻はなかったものの、相変わらず業務時間外は疲労を取るので精一杯でした。

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死にそうになることの問題点

私の問題点は以下の4つでした。

・集中すべき時に集中できていないことにより作業効率が上がらない。
・集中力のコントロールが出来ないがために無駄に疲労が溜まる
・疲労により業務時間外の学習が出来ないことでスキルアップのスピードが遅い
・疲労によりアウトプットが出来ないことでセルフブランディングが上手く行かない

食事や運動、整体に行くことにより自分なりのストレスの対処法は実践しているつもりでした。しかしエンジニアとして独り立ちするまでの期間が残り2ヶ月を切ってしまった。疲労が残ることを環境の変化のせいだけには出来ない。このままでは間に合わない。納期を守らない人が他人に信用されるわけがない。

最初の対策

他のエンジニアがやっている通り、googleカレンダーにスケジュールを記入して、その通り実行すれば良いのではないかと考えました。具体的には

・14:00-17:00に集中タイム
・18:00以降に学習タイム
・19:00以降にアウトプットタイム

結果、全く実行できませんでした。。ひたすらgoogleカレンダーが見づらくなって、逆効果でした。。スケジュール通り実行できるのは熟練のエンジニアだからこそなのだと思い知りました。これは案外根が深いなと。

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自分を変えるということ

最初の対策が失敗に終わった後、問題の大きさを認識し、今度は自分を変えてみようと思いました。自分を変える方法ってあったっけ?と考えて、思い出したのが大前流「自分を変革する」3つの方法です。

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・時間配分を変えること
・住む場所を変えること
・そして付き合う人を変えること

住む場所を変えること
そして付き合う人を変えること

引っ越しして1年ほどであったため、住む場所は変える必要性は低い。人付き合いは現職になって随分と変わって、しかもまだそんなにお話してない方もいらっしゃるのでこちらも一旦置いておこう。そもそもこの2つを実践するにはどんなに頑張っても数ヶ月は掛かりそうだから12月末までに独り立ちするという納期に間に合わない。

時間配分を変えること

これはどういうことかと言うと、自分の過ごした時間を振り返って、漫然とした時間があればそれを潰して生産性のある時間に変える、ということです。時間配分を見直すことはすぐにでも実行出来てコスパ良さそう。よし、これで行こう!

時間配分を変えるために行ったこと


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なぜそうしたか

理由その①:自社のワークルールに従う
会社のワークルールの中に以下の2つがありました。

・電車を1つ逃したり、忘れ物をしても遅刻しない時間に家をでる
・每日、始業の前に1時間以上の自己研鑽の時間をつくる(時間が取れない場合は就業後の時間を活用する)

エンジニアになる前に行っていた、教室で受講生を教えるメンター業務は、シフトの都合上22:00まで仕事をしていたので帰ったら寝るだけで良かった。

今は18:00終業です。よし、この18:00以降に漫然とした時間があるに違いない。その時間を削って朝に持っていこう!そもそもワークルールは会社のルールだから従わざるを得ないんだ。どうせ実行するなら今やってしまおう!

理由その②:中島聡著「なぜ、あなたの仕事はおわらないのか」

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たまたま直前に読んでいた伝説のプログラマーである中島聡さん著の「結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術」が非常に良かったので、同じ著者の時間に関する本を読んでみました。ここで述べられていることは、時間を制するものが世界を制する、朝が最強説です。

内容の一部を簡単に言うと、仕事に取り掛かる時間を早めて、その後の時間に余裕をもたせるということです。具体的には集中タイムを9:30-11:30に前倒ししました。

対策の効果

結果として、朝早いとそもそも電車が空いているのでストレスなく通勤が出来、仕事に取り掛かりやすくなりました。朝の自己研鑽の時間はリラックス出来て学習意欲と効率が高まりました。

また集中タイムを早めることで、他のエンジニアへの2割共有と質問が早くなり、午後の時間を有効に使える。午前に集中した分、午後もリラックスして仕事が出来るようになりました。業務時間外に無駄に疲労が残ることも減りました。何よりも、メインの仕事に取り掛かる時間を早めたことで、仕事に追われるのではなく追う感覚が体現できたのが非常に大きかったです。

なお、集中タイムを午前中にすることは、開発チーム内で共有し、チームとしても9:30〜11:30となっております。

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今後

まだまだ完全に体現できていなくて、修正の必要は感じています。集中タイムについついmailやslackのチェックをしてしまったり、アウトプットや運動の時間が取ってなかったり。今のスケジュールが習慣として体に染み込めば、もっともっと時間の使い方をアップデートしていきます!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
時間の配分を変えることはエンジニアに限らず必要なことだと思いますし、自分でも驚くような効果を即体現出来ることもあります。
生産性が上がらないと感じた時、もしくは今よりさらに生産性を上げるために検討してみてはいかがでしょうか。


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