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焼きそばうえだを読んだ。

さくらももこさんを誤解していた。
ちびまる子ちゃんのことはもちろん知っている。むしろ大好きだった。
僕もまるちゃんと一緒だと何度思ったことか。「どうしてぼくのその気持ちのことを知っているんだ?まるちゃん?」と思いながら見ていた。共感という言葉で集約されるのだろうけど、僕だけではないのだろう。この視点ことがさくらももこさんの魅力だったのだ。
それに気づいたのは小学校のときテレビでまるちゃんを見ていたときではない。私が41歳になった2021年のことだ。

まるちゃんの声優さんといえば、TARAKOさん。なぜだか、さくらももこさん=TARAKOさんという認識だったような気がする。

エッセイ「もものかんづめ」という本があることは知っている。果たして今もそのタイトルであっていたかもわからないし、確かめることもしない。
なんだか、かんづめの話なんだろう、くらいな認識で今も読んでいない。

そんな僕が、「焼きそばうえだ」に出会う。
〇〇ロスという言葉ある。嵐ロスとか、ガッキーロス。ドラマが終わるとき
にもロスということを聞いたことがある。
僕はそんなロスを感じた記憶はない。唯一あったかと記憶するのは、あまちゃんが終わったことだろうか。自分の習慣になっていたような番組が終わったときに確かに空虚な気持ちを感じた。
今回の「焼きそばうえだ」に関しては、はっきりロスだ。と思った。
本が半分を過ぎたころからか、終わってほしくない!という気持ちになったのだ。こんな気持ちになった本がかつてあっただろうか。
しかも、物語でもない、エッセイなのだ。

何度腹を抱えて笑ったことか。
この文章もさくらももこさん風にトライしてみた。

あんなエッセイかけたら楽しいだろうなぁ。
普段しゃべることが多い僕。読む楽しさを教えてくれたさくらももこさん、ありがとうございます。

note続くかしら。


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