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ワンスマカートレース CITY CIRCUIT TOKYO BAY EVカートPrix参戦

  24日にシティサーキット東京ベイで行われた、ワンスマカートレース CITY CIRCUIT TOKYO BAY EVカートPrixに参戦してきました。
 
 このサーキットは、10月からのプレオープン期間を経て今月17日にグランドオープンしたばかりで、一般の人が参加するレースイベントとしては文字通りこけら落としといった感じだったでしょうか。
 運営が、今年のスーパーGTとスーパーフォーミュラでチャンピオンを取ったTOM’Sで、しかもEVカートを使ったサーキットということで、モータースポーツ関係のメディアのみならず一般の情報番組でも取り上げられるくらい注目度の高い(その分期待値という名のハードルも高いとも言えるでしょうね)サーキットです。
 ちなみに、レース当日はジャパンカートさんも取材に来ていました。
 
 行きは新橋乗り換えで初めてゆりかもめに乗りましたが、日曜日の朝7時台でも全然座れないくらいの混雑で、東京ビックサイトで行われるコミケとか、沿線の大きな施設でイベントが行われるときとかはそれはすごい混雑になるんだろうなというのは容易に想像がつく気がします(だからコミケでは始発に近い電車で会場入りする人が多い?)。
 初めてレインボーブリッジの下側(上を走る首都高は台場⇒芝浦方面に何度も走ったことがあるので)を通りましたが、近未来感があって新鮮でした。
 シティサーキットは青海駅のすぐそばなのは当然知っていましたが、お台場海浜公園駅の手前でシティサーキットの建物が見えたので、何を血迷ったのか、ここから歩いたらどれくらいかかるか試しに歩いてみようと思い、謎のお台場海浜公園駅で下車(爆)。
 お台場近辺は、アクアライン経由で千葉県方面に行った帰りとかに首都高で通過したことがあるくらいで、何がどこにあるのか土地勘が全くないところではあったので、どこがどうなっているのか見ておきたいというのも正直ありましたし…。
 ちなみに、シティサーキット周辺は再開発が始まったばかりといった感じで、現状は飲食店どころかコンビニもないので(飲み物の自販機はあり。キッチンカーが来ている場合はある?)、飲み物や食べ物は新橋でゆりかもめに乗る前に買うか、例えば、通常のレンタル走行で、午後からの走行予定であれば、ゆりかもめの台場駅あるいは、りんかい線の東京テレポート駅で降りて、それらの駅周辺の飲食店でお昼を食べてからサーキットに向かうのもいいかもしれません。
 
 今回は12チーム参戦ということで、かなり早い段階で定員になってキャンセル待ちを受け付けるという盛況でした。
 開会式、ブリーフィングの後でコース上を歩ける時間があったので走る前にコースを確認しましたが、コース後半のコーナーが連続する区間で細かなアップダウン(←木更津のピットから一番遠いゾーンみたいな感じ)があるのに気づきました。前回のU-KART同様、YouTubeの動画を見ているだけではこれはわからなかったですね。

 自分はチーム87に割り当てられました。自分が初めてワンスマカートレースに参戦した2016年4月の木更津でのレースのときがチーム87で、スタッフさんがそのことを覚えていてくださったのかなと勝手に想像していますが…?
 
 レース方式は以下の通り、いつものワンスマカートレースのレースフォーマットで行われたのですが、バッテリーの連続稼働可能時間の関係で、練習走行が終わった時点と耐久レースの途中でマシン乗り換えという、初期のフォーミュラEと同様の運用が行われました。
 
☆練習走行兼タイムトライアル25分
 適宜ドライバー交代して、チーム全員が走る。
 
☆個人スプリントレース
 1人当たり3周のレース。5回のレースのうち、それぞれポイントの多い方から3レース分を有効ポイントとする。
 
☆決勝耐久レース
 グリッドは練習走行兼タイムトライアルのベストラップ。50分耐久レースで、ピットイン時に、走ってきたドライバーが、ビンゴゲームに使うような?ボタンを押すと任意の2ケタの数字が表示される機械を使って抽選して、出た数字に応じたアトラクションをやって(出た数字によってはアトラクションなしの場合もあり)、そのアトラクションが終わるまでは次のドライバーはスタートできない。従って、アンカーで走る人はアトラクション免除。ドライバー交代は最低4回。レース終了3分前にピットクローズとなる。総合順位はスプリントレースと耐久レースの合計ポイントで決定する。
 
