調整内容ピックアップ EX疾駆け

CE202102ver.での調整点、

【若】EX疾駆け
杜絶を除いた各種派生技へキャンセル可能となるタイミングを1F早くしました

についてピックアップしていきます。

最初に言っておきますと、この調整点、超絶強化ポイントです。
今までキツかったキャラへの革命的救済ポイントにもなりえます。
では、具体的にみていきましょう。

何ができるようになったのか?

弱KノーマルヒットでもEX葦刈が繋がるようになりました。
※EX葦刈からは起き攻めができます。(後ろ受身にも投げ間合い内)
※EX葦刈はステージの約1/3を運ぶので、ライン上げ能力が高い。

使えるポイント① 確定反撃

弱Kの発生は4Fでリーチもとても長いものの、今までは確定反撃としてはCAやVTを併用しないとリターンを取れませんでした。
それがEX葦刈まで繋がる事により、確定ダウン・起き攻め・ライン上げというリターンが取れるようになりました。

一部、踏み込みガード等で少しめりこませないと確定をとれないものもありますが、具体例を挙げておきます。

・ガイルのソバット
・ケンの一文字(強K)
・バイソンのダッシュストレート
・ゴウキの膝(中K)、豪焦破(通称灼熱)
・Gのオーバー

補足 踏み込みガード、弱Kのリーチと判定

確定反撃の項で、踏み込みガードで相手の技をめりこませるという話が出ましたが、若の前進速度は全キャラ中2位という速さなので、相手の技をめりこませやすくなっています。

また、弱Kのリーチですが、若の前通常技をリーチ順に並べてみると、

 中P<2弱P<弱P<2弱K<2中P<中K<弱K<2強P<2中K<強P<強K<2強K

となっており、思っていたより長いと感じる方も多いかと思います。

更に判定ですが、

若5LK判定

このように相当な強さとなっています。
本体のやられ判定は一切前に出ず、やられ判定より攻撃判定が前に出ています。尚、攻撃判定消失後に足のやられ判定が少し前に出ます。

使えるポイント② 差し込み

相手の技の空振りを見てから弱Kを当ててEX葦刈へ。
弱Kが発生4Fで長いので、差し込みやすい部類です。

使えるポイント③ 置き仕込み

弱Kが届かない間合いで236KKまで入力しておき、状況確認で派生の中Kを入力します。

注意点は、
弱K空振り時にEX疾駆けが出てしまわないよう236KKの入力タイミングを早くする事と、
状況確認での中K入力が少しでも遅れると連続ヒットにならない事、
踏み込みガードで弱Kをガードしてくるような相手、
の3点です。

対ザンギエフの中P等、判定が強すぎて他の技では対抗できないが、弱Kを置いて当てる事なら狙えるような技を探していく事が今後のキャラ対策の基本になります。

使えるポイント④ 状況確認

弱Kが届く間合いで236まで入力しておき、
弱Kがヒットするという状況が確認できた場合のみ、KK>中Kと入力します。

注意点は、
遅めキャンセルになってしまうと連続ヒットにならない為、
ヒット確定状況がヒット直前だった場合はボタンを押さない方が無難です。

ボタン設定のススメ

ボタン設定でKKを利用する事をオススメします。
KKKではなく、KKです。

まず、同時押しボタンを利用する理由としては、
同時押しを失敗してノーマル葦刈になった場合、密着からフルコンボをもらってしまうというリスクがあるからです。

次に、KKKではなくKKの理由ですが、
KKは弱Kと中Kの同時押しで、
弱Kと中Kと同時に押した場合は中Kが優先されます。

つまり、EX疾駆けと葦刈派生、どちらも一つのボタンで操作できるという事になります。

同時押しミスの可能性をなくし、操作の難易度も下がるので、KKボタンの利用を強くオススメします。

置き仕込みと状況確認の入力の違い

使えるポイント③と④でも説明はしましたが、違いをしっかり認識しておく事が大事なので再確認を。

③の置き仕込みは空振り時に漏れない事が大事なので、
236KKの入力は素早く行い、葦刈の追加入力を状況確認で行います。

④の状況確認は弱Kが届く間合いの話なので、
236(KKは押さない)の時点で状況確認を行い、確認後にKKボタンを素早く2回連続で押します。

弱K>EX葦刈を狙いつつ対空を

これが強化点を活かす為に最も重要かつ忘れがちな事かもしれません。
弱K>EX葦刈は強いのですが、これを狙いつつ対空ができないと台無しです。
むしろ、弱Kは全体硬直が16Fなので、対空が間に合いやすく、状況的にはリターンの大きな対空も狙えるという事になります。
少し遠目であれば弱崩山斗対空、
弱崩山斗対空がくぐってしまうような距離であれば登り中P対空>追撃>着地攻めをするのが理想です。

まとめ

弱K>EX葦刈は入力技術面、状況判断面でやや難度が高いのと、
相手キャラによって狙う場面や間合いが変わってくるので個別の調べが重要な為、
導入段階ではかなり意識を割かれる事になるかと思います。

ただし、これを自然に行えるようになると対空もできるようになり真価を発揮する事になります。
地味ですが頑張る価値があるポイントかと思い、記事にしてみました。

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