AI（人工知能）に負けない！毎日看護師試験問題演習#022

本コンテンツは，来年2月に行われる『看護師国家試験』に備えるための、防府看護専門学校（HNS）オリジナル・テキストです。HNSの学生・生徒のために作成したテキストですが、解答と解説は人工知能（AI）によって作られたものです。医療現場でもAIとの協働が必至の現在。AIに負けない看護師を養成したいと考えてこのコンテンツを作っています。HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての方に役に立つコンテンツです。どうぞ自由にご利用ください。

#022 ：113回試験「必修問題」第22問

問　成人への坐薬の挿入方法で正しいのはどれか。

１）息を止めるよう説明する。
２）右側臥位になるよう説明する。
３）挿入後1、2分肛門を押さえる。
４）肛門から2cmの位置に挿入する。

（2024年7月3日配信）

解答と解説はこちら（↓）

解答
成人への坐薬の挿入方法で正しいのは「挿入後1、2分肛門を押さえる」です。したがって解答は3番です。

解説
坐薬の挿入方法は、薬が効果的に吸収されるために重要です。以下に各選択肢について説明します：

1. 息を止めるよう説明する：

   • 挿入時に息を止めることは推奨されません。むしろ、深呼吸やゆっくりと息を吐くことでリラックスさせ、肛門括約筋の緊張を緩和することが大切です。

2. 右側臥位になるよう説明する：

   • 坐薬の挿入時には、通常、左側臥位が推奨されます。これは、直腸の形状と坐薬の効果的な吸収を考慮した位置です。右側臥位は適していません。

3. 挿入後1、2分肛門を押さえる：

   • 坐薬が挿入後すぐに排出されるのを防ぐために、肛門を軽く押さえておくことは正しい方法です。これにより、坐薬が溶けて効果的に吸収されるまでの時間を確保できます。

4. 肛門から2cmの位置に挿入する：

   • 坐薬は肛門から直腸内に十分に挿入する必要があります。成人の場合、通常、肛門から4～5cm程度の深さまで挿入します。2cmでは十分に挿入されておらず、薬が効果的に吸収されない可能性があります。