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ケツァル・コアトルさん覚え書きⅠ

【ケツァル・コアトルという神――Fateにおいて、アステカ神話において】


 こんにちは。ひい、と申します。


 その時々で思った事をきちんとまとめておけば良かったナァと後悔しつつ、今更ではあるけれど、それでもやっぱりまとめてみようと思って文章にしてみました。
 勢い任せなところもあり、読み難いかとは存じますが何卒どうかご容赦を。あととても余談が多い。そして時々動悸が激しくなり、気が狂います。


◆本題、の前に、これはこれで置いておきたい話。

 そもそもこうしてまとめておこうと思ったきっかけが、第2部第7章が南米であるという事です。
 何がどうして第2部のクライマックス(第1部を踏襲するなら終章もあると思うので、真のクライマックスでは無いとは思う)が、推しの女神様の墜落地域なのか。我が人生、ここに骨を埋めたり、という気持ちでいっぱいになってしまう。
 第1部第7章を潜り抜けて来た方ならお分かりでしょうが、あの特異点においてケツァル・コアトルさん(ジャガーマンもですけど)は、一際異質な存在です。

・他地域の神かつ、特に何の由縁も無く呼ばれている
(ゴルゴーンもそうですが、彼女はティアマトと同調するのに丁度良い神性であった、のでしょうし、アナはゴルゴーンの抑止として呼ばれてましたね)

・地元の神ですら擬似サーヴァントで喚ばれているにも関わらず、創造神クラスの純粋神霊で顕現している。

(分霊とはいえ)(魔術世界の異常事態)


 バビロニアは、Stay Night勢が多い事で有名ですが、ここでもケツァル・コアトルさんは違います。
 逆にもう自分なんかは「SNにケツァル・コアトルさん出てた気がする。商店街でスポーツ用品店を営んでて、衛宮邸と藤村家の間くらいに住んでて、しょっちゅう藤姉をぼこぼこにしてた気がする。メキシコから来た冬木の蛇とか、穂群原のルチャドーラとかそんな異名を欲しいままにしてた気がする」などの強めの幻覚を抱き始めてきました。ケツァル・コアトルルートはあります。

 そんなケツァル・コアトルさんが、三女神同盟の一人として登場する第1部第7章。彼女のキャラ造形もあって、優しくて明るいムードメーカーの地位が確立されています。
 もちろんそれは紛れも無い事実でありますが、会話の端々に彼女という神の在り方、メソアメリカ(かつてのマヤ・アステカ地域の総称と思って頂ければ)というこの世で1番、魔術世界が近代まで息づいていた世界の創造神……の側面が見え隠れします。
その側面の話はまた次回とさせて頂くんですが、とにかく第1部第7章といえば、「子を産み愛でる事を存在意義とした地母神が、子の〝回帰〟を願った」人類悪ティアマトが出でた特異点であったという事です。

 ケツァル・コアトルさんは12節「太陽の神殿」において、
「人間たちを愛している。
 人間たちと共存したい。
 この生命種こそ、私たちの生き甲斐だと!」
と、語っています。自分はそうしなければ生存できない神性だと。

 太陽の神殿では、まだカルデアに敵対しているというスタンスを見せているため、かなり過激かつぶっとんだ言い方(常に過激かつぶっとんだ発言だけれど)をしていますが、ここで語られている事は、ほぼ女神様の本心だろうと、自分は思っています。
 人間を愛しているからこそ、その愛は与え、優しくするだけのものではなく、試練を与え、脅威を与え、人間の可能性と成長を見守る―――
「人類の繁栄を夢みる」神様なのだと思います。

 彼女はアステカ神話において地母神でこそありませんが、絶大な力を持った「古代メソアメリカ屈指の大神」として描かれ、さまざまなものに関連していました。
 ケツァル・コアトルは大自然の神の名であり、王の称号であり、軍事的な称号であり、伝説的な祭祀王の名前であり、その力はあまりにも多様でした。
 マーリンが「というかキミ、肩書持ちすぎじゃないかい?黎明期はさぞ働き者だったに違いない」と、言っていたようにあらゆる権能に通じていたのです。

【余談】ケツァル・コアトルさんは、マヤ神話におけるグクマッツ、という神とも同一視されており、 メソアメリカの古事記ともいうべき『ポポルヴフ』の中で、「世界には何も無かった。ただ広がる空と海だけが静寂をもって存在していた―――(中略)―――テペウとグクマッツが語り合い、ここで、初めに言葉があった」という記述があるように、「初めに言葉を生み出した神」です。
肉体言語を提唱するケツァル・コアトルさんの別側面が、言葉を生み出した神なのが滅茶苦茶に奥が深くて、破茶滅茶に面白くて、このシーンだけで30分は笑っていた想い出。

