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"ベーシスト清は選手でアーティスト清は選手兼監督" Interview: At home with Kiyoshi

みなさん、元気にしてますか?私は相変わらずめっちゃ元気!恥ずかしいくらい元気!

毎日、充実した日々を送っています。結構忙しくしてる。こんな世界やけど、どこかで私の音楽を聴いてくれている人がいると思うとそれだけで元気ゴリゴリよ。

アルバムレコーディングのお仕事がありました。昨今の事情でスタジオでは録れず、オンラインでのやり取りになってまあまあ泣きそうでしたが、無事に納品完了!

終わったあああああああああお疲れしたあああああああああ
アルバム全曲録り終えた時の解放感、本当好き!!ふおおおおお

でも、なんだろう。ベースの演奏だけで自分の仕事が終わることに、もはやちょっと「あれっ?」となる。え、これで終わりか、そっか、、そうだよな、、、って。


先日、インタビューを受けました。

↑この記事の最初の写真の清、殺し屋みたいな顔してるな。笑

今回も一応日本語訳を載せます。翻訳ツールにぶち込めば結構いい感じに訳してくれますが、やっぱニュアンスの違いがあるので。

では、いってみよう!


普段はツアーやライブ、ソロアーティストとしての活動、他のバンドやプロジェクトで多忙を極めていますが、今はどのように過ごしていますか?一時的にライブができない今、何に時間を費やしていますか?
いつもとあまり変わらないです。多くの人にとって、私たちミュージシャンはツアーやライブをしている時だけが忙しそうに見えるかもしれません。でも、それは私たちの音楽活動の一面に過ぎず、すべてではないんです。もちろんライブがないのはすごく寂しいですが。
私の主な仕事は自分の音楽作品を作ることなので、実際にはステージ上よりもステージ外の方が忙しいんです。曲を作ったり、音楽用の機材やソフトウェアについて学んだり、デザインや映像の新しいアイディアを試したり。やることはたくさんあります。

ファンのためにバーチャルパフォーマンスやQ&Aをしているアーティストもいます。家に閉じこもっている間にそういうことをしていますか?
はい、少しですが。長文のブログをいくつか投稿したり、楽しんでもらえるように動画をアップしたりしました。バーチャルジャムにも参加しましたが、リアルのジャムの楽しさにはまったくかなわないですね。

ツアーミュージシャン、クルー、ライヴハウスやライブハウス運営者の未来を心配していますか?また、通常のツアーに戻れると思いますか?それとも元通りにならないと思いますか?
とても心配しています。特にツアークルーやライブ会場で働いている人たちのこと。ミュージシャンは彼らがいなくてはライブができません。私たちには彼らの助けが絶対に必要なんです。多大なサポートにいつも感謝しています。このパンデミックが過ぎ去った後、演奏する場所がなくなっていたらすごく悲しい。
今までと同じような世界にはならないと思います。また普通のツアーができるようになるには、とても長い時間がかかると思います。

ここ数年でいくつかの素晴らしいソロアルバムをリリースしていますね。すでに新しい作品に取り組んでいますか?
もちろん!常に作曲しています。でも、リリースを急いではいません。今までと同じようなスケジューリングでは、スムーズにスタジオでレコーディングできないのではないかと懸念しています。新しい、より良い方法を探す良い機会です。

ソロアーティストとしてあなたはベースを弾いて歌い、それをドラマーだけでバックアップすることに専念してきましたね。 ギタリストなしなんて、すごいです。このアイディアはどこから生まれたのでしょうか?
私にとってはすごく自然なことです。私はベースとピアノしか弾けないから、いつもそれらを弾きながら鼻歌を歌って曲を作ってきました。リズムトラックを作って、そこにベースをいくつかダビングすると、それだけで充分ゴージャスなサウンドになります。私が私の音楽に求めているものはとてもシンプルで、あまり多くの音は必要ないです。世界には、The White Stripes、Death From Above 1979、Blood Red Shoes、Royal Bloodなど、かっこいい2ピースバンドがたくさんいて、刺激を受けます。
ギターはかっこいいし弾けたらいいなと思うけど、ギターの練習には興味がないんです。なぜかはわからないけど。。

