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中小企業診断士試験 お勉強(3日目①)
今日も「金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書」の続きから。2日目②と被る内容も結構あるので、ほぼ同じ内容は割愛していこうと思います。
「割愛」。いい言葉ですね。惜しみながら省いていく。割り切ってはいるけど…本当はお前の事愛しているんだよ!的な気概が感じられますね。
カツ丼も好きです。
M&A
2日目②でやったので割愛。買収対抗策の「パックマン・ディフェンス(逆買収)」だけ初出のため、知識補完。パックマンなつかしい。
競争優位の3つの基本戦略
こちらも割愛。中小企業は差別化戦略か集中戦略をとるのが基本ですよ、との事。札束の殴りあいに参加しちゃダメ!
競争地位別戦略
マーケティングの神様、コトラーが提唱した分類と戦略。経営資源の質と量の多寡によって類型と取るべき戦略が変わるよ!
・リーダー企業:資源の質が高く、量も多い企業。戦略としては価格勝負をせず、ほかの類型の真似をすることで差別化を解消していく同質化戦略を取る。
・チャレンジャー企業:資源の質は低いが量は多い企業。リーダーが取れないような戦略を取る。値下げしたり、買収して大きくなったり。
・フォロワー企業:資源の質が低く、量も少ない企業。リーダー企業の真似をする戦略を取る。弱者の戦略。経営学の教授は、こんなの戦略じゃないと言っていました。
・ニッチャー企業:資源の質は高いが量は少ない企業。高品質な製品を開発し、ニッチな市場でトップを目指す。
フランチャイズシステム
フランチャイズ:権利を与える、の意。フランチャイジーから加盟金・ロイヤリティをもらい、フランチャイザーは経営ノウハウや商標・マニュアルなどを与える方式。フランチャイザーとフランチャイジーは、別個の独立した事業者。
アウトソーシング
苦手分野を外部の事業者に委託すること。
メリット:経営資源を得意なことに集中できる、外部の知見を活用できる、人件費を変動費化できる、組織の効率化をはかれるなど
デメリット:アウトソーシングした事業のノウハウが自社に蓄積しない、自社のノウハウが流出する恐れがあるなど
マッキンゼーの7S
コンサルティングファームのマッキンゼー社が提唱する7Sモデル。ハードの3S、ソフトの4Sに分かれる。
・ハードの3S:戦略(Strategy)、組織構造(Structure)、制度・システム(System)
・ソフトの4S:価値観(Shared value)、人材(Staff)、スキル(Skill)、スタイル(Style)
ちなみに、製造業・サービス業のスローガンとして5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)というものがあるが、7Sとは全く関係ない。5Sも大事だけどね!
ハインリッヒの法則
保険会社社員のハインリッヒさんが統計的に導き出した法則。重大事故:軽微な事故:ヒヤリハットの割合は、1:29:300だよ!入内事故を防ぐために日常のヒヤリハットやクレームから得た情報を大事にしてね!ご安全に!
ちなみに、お笑いコントユニット「ラーメンズ」のネタに「ハインリッヒーズ」というミュージシャンが出てくるが、この法則とは全く関係ない。
ランチェスター戦略
イギリス人のランチェスターさんが提唱した、弱者・強者の戦略。
弱者の場合:局地戦では戦力=武器性能×兵力になる。局地的な場所で戦う、武器性能(商品・サービスの質)を上げるなどの戦略。
強者の場合:広範囲線では戦力=武器性能×兵力^2になる。同質化戦略で武器を同じものとし、広い戦場で圧倒的兵力(営業・販売力)を持って戦おうといった戦略。
ブルーオーシャン戦略
過当競争のレッドオーシャンではなく、競争が存在しない安定した収益を得られるブルーオーシャン市場を狙いましょう、という戦略。ブルーオーシャンを見つけるには、バリューイノベーションが必要。
バリューイノベーション:顧客価値を上げ(増やす、創り出す)つつコストを下げる(取り除く、減らす)ことを同時に行う。QBハウスなどが良い例。
一旦ここまで
進捗は以下
累計ページ数:60/230ページまで。
今日の学習時間:1h。
累計学習時間:6h38m。
また後で(朝?昼?)②の学習時間を確保する予定です。
過去に学習した内容については、少し復習すると思い出すことができますね。筋肉を一度つけると、しばらく運動をさぼっても再開することで簡単に筋肉が戻ってくる「マッスル・メモリー」という定説があるんですが、学習も同様かもしれませんね。勉強は裏切らない。
今日は余談が多かったですね。今後の進め方の方向性を検討していきたいと思います。きっとますます余談は増えていくでしょう。
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