   *

 そんな多大なる権能を持ち、人であり、王であり、神である【人間大好きな】ケツァル・コアトルさんが【異常事態とまでいわれるような召喚形態】で、【霊基をもって顕現した汎人類史】の第7特異点であるバビロニア。
 そして、その場所と順番が照応する7番目の異聞帯である南米。
 担当クリプター、デイビット・ゼム・ヴォイド。
『死は喰うもの、生は捧げられるもの』と語る、冠位サーヴァント 。
 
 ……いやもう、何か起こらないと思わない方がおかしい。
 なんなら今もすでに気が狂いそう。
 太陽創造、神話の再演が果たされるのじゃ……(ガタガタ)
 
 ……だから、これは確認作業にも似た防御反応なのかもしれません。
 かつての冒険を指差し確認して、あらゆる事象を想定する行為。
 そういうワケで、この覚え書きを始めていけたらと思います。
 
 もしよろしければ、お付き合い下さい。


◆ケツァル・コアトルという神

 では、まずFate世界におけるケツァル・コアトルさんという神様のことを確認していきましょう。
 出典はアステカ神話。
 ドクターが「創造神クラスじゃないかー!ゴルゴーンより格上だぞ!」と
言っていた通り(違う神話で神の格の上下を計るのも中々難しい話ですが)、アステカ神話において太陽創造を担った(という逸話がある)神様であります。

(神話にバージョンが多いためか、創造神としてはオメテオトル神“すべてのはじまり”と呼ばれる神がいるからなのか、創造神ではなく創造神クラスと言ってるのもソワソワするところ)

 神、権力の象徴としての頭飾り、艶やかな色のポンチョ(ケチケミトル)と、巻きスカートと腰布という出で立ちの長身美人なケツァル・コアトルさん。
 181センチという長身に加え、あの頭飾りなので多分印象としては2メートルを超えておられると思いますが、背が高い事を気にしている発言がちょこちょこあります。

【余談】これが破茶滅茶にお可愛いらしいので、召喚セリフとマイルームセリフを聞くたびに心臓が止まる。
 また、ケツァル・コアトルさんの身長修正問題も大好きです。
 実装当時は168センチと表記されていたものが、後に修正されて181センチとなり。更に後に、本のマテリアルの方でケツァル・コアトル(ライダー)188センチと記載があり…。体重も「?」となって…、え、これは…ど、え?何?と動揺するも、ゲームの方で修正が入ることはなく、先だって発売された本マテリアルで、ケツァル・コアトル(サンバ/サンタ)さんのページには、181センチと元に戻っており、え、なに…?ど、どういう…え?といった困惑が私の中でありました。
(最終的には181センチなのでしょう、きっと。ありがとう奈須御大)
(そもそも最初に、ケツァル・コアトルさんが168センチなわけがないという声が上がる事自体がはちゃめちゃに面白い)

   *

 彼女は武器としてマカナと盾を装備されますが、このマカナというのが木に黒曜石を埋め込んだもので、アメリカ地域で広く使われていた武器ですが、棍棒に近い武器なので、当然チェーンソーのように黒曜石の刃が回転したりはしません。(ゲームバトル画面でもアニメでも回転してるように見える) 名称として翡翠剣の名を冠していますが、今の時代の感性からだと
「え、剣……?剣……?」となりますが、FGO内だと普通の剣からビームも出ますし、マカナはむしろ良心的な武器の部類でしょう。
 殴られると滅茶苦茶痛いらしいです。女神はこれを野球のバットよろしくジャガーマンにかましているそうです。

【余談】また、彼女が持つ盾ですが、英霊正装の着物の時もでしたが、自身の持ち物に本物ケツァル・コアトルの意匠をふんだんに盛り込んでくるのがとても好きです。
 ケツァル・コアトルさんを好きになると、高い確率で太陽石とマヤ文字と本物ケツァル・コアトルさんとプロレス技を描く事になる。

    *

 第三再臨になるとめちゃくちゃカッコよいマントをされます。
 再臨すると着込んでいくスタイル、好きであります。
 青地のマントを布に巻き付け、裾の形は段々として、ケツアルコアトルスとおそろいの模様なのも可愛らしい。(これが戦闘衣装…)
 
