見出し画像

ポケモン超不思議のダンジョンをクリアしました

今年は摂取したコンテンツの感想をせっかく作ったnoteに記録していってもいいなと思ったので、せっかくなので記録したりしてみようと思います。

※本記事には「ポケモン超不思議のダンジョン」のネタバレを含みます。
また、本作がスクリーンショット機能が無いためあまり画像がありません。ご了承ください。
記憶違いなどもあるかもしれません、あったら許してほしい。


友達から「つちのこきづちは絶対にシナリオで情緒がメチャクチャになる」という理由でクリスマスにソフトを貰ったという経緯で始めた本作。

私は開始10秒くらいで泣きました。
えっ!?

去年11月に発売された「ポケットモンスタースカーレット/バイオレット」で、私は始めて「この物語は自分だけの物語だ!という没入感」を体験し、ポケットモンスターの世界にどっぷり没入していた最中に、私はこの超ポケダンを始めたわけです。

起動直後、上画面に映るのは私自身の現実の光景
そして下画面に指を乗せよと言われる

私今からポケモンの世界に飛ばされるじゃん!!!!ワァアアアッッ!!!!!ァアアア!!!!!となり、その段階で既に情緒がメチャクチャになっている私

ただでさえ覚えたての没入感でメチャクチャになってるんですよ!!!???私は没入感赤ちゃんなんですよ!!!??????
そんなの、メチャクチャにならないわけないじゃないですか!!!!なんてことしてくれるんだ!!!!超ポケダン、超愛すよ LOVE….(はやい)

ポケダンシリーズは質問の答えの結果で自分がなるポケモンが決まるのですが、最初はケロマツでした。(パートナーはフォッコだった)
でもなんとなく自分のイメージとは違うかな…と思い、質問結果を捻じ曲げまして…

結果、この2匹で冒険を始めることとなります。

主人公……ミズゴロウ♀の「のづち」
パートナー……チコリータ♀の「リタ」

主人公は「自分のイメージに一番似合うポケモンはなんかミズゴロウな気がする」という理由で選出。

パートナーはですね、はい、私はかれこれ20年チコリータに心酔しているからです。

こちらのツイートはファミ通で行われた御三家投票の記事に掲載された方のツイートなのですが、2番目に映っているのが私ですね。
それくらい…チコリータはずっと大好きな存在で…ウゥ…(泣いてる)
なので絶対にチコリータと一緒に冒険がしたいと心に決めていたんですね。

救助隊DXの体験版でももちろんパートナーはチコリータでした


そんなわけではじめていった訳なんですが、実は開始時点で超ポケダンのシナリオについてミリも知らないという訳ではなく、いくつかのネタバレを既に目にしてしまっていまして

  • ラストバトル〜エンディングの流れを一度プレイ動画で観ている(※ただし数年前の事なので内容はほぼ覚えていなかった)

  • 結末が悲しい(※上記同様詳しく覚えていた訳ではなかった)

  • コノハナが裏切る

以上が知っていたネタバレです。
ちゃんと覚えてなかったとはいえ根幹に関わるネタバレばっかりじゃないか……!

そもそも不思議のダンジョン系が下手なので、当時やらない体でおすすめされた動画を観たんだった気がします。
コノハナ周りはなんというか、「お噂はかねがね」という感じと言いますか……。

さてそんな根幹のネタバレを抱えながらもクリアまで駆け抜けた訳なんですけど


…………めっっっっっっっっっっちゃくちゃ面白かったです!!

有名なあの台詞も浴びれました!

これはゲームが悪いんじゃなくて単純に私との相性の話なんですけど、システム自体は難しい、難しいのでヒイヒイ言いながらやりました。
細やかな操作ミスが事故を起こしたりするので……ね……。

前述の通り、私はポケモンSVをクリアした後に本作を遊んだわけなんですが、調査団になる前、主人公達は学校に通うんですよ。

学校!!!????????

SVで主人公が通う学校はいじめもなく健全で美しい学校でしたが、こちらは普通に悪ガキが悪態ついてきたり嫌な事言ってきたりします
うわあ!!学校のリアリティ!!
それでも、悪ガキ達ともなんやかんや絆が芽生えて、一緒に冒険にも来てくれる関係になったり。
段々と築かれていく絆がね、こう……ウーンウーン語彙力がない。
CONNECTED!!!!!!!!!!!って感じですね!!!!

暴走気味で問題児のパートナー、リタと一緒に決意を胸にたくさんの脅威に立ち向かう姿も本当に素敵でしたね。
わたし(主人公)はリタと一緒なら頑張れる!!と、とても勇気を貰いました。

ここすき

ちなみに私は村を出る流れの時にガチ泣きしました。
あんなん……あんなんさぁ……ねえ……もうさぁ……。

色んな出来事を経て絆を結び、旅立ちを見送ってくれた同級生。
姿は見せずとも応援の言葉を残してくれた大人たち。

わたしたち、絶対立派な調査団員になるよ…………!!!!という決意が強くて……この……

チーム名は「のっこりだん」

そして、魅力的な調査団メンバーたちですよ。
特に、私は推しポケの中にジラーチがいるのですが、まさか調査団メンバーとして重要なポジションだなんて……こんなにおいしい思いをしていいんですか!!?!???
どの団員もみんな大好きです。アーケンとか結構好きだな……

……さて、冒頭で私は「コノハナが裏切るらしいというのは知っていた」と記述したのですが、正直プレイしている中では裏切るとは微塵も感じられませんでした

物凄く親切に接してくれるし、身寄りもなければ記憶もない自分を我が子のようにかわいがってくれたコノハナ。
裏切るらしい、と知っていても到底裏切るなんて考えられなく。
それでも、その時は来るわけで……。

事前に裏切るという事実はは知っていたのでショックは少なかったんですが、裏の事情が分かる程に裏切りのピースがはまっていくのが分かっていって、ああ、本当に裏切り者だったんだな……とじわ、じわとショックになっている感覚がありました。
凄いなポケダン、本家ポケモンでこんな心を蝕む裏切り見た事ないぞ!!??

