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Steve Grossmanという最高のテナーマンがいた
偉大なテナーサックス 奏者Steve Grossman(スティーブ・グロスマン)氏が8月13日に69歳で亡くなったそうだ。
米ラジオNPRの報道によれば、持病に起因する心停止だったそうだ。
私は彼の友人でも、彼を研究するプロミュージシャンや批評家でもない。が、彼の演奏を生で聴いて衝撃を受けたファンの一人として、彼について記しておきたいと思った。
いくら高級なオーディオ機器を用意しても
おデブ全盛期のマイク・スターンはチーズバーガーを23個注文する 読書感想「25人の偉大なジャズメンが語る名盤・名言・名演奏/神舘和典」
当時、体重が「軽く100キロは超えていた」というマイク・スターン。マイルスバンドのツアー中、サックスのビル・エバンスとホテルでどんちゃん騒ぎをし、ルームサービスでチーズバーガーを23個注文する。マイルスは、マイク・スターンのふくよかさに敬意を表し、新曲の一つを「ファット・タイム」と命名。それにビル・エバンスは嫉妬する。
本書には、こういった著名ジャズミュージシャンの面白エピソードが満載だ。2
巨匠ソニー・ロリンズの精神世界 読書感想「It’s All Good/Christine M.Theard」
ジャズテナーサックス の巨匠、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)。本書には、彼と電話友達である著者との会話内容が収められている。基本的には、女性医師である著者がロリンズ氏に悩みを打ち明け、ロリンズ氏が助言をする流れだ。苦しみへの対処方法、楽器との向き合い方、宗教観など、ロリンズ氏の精神世界について知ることができる。
日本語訳版が出版されていないので、英語の勉強がてら、オリジナル版