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五反田のスナックで飲んでいたときのこと。

『何回か転職して、その都度、リセットして、新しい仕事や生活に馴染むような日々を送ってます。その度に、「初めまして、〇〇です。宜しくお願いします。」と同じ自己紹介をしてます』と。

「あっ、別に悪い意味ではないですが、一回、会社を辞めると、やめグセがつく気がするんですよね。グセというと悪い印象ですが、辞めてもいいんだ、という選択肢が一つ追加されて、何事にもタフになる感じですよね」と。

「確かに、新しい環境に入るとこれまでとは変わりますよね。なんだかこれまでのなんでも分かるっていうか、最近よく言われる、コンフォートゾーンってやつ、が無くなって、全部、アウェイになってしまうと思うんですよね。」と。

「でも、これって、すごく面倒だと思うんですけど、なんですが、ゾクゾクしません?何もかもが初めてで、誰も知らない世界での生活がスタートできる感じが。誰にも相手にされない感じが何とも言えないとおもうんですよね」と。

「もっと、痺れるような体験に興味ありませんか」と。

スナックのカウンターの端の方から近寄ってこられて、声かけられて、そして、ついて来ました。

どうしようか、迷ってます。

ここまでのあなたの大切な時間、ありがとうございます。多分、無駄になってます。笑 ドーナツの穴も穴があってのドーナツです。もう少し無駄にしたい方は是非サポート! (ありがとうございます。小声で)