たまには漫画の話

3月のライオンって将棋漫画が好きなんですよ。

で結構前に読んだのでうろ覚えの部分もあるんですが(メモは取ってる)、
15巻でめっちゃいい話があって、
ついつい格ゲーに例えたり身内を思い浮かべながら考えた事があるので書いてしまいます。

原作のネタバレ?的なもんではないと思うけど、セリフの引用はしてるので、そういうのが嫌な人はページ閉じて下さい。


将棋の対局中の話。

真っ暗な部屋に辿り着く事がある
ここから先はひとかけらのヒントもなく
全て自分の判断だけを頼りに決めて進む場所

で、対局中にそこへ辿り着くまでの時間が早くなってきたと。


ここからは個人的な解釈。

辿り着くのが早くなった理由として思いつくのは、段位が上がってきたので、

 強い相手に当たる機会が増えてきた
 自分に対する研究が深まってきた

とかだろうなと。

自分が想定したり準備してきた範囲のみで戦っている内は、真っ暗な部屋にすら辿り着かないだろうなと。

そして真っ暗な部屋に辿り着いた時は、
今まで積み重ねてきた地力しか頼るものがないし出せるものも無い。

もし相手が明らかに格上なのであれば、
こっちからは真っ暗な部屋でも、
相手からは丸見えなんだろうなと。

真っ暗な部屋に辿り着ける事自体は成長で、
真っ暗な部屋では地力しか頼れず、それでも勝つ為に足掻ける事が大事で、
同じ状況で真っ暗にならないように振り返る事も必要なんだろう。


あと一つ、どういう流れか忘れちゃったけど、

どうしても認めたく無い事として、自分の弱さ、みたいな話が出てきて、

田中師匠の言葉で感銘を受けたのが、

自分の弱さから目をそらすヤツがするのが
うさ晴らし
弱さを見つめる人間がするのが
立て直し

カッコ良すぎる渋すぎる。

3月のライオンに限らないけど、
必死で勝ちたい奴等同士の勝負の話は面白い。

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