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〜東京11レース ヴィクトリアマイル回顧〜

レース回顧

 昨日の東京は昼頃から小雨が降り始めはしましたが、レースは良馬場で開催され、結果は大半の方の予想通り、グランアレグリアが1頭だけ次元の違う末脚で4馬身差の圧勝でした。レース後のルメール騎手のコメントでも「レベルが違いましたね』と言っていて、正に去年のアーモンドアイの時を彷彿させるかのような、デジャブ⁉️と思える位の余裕での圧勝でした。やはりレベルが違いすぎました。もはやグランアレグリアに牝馬限定戦というのは反則というチート感がありますね (笑)

それでは、レース回顧に入ります。スタートは8枠の二頭(スマイルカナ、レシステンシア)がとても良かったですが、そこから内枠のクリスティがハナを主張して取りに行き、クリスティがペースを握る形で、そのすぐ後ろにスマイルカナ、3番手の外目でレシステンシアは追う状況となりました。ペースは3F34.3と平均ペースより少し早い流れでしたが、このペースなら外枠の武豊✖️レシステンシアのあの位置は納得だと思いました。そのままクリスティが先頭のまま直線に向き、レシステンシアが直線早めに抜け出しましたが、仕掛けが少し早くそのまま先行勢は釣られてダッシュをかけてしまい、先行勢にとっては苦しい流れになってしまいそのまま、差し馬にとって有利な流れとなりました。

 自分が対抗評価していた⑯サウンドキアラは⑥グランアレグリアと一緒に直線で勢いよく上がって来たのですが目の前にいた⑭ディアンドルが壁になってしまい、最後まで伸びきれず不完全燃焼に終わった形でした。ポジションの差だった思います。

2着馬 ⑧ランブリングアレー

今年に入って、愛知杯2着、中山牝馬ステークス1着と急成長している馬でこのメンバー相手にスピード決着で2着とは実力は本物だと改めて思い知らされました。また、雨が降ったこともこの馬にとっては正しく恵の雨だったのかと思います。 鞍上の吉田隼人騎手は前に壁を作り上手にレースを進めていて、前が壁になった時に、すぐに切り返し、グランアレグリアが抜けたすぐ後ろのスペースに入るいう好判断でまさしくそこが伸びるウィンニングロードだったのだと思いました。

3着馬 ①マジックキャッスル

この馬も去年は秋華賞ではデアリングタクトの2着や愛知杯では1着などここ最近では目まぐるしい結果を残していた馬でした。今回は最内枠ということで、戸崎騎手が内でジッと脚を貯めて、腹を括り、直線に全てを賭けるというまさしく理想な完璧な競馬だったと思います。この馬はどんな展開になっても大崩れがなく、堅実な馬だと思います。あの競馬が出来るこの馬ならもう少し距離が伸びても対応できると思いました。

まとめ

やはりグランアレグリアの強さが際立ったレースでしたが、終わって見たら差し馬のディープインパクト産駒が1.2.3着を独占する結果となりました。気になるのが2、3着の馬はどちらも今年の愛知杯の勝ち馬と2着馬ということで今後の参考にもなるデータでした。

来週はオークスがあります。ソダシが無敗の2冠馬に輝くのかとても楽しみですが東京2400mとどの馬にとっても未知な距離なので色々データを探していきたいと思います。

最後まで記事を読んで頂き誠に有難うございます🙇‍♂️

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