でも、だからこそ、コノハナ本人が本当に悪いポケモンという訳じゃなかったという事実が本当に嬉しかったです。
オーベム達とこれからも仲良く過ごしてね。

……コノハナは裏切ると解ってたんです。
でも、それ以上に私はニャスパーがコノハナと手を組んでいた描写が一番メンタルに来ましたね……。

私はテキストの読み飛ばし癖があるので、台詞は朗読しながら遊ぶ癖をつけているのですが、ニャスパーが通信で「コノハナさん」と言った瞬間「コッ……………………………」になりました。

この人生の中で最も、信頼していた人物に裏切られたショックを感じた瞬間だった気がします。
だって……その直前に石化から復活したわたしたちを見て大泣きしてたんですよ!!!???私も泣いちゃったんですからね!!!!!
そこからのアレですよ 過去最高速に心が虚無になりましたよ ポケダン、恐ろしいゲームすぎる……コノハナは裏切ると知らなかったらコノハナの時もこうなってたのかな……わからない……。

だからこそ、ね……わたしたちの前に現れたニャスパーが「コノハナさんの仲間になっちゃった♡」した時は「あっこれ裏切ってない!!!大丈夫だ!!!!」となって一気に救われましたね……主人公達は気が付けなかったようでしたが……。
ニャスパーは学校で一緒だった時から妙にタフだな、とは思っていたけどここまでとは……好きだ、ニャスパー……。

ああっ そうだ そうです 三犬 三犬です。
主人公達が石になった先の世界で三犬達と一緒に進む事になるのですが、「貴様らはここから捨て駒だ!」みたいな事を言ってくるので「今作の三犬の印象が最悪すぎる なんだこいつら」だったんですよね。
特に、私は金銀が初めてのポケモンの世代だったので、ぐぎぎ……としていたんです、が……

ねぇ~~~もうさあ、ねぇえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~不器用がよ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

この手のひら返しですよ。
でもこうなっちゃうよ……ウウ……不器用なやつらだよ、エンテイ、ライコウ……。
「露骨すぎる」ってスイクンは内心笑ってたのかな……可愛いね……ヒーン……。

そんなこんなで主人公達はラスボス、ダークマターに立ち向かうんですが……
この、敵がポケモンじゃない感じがたまらないですね……フフ……コノハナ達が本当に悪いポケモンって訳じゃなくて本当によかった……フフ……。

小さな身体のままでダークマターを攻撃し続ける様が、ウゥ………好きだ……。あとここBGMも良すぎませんかね?というかここに限らずこのゲーム、BGMが良すぎる……。

ダークマター、ポケモン達の悪い感情。
誰だって持っているその感情が牙を剥いて星を終わらせようとする。
悪い感情は誰しも持っていて、決して無くなるものじゃない。

「オマエも ゆるす!」
その感情を受け入れて、許したパートナーは本当に強い子だし、その選択をあの場で決断できる、そういうところ。
わたしはそんなキミとだったから、ここまで歩いてこれたんだよ。

こうして無事に世界は救われたわけなんですけど

リタ…………

リタ、消えた………なぜ…………

パートナーが消えるのは、ネタバレで知ってたけど……それでもなお、純粋にツラくて……。

私はちょっとだけ泣いて、スタッフロールを睨みつけていた。

リタがいないのに、クリアな訳がないじゃあないか。
これで終わりな訳がない。

あと私にソフトをくれた友達も「クリア後にまだちょっとイベントあるけど、まあまあ難しいからやるかどうかは好きにしたらいいと思うよ」とか言ってたので、絶対になんかあると信じてたんですよ。
メタ的にも、消滅して帰って来ないなんてことはなかろうよという確信もあったので……。
(追記:この時私の中でペルソナ3の「キミの記憶」が流れてました)

そんなこんなで、仲間になったミュウにリタと重なるところを感じてメチャクチャになったりという事もありましたが難しいクリア後シナリオを乗り越えてリタを取り戻せたので、今度こそ超ポケダンは一段落、クリアとなりました。

余談ですが、SVクリアの勢いでポケモンセンターに行って買ったポケカのスリーブを見る度に死ぬようになってしまったんですよね。
なんでチコリータとミュウが隣り合ってるんだよ!!!超ポケダンでチコリータパートナーにした全人類が死ぬスリーブじゃん!!!

そんな訳で、超ポケダンは一区切りとなります!
純粋に難しいのでクリア後は気紛れにやっていこうかなというところですが……。
とりあえず次は「ポケットモンスター サン」を始めております。
こっちもクリアしたらなんかしら書くかもしれません。

超ポケダンで一番に受けた裏切りがコノハナでもなくニャスパーでもなく、「遊びにおいでよ!」と言っておきながら襲い掛かってきてわたしたちをころしかけたロトムだったので、殺意を持たずにロトムずかんと行動を共にできるのだろうかと不安だったんですが、今「ロトムずかんかわい~」って言ってるので大丈夫そうですね。よかったよかった。

それはそれとして許さんからな


のづちとリタの調査団でのお仕事は、これからも。

「(今日も一緒に、頑張ろう。)」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?