 自分は練習走行、スプリント、耐久レースともに4番目に走りました。
 マシンはN35をベースにした?車両にバッテリーを搭載した仕様のマシンで、4スト200ccのガソリンエンジンを搭載したN35よりは車体の重量は重いんだと思いますが、関東のレンタルカート場で主流となりつつあるSodiのマシンの重さにそれなりに慣れている自分にとってはそれほど気にならないレベルでした。
 コース上でクラッシュとかあった場合は、遠隔操作で全車一斉にリミッターをかけてフルコースイエロー(FCY)となって全車追い越し禁止になるのですが、練習走行での自分のスティントのときは、FCYが何回も出て、クリアラップがほとんど取れませんでした。
 タイムの確認はピットにある電光掲示板でできるのですが、上位10チームまでしか表示されない仕様で、チーム87はその中には入っていませんでした。
 スプリントレースのレース4は、10番手あたり?スタートで、スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれかかったものの何とか止まらずに抜け出し、その後更に自分の前を走っていた2台が最終コーナー付近で絡んだのをうまいことかわして前に出て、最終的には5位でフィニッシュしました。
 耐久レースでは、4人目の走行ということで、自分のところでマシン交換しました。トランスポンダーを付け替えるのにちょっともたついてスタッフさんの助けを借りたりもしましたが、恐らくはそんなに大きなロスタイムはなくコースインしました。
 自分の耐久レースでのスティントでもFCYが出ましたが、コース脇のシグナルがグリーン⇔イエローに切り替わるタイミングと、全車リミッターをかけたり解除したりするタイミングとが大きくずれていることが散見されたのが個人的には気になりました。走っているとコース脇のシグナルとスタッフさんが出す旗だけが頼りで、イエローからグリーンに切り替わったのにリミッターが解除にならないと、アレ?どうしたんだろう?と走ってて思うので。
 
 耐久レースの残り5分くらいの模様を動画で撮りましたが、この動画の中にもそういった場面がありました。

 マシン交換に伴い、使用するピットレーンが変わるということは走行前に確認して頭に入れていたのですが、それなのに自分のピットインのときに入るレーンを間違えるという痛恨のミス…。間違ったレーンに入ってすぐのところで気づいて止まり、あとはスタッフさんの指示に従ってマシンを降りてアトラクションゾーンまでダッシュ。
 今回のアトラクションはあっち向いてホイでした。あっち向いてホイの相手はチーム監督の華さんだったので、早めに負けてくれてアトラクションでのロスタイムは割と短めでした(2017年飯能での華さんとのあっち向いてホイのときは2分くらいかかってましたw)。今回ラップ表とかリザルトが貰えなかったので、どの程度のロスタイムだったのかこちらで検証ができないのですが、今回の最大の反省点であることだけは確かです。
 
 ハンデ及びアトラクションボーナスを加味した、耐久レースの最終順位は10位でした。一方、スプリントは計時システムの不具合でレース1とレース4のリザルトのみがポイントをつけるという形になり、スプリントだけの総合順位は8位で、スプリントと耐久を合わせた総合順位は10位でした。

 この日はTOM’Sの舘会長も来られていて、表彰式で飛び入りで挨拶するサプライズもありました。
 じゃんけん大会では、作業用グローブとマイクロファイバーお掃除クロスをゲットしました(あと参加賞のワンスマ卓上カレンダーも)。

 帰りは、ダイバーシティ東京でお昼を食べて買い物をした後、りんかい線東京テレポート駅から埼京線経由で帰ってきました(東京テレポート駅の発車メロディが「踊る大捜査線」の劇中で流れる音楽を使っていたのに、今更ながら密かに感動してたのは内緒ですw)。東京テレポート駅⇔ダイバーシティ東京間は人通りが多いのですが、シティサーキット方面に行く人はまばらで、サーキット周辺の再開発がある程度進むまでは、そもそもそういう施設があることを多くの人に知ってもらうよう宣伝しないとなかなか大変かもしれません。

 現時点では、まずはモータースポーツの楽しさを多くの人に体験してほしいということに主眼が置かれているように思われ、うちらみたいなガチ勢?にとっては改善してほしいポイントがいろいろあるのは正直なところですが、そういったところも含めて今後改善していくことを期待したいと思います。
 
 何はともあれ、3月から活動再開して、久しぶりにCOVID-19感染拡大に伴う中断もなく1年間ケガもなく走り切れたことはよかったです。
 



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