これまでのキャリアの中であなたは様々な音楽スタイルに取り組み、その全てに秀でています。インスピレーションを得るために、どのような音楽を聴くのが好きですか?
かなり色々な種類の音楽を聴きます。古いもの/新しいもの、激しいもの/静かなもの、有名なもの/マイナーなもの、なんでもいい。最近は海外のインディーズアーティストをよく聴いています。独自の発想がとてもおもしろいです。他の誰かに過剰にプロデュースされた作品よりも、DIYのパワーを感じる作品の方が好きです。

ミュージシャンとして最も影響を受けたベーシストは?
一人を選ぶのは難しいけど、やっぱLes Claypool!彼は私の神。超独創的。彼が作る音楽の主役はいつだってベースです。ベースボーカリストとして、ソングライターとして、多大な影響を受けています。初心者の頃、彼がよくやるコードストロークの技術を身につけたくて、何度も何度も練習しました。スタイルは違うけど、私の音楽の中に彼の影響をたくさん見つけることができると思います。

あなたは私の絶対的なお気に入りベーシストの一人です。猛烈でパワフルな演奏をされます。マーティ・フリードマンや他のアーティストのバンドで演奏するときは、あまり主導権を握らないように抑えて演奏やパフォーマンスをしますか?それともいつも同じようにしているのでしょうか?
そう言っていただいてありがとうございます。幸いなことに、私が一緒にお仕事をするミュージシャンはみんな、"自分を抑え込まないで、ありのままで"と言ってくれます。だからどんなステージでも誰にも遠慮しないし、私がそうしたいならいつでも野獣のようなパフォーマンスができます。でも、ステージで常に目立ちたいとは思っていないんです。意外に思われるかもしれませんが。。
ベースは"ベース(土台)"。私はベーシストなので、最も重要な仕事は曲の土台を支えることです。
ソロアーティストの私と、単にベーシストとしての私では、ちょっとした違いがあります。ベーシストの清は選手で、ソロアーティストの清は選手兼監督みたいな感じ。常にマイクの前をキープして、ベースラインとメロディを同時にコントロールしなければならないのはとても大変ですが、超楽しいです。観客が自分の音楽に合わせて揺れるのを見るのは最高の幸せです。
どちらにしても、主導権はいつも音楽にあります。やるべきことはすべて音楽が教えてくれると信じています。


以上です!読んでくれてありがとう〜


記事にあるとおり、やることはたくさんあります。

今回の騒動で、"時間ができた"という人が多いように思うけど、私は逆。"時間が奪われた"という感覚が大きい。ずいぶん奪われている。

こんなのが起こらなければ考えなくてよかったこと、しなくてよかったことに割いている時間を思うと、ああああああもう!!ってなります。この時間は本当は他のことに使いたかったんじゃあああ!!返せ!!とか思う。。

でも、遅かれ早かれ、いつか訪れる事態でしたよね。それがたまたま2020年の今、やってきたんだと。

現状に関して、そりゃあ色々思う。でも、外に向けて言いたいことはない。誰かと意見を交わすつもりもない。

これ以上奪われたくない。今できることを淡々とやります。


私がかっこいいと思うのは、静かに努力している人。黙って着実に行動している人。そして成果を出す人。

例えば、何も言わずに年末あたり突然、2枚組特大ボリュームのアルバムを発表するような人ですね。

あ!私は作らないよ!2枚組なんて!大変やもん!笑


"選手兼監督"という立場が存在することを教えてくれたのは、スラムダンク。


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こちらの方が翔陽高校バスケ部キャプテンで選手兼監督、藤真さんです。

あー。スラムダンク読みたいわー。何回読んでも読みたいわー。


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そのとおりだよ、流川。


では!また書きます〜