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ごめんねマイコー先生

昨日の出来事。
藤井風くんのカバーアルバムに入っていたので、改めてマイケルのビート イットの歌詞を検索して愕然とした。当時思い描いてた曲のイメージと真逆のメッセージを見つけたから。
記憶を辿るMVはヤバそうなギャング集団が鉢合わせ、一触即発からのマイコーの仲裁ダンシング。あのフリを真似して踊ったっけ。
今思うと「今夜はビートイット」っていう中途半端な邦題の「今夜は」は何なん?
高校生だった私は単純にbeatは叩く、つまり「今夜はやっちゃえ!」ってことと単純に受け止めて、ひたすら叩け叩け叩け〜のケンカの歌だと思っていた。

あれから37年の時を経て訳詩を読んでみたら、ざっくり言えば「危ない奴からはbeat it(逃げろ)」って事なの!当時も歌詞カードを読んだと思うんだけど、beat itが「逃げろ」「立ち去れ」だなんて書いてあったかな?

「マイケルごめんね。今ちゃんと受けとったよ。」思わず空を見上げて呟いた。

晩ご飯を頬張りながら、相方に確認してみたら、やっぱりケンカの歌だと思っていたようで、即座に訂正。
今日職場で同僚にも訊いてみたら3人中、同年代の2人は同じくケンカの歌。(もう1人はリアルタイムでは聞いてなかった様で、多分最初から和訳付きで耳にしてたのかもと推測) 「今教えて貰わなかったら一生知らずに死んでた」とまで言われて感謝された。

藤井くんの最新曲「きらり」の歌詞のように、何気ない日常に新しい発見がキラキラしてて、いや〜本当に気がつけてとてもうれしい。

叩け叩けと踊ってる高校生の私に「ケンカの歌じゃないらしいよ。それからこの先37年間ギャングに絡まれる事もないからね♪」と耳打ちしに行ってあげたい。

藤井風くん、ありがとう🍃

#藤井風  

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