【余談】Twitterの方で散々、発狂してますがコアトルさんの着けてない履いてない問題は、論じること自体滅茶苦茶大好きですが、それはそれとしてなぜ履いていないのかと、泣きながら苦しむことは許してほしいと常日頃思う。のままでいてほしいしと思うし、お願いだから履いてほしいとも思う。
 ハリネズミのジレンマ(違)

   *

 冒頭でも記述した通り、コアトルさんは擬似サーヴァントではない、分霊を用いた純粋神霊として現界されてます。
 7章バビロニアにおいては、ライダーのクラスで召喚されていました。
 神の名前が由来となる、翼竜ケツアルコアトルスを伴っての召喚だからだと思います。

【余談】後に登場するサンバ/サンタ(ルーラー)さんもケツアルコアトルスを伴っていることと、彼女が主にルチャ・リブレで闘うことは、ここでは矛盾しないものとします。
 良いんだ、翼竜との主従関係可愛いから。アニメエンディングの一枚絵が美しすぎて泡を吹いて倒れたことはまた別の話。他のサーヴァントたちの馬たちみたいにいつか人語も介してくれよな。

*

 ドクター曰く、「ケツァル・コアトルは神であるが、時に人の王として登場する。それらすべての記憶、経歴を、あの女神は継承しているのかもしれないね」、そして、「今回ケツァル・コアトル神が女神なのは、金星……美の要素が強く出ているからかもしれない」とのこと。

 なるほど……しんどい……。

 では、Fateにおけるアステカ神話のスタンスを確認していきましょう。アステカの神性は、他天体の要素(微生物ないしバクテリア)を持つ生命が飛来してきたのでは……とのことで、つまりは、外来種。漂流者です。
 
【余談】ここのバックボーンの近さがコアトルさんがアルテラから、サンタを拝領したきっかけだったのかなと思わなくもありませんが、2年経った今でも突然現れたサンバ/サンタさんに驚きを隠せません。
 いやもほんともう何もわからないです。
 ※サンバ/サンタさんに関しましてはまたべつの機会に。

   *

 そんな神話の始まりを持つ、彼女の言葉の端々から推測される神性のはじまりは―――――

・ユカタン半島に飛来した隕石。この隕石に付いて地球にやってきたのが始まりの神性。そして、この隕石激突で地球の恐竜は絶滅した。
・上記で飛来し、「人間に乗り移って」活動を始めたのが初代ククルカン。(ケツァル・コアトルの別名)
 私たちの知るコアトルさんは第一世代(白亜紀)の記憶はもうないのだという。
・“血”の拝領、“命の拝領”によってその神性、記憶、経歴を受け継いでいる。他の神は不明だが、ケツァル・コアトルはこの神性を受け継ぐ際(伝承保菌)のただ一人の拝領(生贄)のみを良しとしている。

です。

 そんな出自を持つアステカの神性の中でも平穏を愛する優しき神、善神の頂点たる彼女の始まり。
 〝ケツァル・コアトル〟はただひとつの存在ではなく、白亜紀を生き、神となり、王となり、人となりて────時代、文明、人類を見守ってきた、とのこと。

 そして南米の神性は、神代に活動を停止し眠りにつきます。
 〝今はまだ無理でも〟人類が遠い未来、神々の願いに足る種となることを夢見て。

【余談】余談というより、これは考察というにも足りない、それこそ覚え書きなんですが。
 活動を停止し、眠ったまま。ならば南米の神性は未だこの現代においても存在はしているということですよね。また、南米の神性は元々の在り方が擬似サーヴァントといえなくも、ない……ような気がするんですね。
 ということは大元のケツァル・コアトルは現代においても、まだその神性をまるごと眠らせてて、分霊に形を与えて〝英霊〟として我々の知るケツァル・コアトルさんとして現界させている……。
 大本のケツァル・コアトルは現在に神霊としてまだ息づいている……。
 なんてことを考えていた。

    *

 ケツァル・コアトルという名前がアステカ神話において、またメソアメリカの歴史において多く登場するのは全くもってその通りで、有名なところでトピルツィン・ケツァル・コアトルという王がトルテカ時代にいました。違う時代に神官としても、そしてもちろん神としてもあらゆる時代に存在しました。
 であれば、「女性のケツァル・コアトルもいただろう!」
「今回、女神として顕現したのは金星の権能に引っ張られたんだ!」
という解釈になるのはさすが奈須御大だなと、感動します。
 我らが征くは翡翠峡の彼方───────。
(※ケツァル・コアトルさんキャラデザイン担当、広江礼威先生の作品。ククルカン大活躍の話。絶対読んで欲しい一生のお願いです)

