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メタバースとは何か?初心者向けに解説

最近、メタバースという言葉を聞いたりしませんか?

メタバースとは、人間社会が存在する仮想空間のことです。

本記事では、初心者向けにメタバースの意味や良さなどを紹介していきます。

メタバースとは

メタバースとは、人間社会が存在する3D上の仮想空間です。

現実ではなく、ネット上で作られた仮想空間で、人と出会いコミュニケーションを取り、サービスや遊びを提供したりできます。

メタバース内では、自分の代わりにアバターと呼ばれるキャラを操作します。

例としては、ニンテンドースイッチの「あつまれ どうぶつの森」がメタバースを表現しています。

空間内でキャラを操作し、アイテムを交換したり遊んだりすることが可能です。

ネット上で作られた3D空間で人間社会が形成されます。

メタバースのやり方

現状のメタバースは、ヘッドセットを装着して行います。

画面を見て空間を味わうのもメタバースの一種ではあるが、理想は自分の視覚で仮想空間を体験することです。

専用のヘッドセットを装着すると体験できるが、発展途上なのでいくつか問題点があります。

機材が高く、ある程度の広さが必要、機材の準備が面倒などです。

将来使いやすい機材になると思われるので、期待したいところです。

メタバースの良さ

メタバースは様々な良さがあるが、ここでは3つのメリットを紹介します。

アバターで操作

メタバースでは、見た目に悩まされずにアバターで操作することができます。

アバターとは仮想空間で操作するキャラクターのことであり、自分の代わりに映す姿です。

メタバースは現実世界をネット上で体験することであり、自分の姿をさらすことにもなるのだが、そこをアバターで表すことができます。

人、動物など自分の好きな姿で操作することができ、自分の見た目に悩んでいる人にとっては理想的です。

様々な経済活動が期待できる

もちろん経済にも大きな影響を与えます。

新しい媒体が誕生すれば、そこにビジネスが生まれるのは必然と言えます。

例としては、広告宣伝があります。

家電や自動車メーカーが、自社製品を3dモデルとして配布することです。

仮想空間は、物や建物などの大量の3Dモデルが設置された3D空間です。

自社製品のモデルが設置されたら、空間内が盛り上がり、企業にとっては宣伝になります。

広告は鬱陶しいイメージがあるが、メタバースにおいては3Dモデルとして設置することなので、むしろ嬉しいものになるはずです。

トヨタの自動車やダイソンの家電などを設置すれば、更に楽しさが増します。

もう1つの例は、3Dモデルのクリエイターが活気づくと思われます。

今後メタバースが革命を起こすなら、その空間を制作する腕のあるクリエイターは重宝されるはずです。

実際の企業の動きとしては、Facebook社はメタバースを強く意識しています。

Facebookは、2021年に社名をメタ・プラットフォームズ(通称Meta)に変更しました。

Meta(メタ)とはメタバースのことであり、将来期待されるメタバースの事業に、本格的に介入するために社名を変更した表れでしょう。

大手企業が社名を変更するほどなので、メタバースには可能性が秘められています。

Facebook改めMetaは、メタバース事業の第一線に立ちたいのだと考えられます。

メタバースにおけるビジネスは、確実に加熱するはずです。

SNSが進化する

メタバースはSNSの進化系とも見られます。

SNSでは文章で他人と触れ合うシステムだが、メタバースでは本当に人と触れ合っている状態を味わえるので、更に盛り上がる可能性があります。

アバターを介するので、SNSと同じでコミュニケーションを取りやすいです。

今ではSNSがないと生きていけない人もいるほどなので、SNSよりもリアルな体験ができるメタバースだと、仮想空間でほとんどの時間を過ごす時代が来るかもしれません。

メタバースのサービス

現在あるメタバースのサービスを2つ紹介します。

VRChat

公式サイト:https://hello.vrchat.com/
VRChatは、アメリカのVRChat Inc.という企業が作った、現在メタバースに最も近いサービスの1つです。

仮想空間でアバターを動かし、お喋りしたり、遊んだりする内容です。

アバターも自由に作ったものを操作できるなど、自由度が高いと言えます。

ヘッドセットなしでも利用はできるが、よりメタバースを体験するにはヘッドセットを利用する必要があります。

ワールドと呼ばれるものを選び、そこにいる人たちと交流する仕組みであり、一部屋だけの空間や町のような規模の大きい空間など、種類は様々です。

技術が上がっていけば、本当に現実のような体験が期待できます。

Horizon Workrooms

公式サイト:https://www.oculus.com/workrooms/?locale=ja_JP
Metaが開発した、ヘッドセットを使用し、アバターを介して会議室のような空間で会議や仕事をすることを専門としたサービスです。

ゴーグルを装着し、目の前に会議室が現れるので、本当の会議室にいるような気分が味わえます。

空間にあるホワイトボードを利用できたり、PCの画面を表示させたりできます。

画面だけのリモートと比べて、アバターが動いて説明したり、実際の空間にいる気分も合わさり、リモートよりも内容が伝わりやすいです。

まとめ

・メタバースとは、人間社会が存在する3D上の仮想空間である

・メタバース内では、自分の代わりにアバターと呼ばれるキャラを操作する

・専用のヘッドセットを装着することで、立体的に空間を体験することができる


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