是空 ピックアップ攻略【老】中P考察

老の中Pについて掘り下げてみようと思います。
一般的に知られているであろう老の中Pの使い方については触れません。

■基本情報
 ダメージ/スタン
 60/100
 
 発生/持続/硬直/全体
 6/2/14/21

 ガード/ヒット/カウンター
 +3/+5/+7

 キャンセル可
 ヒット確認猶予は14F

■判定の特徴
 ・攻撃判定が出るまで、やられ判定が前に出ない
 ・攻撃判定はやられ判定より前に突き出している
 ・攻撃判定が消えると同時にやられ判定も引っ込む

■特殊な仕様
 ・韋駄天から初段で中Pを出した場合のみ、
  他の通常技へのキャンセル受付が異常に長く(19F)、
  ディレイをかける事ができる。
 ・押し当たり判定が一旦前に出て下がる為、
  ダウン中の相手に密着で中Pを空振りする事により、
  通常投げ間合いの外に出る事ができる。


◆ 考察案件 その1 ◆
『投げスカ確認時の連続技』

中Pの発生は6Fなので、投げ抜けを誘った際に、
頑張れば投げスカモーションを確認してから中Pを確定させる事ができます。
ここで、一般的に中P始動のコンボは、
中P>弱K>蛮とする人がほとんどかと思うのですが、
投げスカ状態に確定させるという事は、相手は立ち状態なので、
『立ち状態限定の高火力コンボを決める』
のが理想です。

具体的には下記のコンボあたりになります。

 中P>弱狄>弱刻orVスキル
 中P>EX狄>宿命>強武神掌

決め打ち中Pではなく、しっかり投げスカを確認してから中Pを当て、火力もしっかり出し、飛ばれていたら蛮で対空する。
しかも投げ抜けを狙う間合いなので、前ジャンプされていても振り向き蛮でしっかり落とせるはずです。

実戦投入できれば確実に勝率アップする案件です。


◆ 考察案件 その2 ◆
『立ち回りでの刺し込み・置き』

中Pはリーチは短いのですが、
■判定の特徴 の項からわかるのが、

 ・出かかりを潰されにくい
 ・判定は超強い
 ・硬直に差し込まれにくい

という性能をしています。

再度言いますが、 リーチは短い ので、単純なリーチ合戦だと負けます。

が、主に相手の立ち牽制技をスカして硬直に当てる使い方に適しています。
※しゃがみ牽制技にはほぼ当たりません。

具体的には、コーリンの4強Kや、ザンギの中P、キャミィの中K等です。

見てから差し込めるものもあれば、そうでないものもありますが、
こちらとしては相手が何かしない限り当たらない間合いで中Pを振っているので、相手の牽制が空振りしそうなタイミングで中Pを置いて弱刻を仕込むのが実戦的かと思います。

で、これの良いところが、リターンの大きさです。

中P単発ではリターンがありませんが、
キャンセルで弱刻までつなげる事でダウンを奪え、ラインを上げる事ができます。
相手の技のリーチによっては遠すぎてダウンしない部分が当たる事もありますが、
VT2が溜まっていればそのままトリガーに繋げて起き攻めができ、1ゲージ払えばEX葦刈から画面端での起き攻めもできます。
VT2がなかったとしても、弱刻ではなくEX刻にすれば、宿命>杜絶で起き攻めができます。

老は、若との比較で、「立ち回りでリターンが取りにくい」と言われますが、上記のような事ができるようになると蛮対空を持ったままリターンも取る事ができるようになるはずです。

その先の読み合いの回り方としては、
中Pにリスクを負わせるにはちゃんと牽制が届く間合いに入る必要があるので、相手の置き技を減らし前ステがやりやすくなったり、相手が牽制を当てにきたところで前ジャンプを合わせるという選択肢もあります。
相手が強度優先で勝ちにきたりクラッシュカウンターのリターン狙いに来るようであれば、相手は強攻撃なのでスカして差し込みや、タイミングよく前ジャンプを合わせるのもアリでしょう。

立ち回りでの中Pを使いこなすには、キャラ毎の技相性、リーチの正確な把握が必要になってきますが、これができるようになる事でかなりの強化になるので、対全キャラで調べる価値があるはずです。

以上、老の中P考察でした。

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