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 あらゆる時代にケツァル・コアトルという名前が存在するのとはまた別に、ケツァル・コアトルさんには別名として語られる名前が多く存在します。先ほども記述したグクマッツしかり、ジャガーマンがよく口にするククルカンしかり、そして金星の権能との結びつきとして語られたトラウィスカルパンテクートリなどが、同一存在として語られています。
 トラウィスカルパンテクートリは、明けの明星(バビロニアでも語られた通り、イシュタルと同じ権能ですね。つまりは金星の神です)、そして特に獰猛で危険な側面も持つ神として語られます。
 ケツァル・コアトルさんも「善の伝説を多く持つが、獰猛な戦いの神としての側面を持つ」とマテリアルにあるので、Fate的には同一存在として推していくと思った方が良いかもしれません。
(※時代や地域によって、トラウィスカルパンテクートリとケツァル・コアトルが同時に神話に登場することもある)

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 そしてケツァル・コアトルさんといえば、いつもニコニコ、大抵の事は大丈夫大丈夫とおおらかに受け止めてくれる御方ですが、その女神様の表情を一変させるのがご存じテスカトリポカとジャガーマンです。
 現状、一番その表情を出してくれるのはジャガーマンに対してなんですが、そのジャガーマンへの扱いがひどい所以がテスカトリポカという神にあります。
(※テスカトリポカの眷属としてのジャガーマンなので)

【余談】Fate世界でケツァル・コアトルさんとジャガーマンにも特別な因縁があるのかもしれないけれど、それはさすがに推測が過ぎるので割愛。とはいえケツァル・コアトルさんの相棒ポジションにFateきっての“日常”を象徴するキャラ、原作者をしてこの人が出張ったら物語が3秒で終わると言わしめた藤村大河なのは滅茶苦茶にワクワクして、とんでもなく想像が広がってしまうところ。

 テスカトリポカ。「我らが隷属する男」「煙る神」「黒曜石の鏡」と、ケツァル・コアトルさんに負けず劣らずの二つ名を有する主神クラスの方です。
 アステカ神話は勧善懲悪ではないので表現に困るところではありますがケツァル・コアトルさんがそう言ってしまっているので言いましょう、クソ陰湿醜悪邪神です。
 先に話した人の王、トピルツィン・ケツァル・コアトルの伝説も、神としてのケツァル・コアトルの伝説も、テスカトリポカによって破滅を迎えます。
 その原因ですが、神話の方もそうですし、ケツァル・コアトルさんのマイルームボイスやマテリアルから伺えるように“お酒”です。
テスカトリポカにそそのかされて飲んだお酒で前後不覚になった……のは間違いなく、国を出る際、テスカトリポカの手に宝物が渡らないよう神殿を燃やした。これに由来するのが彼女の宝具「シウ・コアトル」です。

【余談】
 そのお酒ですが、プルケ酒というリュウゼツランというサボテンから作られるお酒なのですが、そのアルコールは4%前後です。ビールと同じくらいかちょっと低いくらい。それを、3、4杯飲んで前後不覚になったという事で「この女神様、お酒のことこんなに好きで、めちゃくちゃお酒に弱い?!?!?!」とはしゃいでしまいました。
 また、その伝説内で破滅への決定打が、お酒を飲んで前後不覚になり、妹ないし姉と関係を持ってしまった……とのことですが、これがFate世界にも反映されているのかどうか、命にかえてでも知りたいところです。

     *

 さて、そんな憎きテスカトリポカ。第2部第7章に出るのではと絶賛噂の嵐ではございますが、そんなテスカトリポカよりも、ケツァル・コアトルさんがひどく乾いた、黒を煮詰めたような思いを向ける相手が一人おりますが、その人についても次の機会と致しましょう。

 Fate世界、アステカ神話におけるケツァル・コアトルさんの話はいったんここでおしまいです。
 また何か思い出したり、思いついたら、その都度書いていきたいと思います。

◆スキルの話

『対魔力A』
 現代の魔術師では、彼女に傷をつけることはできない。
 ケツァル・コアトルさんは神官王として君臨していた時代があります。
 それがキャスター特性としても活きるのかどうか定かではありませんが、
それを差し引いても神性特盛女神様なので、耐性が強かろうなのは当然といえるでしょう。
魔力は効かない、それどころかニコニコで技を仕掛けに来るルチャドーラ…最高にきまってるな。


