きざみのりの知識日記2

・メタマテリアル


メタマテリアルとは

「人工的に導入した構造体によって、物質の特性を制御し、単なる複合体の限界を超える特殊な性質を付与した擬似物質」

 例えば、透明な物質の屈折率は正の実数ですが、これを負の実数になるようにしたメタマテリアルを作成し、これを「完全レンズ」と呼びどんな小さいものでも観察のできるレンズを作れるらしいです。あるいは特殊な屈折率分布をとるようなメタマテリアルを作製することで透明マントのようなものを作ることもできるみたいです。

 このように、人にとって現実離れした結果を得られるように物質を人工的に設計することがメタマテリアルの目標です。メタマテリアルの中でも特に光の性質を変えるようなメタマテリアルのことを光メタマテリアルと言います。

 次の記事くらいでもう少し詳しく読んでまとめます。あとは、散乱光による光線の可視化と蛍光による光線の可視化とかについて書くつもりです。


参考: