幽幻ロマンチカ 有頂天 メリィ~ステラワースにほだされて~

この前待ちわびていたスキドルくんからの発送メールがきて、楽しみにしていた最高潮ビッグ缶バッジが届いた!ヤッタ~~
もうこのメールをどれだけ待ちわびた事か。
これを待つ間もステラワースくんから「メリィのCD準備してるよ、ちょっと待っててね」みたいな優しくてマメなメールが来るので心が揺らいだわ~。

いやマジでステラワースくんめちゃくちゃマメじゃない?お世話になった事がある人はわかると思いますが、「そんなことまで連絡くれるの?」ってくらいメールくれる。すっごくいい人なんだけどな…。ほら、私にはスキドルくんがいるので…みたいなジレンマがあるよね。

そうこうしているうちにもうすぐ最高潮メリィの発売日だー!ミスってなければ今回こそ発売日に聴けるはずなので楽しみすぎる。
祝言パック聴いた後に絶対踊りだしたくなるからアラビア衣装を用意しておかねば。Amazonで買えるかな?メリィさんに聞いてみよう!

というわけで、今回はさっくりメリィの初登場CDのレポートに入ります。

◆幽幻ロマンチカ 有頂天 メリィレポート

【あらすじ】
女子生徒がひとり夜遅くまで学園内に残っていると、暗闇の中から突然校内放送が流れる。
「もしもし、私メリーさん。これを聞いた生徒は今すぐ放送室にお越し下さい」
怖くなって逃げるように廊下を走ると、携帯電話が鳴り出す。助けを求めて相手も確認せずに電話に出ると、電話口から「来られないなら、私がそっちへ行きますね」と声がする。着信は何度も繰り返され、今いる居場所を告げてくる。その場所はどんどん近づいてきて、最後の着信の「今、貴女の真後ろにいます」という声は、耳元で告げられた…!

【潔子的ハイライト】
■ダミヘの使い方が面白い
「今、貴女の真後ろにいます(デューン!!!)」とダミヘの背後から告げられるの、4DX感があって個人的にめっちゃ面白かったです。
喋り方の抑揚とかも含めてメリィは一番「幽霊感」があっていいですね。
電話のときの音声の聞こえ方や、校内放送の時の聞こえ方が少しずつ違って凝っています。

■はじめからフルスロットル
他のキャラはヒロインとの出会いの瞬間から描かれていることが多いのですが、メリィははじめてヒロインが入学した日に廊下ですれ違ったのが恋の始まり。つまり一年は片想いで見つめ続けていたため、序盤からフルスロットルでヒロインのことが大好きなのが面白いです。一人で思いつめて、ようやく勇気を出して姿を現した瞬間からがお話のスタートになっているので、ヒロインと同じ「はじめましてなのに圧がすごいよー!!」という気持ちになります。きっと無印の頃から見てはいたんだね笑

■電気を操れる能力
メリィの持つ「電気系統を乗っ取れる能力」はひとりだけ近代感あって個性的だし、電脳系のキャラクターが好きな私は大好物です。デジタル社会のこの世の中、地味だけどめちゃくちゃ強いよね。
結構な能力持ちなのに妖怪としては新米で、臆病な性格なので異様に謙虚なのも彼の特徴です。
「わたしは妖怪なのでいつでも暇ですが…」「そういう意味ではわたし以上に怪しいモノは出てこないので、その辺は安心して良いかと…」
などのセリフが特に好きです。

【キャラのみどころ】
■思い切りビビられている
有頂天のヒロインは七霧学園二年生の設定なので、一年生として学園に通うメリィは後輩になります。よってヒロインのことを「先輩」と呼ぶのが可愛らしいです。人の姿に化けていても190センチ近い身長なので、思いの圧といい普通に怖いためヒロインにめっちゃビビられているのも可愛い。ヒロインがナチュラルに警察に通報したシーンが好きすぎた。
メリィの良さは「自分が怖いという自覚は十分ある」ところですね。

■基本テレサだけど、素直
メリィはスーパーマリオに出てくるテレサみたいなところがあるので、背を向けると寄ってくるが、見つめられると照れてしまう。
恥ずかしがり屋で、自分が怖い自覚はあるけど「人と仲良くなりたい」という気持ちに素直なところがメリィの良さです。臆病なのでアプローチの方法がズレてるだけで、ヒロインのピンチの時は自分の脳力を生かして助けてくれる、とても頼もしい妖怪です。

■喋り方が可愛い
いつものテンプレも「もしもし、言ったらダメですよ…?」と自分の味付けにしていて可愛い、満点です。
取り憑く前に「ちょっとお体いいですか?エイッ」「失礼しまーす」と優しく確認してくれるのはRejetのキャラクターでもメリィだけだと思うよ…とてもいい子です。
普段も可愛いけどモノノケはとんでもなく可愛いので期待してて下さい。

■トラック7が最高
メリィの有頂天、エンディングの語りが潔子は大好きなのでいろんな人に聴いてほしい。恋が結ばれるハッピー感ももちろん良いのですが、臆病なメリィが「自分を肯定できる理由」がとても素敵だと思います。それに一枚目のCDで気づけたのは、メリィの人間たちへの愛情や、優しい心があってこそだと思うのでとても温かい気持ちになりました。

潔子が「幽ロマっていいな」と思うのは、シチュエーションCDはどうしても「キャラとヒロインふたりだけの世界」になりがちだけど、それだけだと《人の思いからできている妖怪》とは濃厚な依存関係になってしまう。
そこで幽ロマのキャラクターたちはヒロインとの恋の気持ち以外に、妖怪たちが自分たちなりの「人間界での居場所」を見つけていく様子が描かれているところが、丁寧でとても良い作品だなーといつも感じます。

作り手の「キャラクターを幸せにしたい気持ち」を感じて温かい気持ちになる、素晴らしいクリエイトで聞くたびに大好きになってしまいました。
お陰様で単独イベントも行けることになったので、私もたくさん感想を書いていきたいと思います。
音声作品抵抗ある人もいるとは思いますが、良い作品なのでいろんな人に知ってもらえますようにー!

次回は第六の謎アラハギですね。
これが一番Eテレ感強いCDだったと記憶しているので、澄んだ心で聴きたいと思います。

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