『騎乗EX』
 騎乗クラスに関しては、メドゥーサさんも(カニファン)、騎士王も(zero)言っていたので、大変分かりやすいスキルでありがたいです。つまり二人の言に従えば、騎乗スキル持ち、しかもEXともなれば
この世の乗り物と呼ばれるものすべからく、コアトルさんはちょちょいのちょいで操れるということです(多分)。
 私はママチャリを乗りこなすコアトルさんも、戦闘機を滑空させるコアトルさんもおしなべて見たい。


『女神の神格EX』
 生まれながらに完成した女神であることを表すスキル。
 字面が強すぎる。オタクに摂取させて良い文言ではない。大好き。
 分霊ではあるが、人間に憑依しているわけではないのでランクはEX、とのことですが。
先ほど書いた余談(アステカ神、もともとの在り方が疑似サーヴァントっぽい)が早速ぐらついてきておりますが、妄想するのは自由。
 ―――――そう、第2部第7章実装まではね。
 

◆保有スキルについて

『カリスマA+』
 軍団を指揮する天性の才能。
ギルガメッシュと並びサーヴァントトップのカリスマ性。
これが伝承されてきた神の御業……!
ルチャドーラとしてのカリスマ性も十分です。

『善神の智慧』
 人々に数多を教えた叡智を示すスキル。
あんなに肉体言語肉体言語してる人なのに、
ものすごく真面目で常識人でだれよりも周りを観察して、最適な智慧を授けてくれる……ギャップ萌えどころの騒ぎではない。

『自由なる闘争』
 「自由なる闘争!それがルチャ・リブレ!!!」
 ????????????????????
 霊基に灼きついちゃったから!!!!
 スキルが!!!!!この異常事態にあたりケツァル・コアトルは誰も知らない新たな顔を引っ提げてきちゃったから!!


◆宝具について


「炎、神をも灼き尽くせ」
 ウルティモ・トペ・パターダ
 どシリアスな自身の死ネタを宝具にするのだめって言ったじゃないですか……。この炎に焼かれた後、不死鳥のごとく復活したという話があったとしてもだよ。しかも技としてアレンジ済み。

 またこの宝具の名前、シウ・コアトルですが、ウィツィロポチトリという太陽と火に関与していた神がいるのですが、その神が持つ槍のような武器「火のヘビ」がシウ・コアトルという名前です。
 またケツァル・コアトルの神殿に「戦争のヘビ」という飾り(神殿の建物を覆っている)がありますが、火のヘビであるシウ・コアトルの前駆形らしく、そのあたりで何かつながりがあるみたいです。


「翼ある蛇」
 ケツアルコアトルスに乗って嵐と雷と共に現れる農耕神、絶対みたいよ。


「ピエドラ・デル・ソル」
 世界の過去、現在を示すアスティックカレンダー。(未来は2012年までだから書いてない?)神霊そのものとしての大元であるケツァル・コアトルの権能の一部を引き摺り出す。
ゲームシナリオであれだけぼこぼこに我々を殺しておいて、アニメ、アニ、アニメ……。ムチャス グラシアスが止まらない。

 とはいえ、やはりアステカ神話といったらコレ!というくらいシンボル化しているオーパーツなので第二部第七章でも絡んできたら怖いなと思ふ。
 ちなみにテスカトリポカは鏡を持ってる神様なんですが、その神様は未来を見れるとのことで、あの神は多分未来視をもって実装されます。怖いな!!!!!

◆ルチャ・リブレについて
 どこかの時代に召喚された折、ルチャ・リブレを目にしてそのあまりの感動の衝撃に〝座にいる本体〟にもルチャ・リブレが灼きついてしまったから。持ち前の好奇心と勉強好きが奏して、みるみるうちに上達された…と。
 サンバもそうでしたし、なんだろうな。
 【魔術世界の常識】とかいうのをことごとくぶち壊してくれる神様だなと、大好きだなと。
 
  ―――――これくらいじゃないと、極限の単独種に対抗できないとでも思ってらっしゃるのかしら、止めてほしいです。


 と、こんな感じで、この辺りの話はステータスの事なども含めてまたおいおい色んな話題の中で放り込んで行けたらと思います。

 ―――――乱筆乱文失礼しました。
 Twitterで呟いたこととほぼ大差ありませんし、また今後もこの内容を呟いていくとは思いますがご容赦を。
 拝読、ありがとうございました。


                          ひい


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