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1. はじめに

行ってきました北海道出張(3月13日~17日)!
当初2泊3日のはずが、楽しみにしていた今年1月31日に就航したばかりのTOKI AIR(トキエア)の帰りの便が吹雪の影響で欠航となり、結局4泊5日になるというトラブルに見舞われましたが、その体験を含めて私にとって忘れられない有意義な出張となりました。
さっぽろ雪まつりの会場でのリアル開催が2023年に3年ぶりに復活したこともあり、ちょうど昨年北海道を訪れていたため、北海道に再訪するのは1年ぶりでした。そして、1年ぶりに新千歳空港に降り立ってみると・・・
アレッ!寒くない(笑)思ってたよりも雪が解けていて、空気感といい南魚沼市に似てるというのが率直な感想でした。南魚沼市に10月末から住んでいるからこそ気づけた新たな発見でした!

2. 札幌国際情報高校

そして、今回1年ぶりに北海道に再訪した目的は、同じ国際情報高校(KJ)の校名を持つ札幌国際情報高校の「総合的な探究の時間」最終報告会プレゼンコンテストの視察をさせてもらうことでした。実は、私自身が札幌に以前約2年間住んでいたこともあり、その後夢でもあった海外の大学へとつないでもらったご恩があるため、今回の出張はその恩返し出張という目的もありました!

初訪問した札幌国際情報高校の校舎風景

3. 「総合的な探究の時間」の最終報告会(3月14日)

まず、3月14日に札幌国際情報高校の「総合的な探究の時間」の最終報告会に参観させていただきました!note初投稿の記事でも書かせていただきましたが、お世話になっている新潟県立国際情報高校(KJ)でも「総合的な探究の時間」のサポートをさせていただいているため、非常に楽しみにしていました。札幌国際情報高校では、155名(43グループ)の普通科、国際文化科の2年生が1年生に向けて体育館でポスターセッションでの発表でした!つまり、先輩の2年生が1年生に向けて体育館で発表するスタイルをとっていました。発表の評価は1年生が行い、1年生が自分の興味のあるグループの場所へ向かって、先輩である2年生の発表を座って聞くというスタイルに特徴がありました!そして、札幌国際情報高校の先生方は、ほぼ質問等しておられなかったため、生徒たちの自主性に任せている特徴もありました。

札幌国際情報高校の生徒たちによる発表の様子(㊲人とペットが幸せに暮らすには?グループ)

上の写真は、札幌国際情報高校の生徒たちの発表の様子の一例で、今年の年始早々に起こった羽田空港での飛行機衝突事故では、日航機の乗客乗員すべてのが脱出成功し、無事だったという報道が話題となったものの、2匹のペットは飼い主の手荷物扱いとして預けられてしまったため、助けられず亡くなったという事実は報道されなかったことに違和感を感じたというグループの発表を通して、改めて人とペットとの扱われ方の違いに関して考えさせられました!

㊷AIの発展と将来について

上の写真のグループの発表では、AIとの共存共生を考えるため、「学校の授業での映画製作」という提案があり、映画が大好きな私にとって、非常に興味深い発表でした。確かに、先日『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』が日本映画として、米国アカデミー賞で初めて視覚効果賞を取ったことがメディアを賑わせていましたが、VFX技術の進化等でますます人間には何ができるのか?が問われる時代がやって来るでしょう。そして、映画製作を授業で実際に行うことで、AIと人間との役割分担を知るきっかけとなる良いアイデアだと思いました!

4. グローバルビジネス科プレゼンコンテスト(3月15日)

3月15日には、昨日と同じく体育館で、今度はグローバルビジネス科2年生の国際コース33名(9グループ)がビジネスアイデア英語で発表、会計コース3名が日本語でコース紹介、情報コース4名が各自日本語でプレゼン発表、1名の卒業生(OG)が今行っている活動を英語でプレゼン発表してくれました!

グローバルビジネス科プレゼンコンテストのプログラム(3月15日)

特に、グローバルビジネス科の国際コースの2年生が英語で行ったビジネスアイデアのプレゼンが素晴らしくてビックリしました!ビジネスアイデアプレゼンの後にバナー広告(CM)を流したり、体育館内にポスター展示をする等、発表形式への工夫が非常に見られました。また、卒業生をゲストスピーカーとしてお呼びする等、OGとの強い絆があることに特徴がありました!実は、私がアメリカの大学(UW)に在学中、グローバルビジネスをオプション専攻していたため、 当時の思い出が(ポジティブな意味で)フラッシュバックしました! 最優秀賞を取ったGグループの LinkLineチームは、プレゼンのスライドを極力シンプルにし、その分口頭で説明する等、アメリカの大学で習うことをすでに高校2年生でできていたため、感動しました!ちなみに、プレゼンコンテストもグローバルビジネス科の1年生が審査する形式だったため、プレゼンコンテストの審査には関われなかったものの、ビジネスアイデア部門の賞は最優秀賞、優秀賞すべて的中してました!

グローバルビジネス科プレゼンコンテストの様子

グローバルビジネス科 (sit.ed.jp)
そして、後日上記の札幌国際情報高校のグローバルビジネス科のホームページにて名前を載せてもらっていました!当日は大変お世話となり、茂木教頭先生、グローバルビジネス科長の松村さんをはじめとして、教職員一同の皆さま、貴重な学びの機会をいただき誠にありがとうございました!!

5. おわりに

4泊5日の札幌国際情報高校の視察を終えて、改めて北海道は素敵なところだと実感しました!例えば、食べ物はスープカレーをはじめ、海鮮丼、ジンギスカン、ハスカップ等、北海道がピカイチでした!

札幌のイオンで食べたCRAZY SPICEのスープカレー

こうした食べ物の魅力が、多くの外国人の方々も引き付けている理由の1つであろうと確信しました!札幌駅には、下の写真のような北海道の各地の魅力をアピールする掲示がありました!

東川町「ゆめぴりか」(魚沼産コシヒカリに対抗する気マンマン(笑))

最後に、今回の北海道出張を通して、新潟県立国際情報高校(KJ)では、来年度の3月に2年生の探究学習英語発表会を予定しているため、この英語発表会をコンテスト形式で行うのはどうかと考えています。その方が、KJの生徒たちの発表へのモチベーションアップや多くの外部の人たちを呼び込めるのではないかというヒントを得ました。このようにKJにおいて、今後具体的にどのように生かしていけるのかを検討していきたいです。
そして、今回の北海道出張で札幌国際情報高校から日本の高校生のための連携や情報交換する機会の申し出があったため、今後オンラインでの生徒間交流の実施等を検討していく予定です。

札幌丘珠空港で買った母校公認のおみやげ

近いうちに 、I ♥ Niigataの記事も書かないといけなくなってしまったというプレッシャーを感じつつ(笑)、note2回目の投稿を終えたいと思います!
本記事もご覧いただきありがとうございます!!


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