幽幻ロマンチカ 無印 イリヤ~蛇神様は右からがお好き~

前回どうしても語りたかったバイトの話をしたら満足してしまった!!
そしてイリヤのCDは幽ロマの中でもちょっと特殊なポジションだなと感じているので、言語化できるか正直怪しい…
よって今回も余談からスタートです。
レポから読みたい人は次の見出し◆まで飛んで下さい。

コロナショック以降今まで以上にTLの潮流をぼんやりながめていると、「オタク結構ジャンル変わったな」という印象です。
考えられる要因は
・テレワークなど、生活が変わった人がたくさんいる
・大型イベントが軒並み中止になりモチベが分散した
・新しいソシャゲがリリースされた(ヒプマイ、あんスタ、ツイステetc...)
・無人島生活をはじめた
とか色々あると思う。

私のTLもざっくり「あつ森」「ツイステ」「あんスタM」「ウーユリーフの処方箋」のいずれかをしている人が多い。
Switch本体がなかなか買えないらしいですね。オトメイトの一斉移植に合わせてやむなくSwitchを買っていた層がまったく図らずして勝利する結果となってしまった。

とは言え上記タイトルたちが盛り上がる中で私がハマったのが「幽幻ロマンチカ」なので、常に水際で飛び乗る舟がズレている。
ソーシャルディスタンスを守るべきこの世で「超密着!取り憑かれCD」を聴く背徳感たるや…これこそが合法の密ですね!

私は遅咲きのオタクで、オタクとして開眼したのが2015年1月だったからなのか、何故か2015年リリースの作品にドハマりしやすい。
Rejetに興味を持ったきっかけも、同年秋アニメのDance with Devilsに沼ったからである。

思えばその時もオタク界が同じavex picturesのスケートアニメで大いに盛り上がる中、陽気に魔界でダンスしていたな。
この2015年の沼はどうやら私のオタク血液の源泉らしく、コロナショックでも例に漏れずそこに流れ着いてしまった。何かの運命すら感じる。

私がタイムリープ系の主人公だったら何度目が覚めても2015年に還ってくるだろうな。
もし記憶を失えるなら、今沼っているすべてのコンテンツともう一度出会い直したい。
わがままだから所持しているアイテムたちはそのままで…

蛇神様、お願いします!!
というわけで今回のレポート行きたいと思います。
公式YouTubeが無印を公開してることに気づいたので記事のリンク先を変更しました↓↓
リンク先から本編がそのまま聴けるよ!

◆幽幻ロマンチカ 無印 イリヤレポート

【あらすじ】
七霧学園に噂される七不思議のひとつ、保健室のかなしばり。
体調を崩して保健室のベッドで休んでいると、いつの間にか逢魔が時を迎えている。
目を覚ますと身動きができず、もがいていると蛇の妖怪イリヤが這って現れる。
彼は自らを『蛇神』と名乗り「君の願いを3つ教えて、オレが叶えてあげる」と囁いてくる。願いを3つ叶え終わるまでは離れられないと告げるイリヤに、ヒロインが選んだ願いとは…?

【潔子的ハイライト】
■蛇神様は右からがお好き
同時期に幽幻ロマンチカを楽しんでくれている友人Mさんの呟きで知ったんだけど、イリヤは取り憑き中やたら右から攻めてくる!
これを知ってから聴くと「マジで右からじゃん」という気持ちが高まります
あと幽ロマCDの中でもイリヤは他の子と比べ物にならないくらいリップ音が多い。このジャンル全然えっちじゃないと思っていたので驚いた。

■本日のアニメイト
無印の中の全てのアニメイトデートの中でもイリヤは「なぜアニメイトに行った大賞」受賞です。
辛い過去をカミングアウトしてくれたイリヤをなんとか元気付けたいと思ったヒロインが連行するのがアニメイトなんですが、そこに連れて行かれて喜ぶのはオタクだけだよ!
センチメンタルな妖怪を連れていく場所ではない。

学園に縛られて出られないイリヤは常に退屈しているので「音楽を聴かせてあげたい」というヒロインなりの思いやりなんだろうけど…タワレコでは駄目だったのだろうか?

ここで優しい蛇神様は「君も何か欲しいものないの?」と尋ねてくれるが、ここでヒロインが手に取るのがシチュエーションCDなのもやばい。それは一人の時にしようね。思春期の欲望がダダ漏れすぎる。
ここで甘いセリフを囁かれた後に「オレとCDの中の男、どっちがよかった?」と聞かれるのですが、「CDの男です」と即答しているのでこの作品ヒロインが強い。
メタすぎてツボにはまってしまった。
そしてその後にコーラとドーナツを買って学園に戻るのも強くて笑った。

■7つ目の七不思議を自分から言ってくる
幽ロマ無印は「妖怪と人間が恋に落ちる」という七霧学園の7つ目の七不思議を、ヒロインとその妖怪が見つけて、学園に縛り付けられた妖怪の呪縛を解くストーリー。
ここまでのヒフミ、ザクロはヒロインの気持ちが自分に向いているとわかるまで、7つ目の七不思議を知っていてもヒロインに伝えないスタイルでしたが、イリヤはトラック4/7で自分から伝えてきます(しかもアニメイトで)
場所はさておきこれは結構個人的には好きだったな。

■嘘がある
私は妖怪には人を騙してほしいという気持ちがあるので、お話の中に嘘があったのは加点です。あと「ゾクゾクするねぇ…」って言ってきて「ダークファンタジーはこうでなくては」と感じた。

■3つ目の願い
他人のために願いのひとつを使ってしまうほどまっすぐな心のヒロイン。彼女が本当に望む「3つ目の願い」にイリヤは強い興味を持つ。
この3つ目の願い、私は「7つ目の七不思議を見つけたいと願う」「イリヤの呪縛を解きたいと願う」のどちらかになるだろうなーと予想して聴いていたら、そのどちらでもない形でエンディングを作ってきたのが良かったです。ここは一応ネタバレ避けておきます。

【キャラの見どころ】
■能力がチート
もうこれ以上に言いようがない。能力が高いので展開が派手にできるからか、私は体感他の子より1.5倍くらい長く感じました。
幽幻ロマンチカの面白いところは、妖怪としての能力がキャラによってかなりバラつきがあるところ。
ソシャゲとかだったらもう少し平等にキャラデザすると思うんだけど、イリヤは無印だと人への変化の他に
・人間の願いを3つ叶えることができる
・記憶を消すことができる

の2つの能力が出てきているんですが、流石に神と祀られていただけある。

多分この作品一番能力が高い妖怪はトイレの妖怪のハナヲなんですが、具体的に人を操れる能力が描かれているのはイリヤだけなので最強感ある。
このあと出てくる化け猫のアラハギは身近なモノを浮かせることくらいしかできないので、アラハギにも少し分けてあげてほしい。

■酔っ払って甘えてくる
幽幻ロマンチカを聴いてはじめて気づいたんですが、もしかしてこの酔った男に甘えられるシチュエーション需要があるんですね?!
私にこの癖がないのでちょっとわからない部分なんですが、イリヤのCD必ずコーラに酔っ払ってセクシーになる描写があるので、これは多分サービスシーンなのだなと理解しました。

■イリヤのCDは幽幻ロマンチカの中では一番セクシーでちょっとだけ怖い
他のRejet作品から入った方はとりあえずイリヤから聴くのが一番馴染みやすいんじゃないかなーと思います。
それでも他タイトルと比べれば全然甘いし優しいんですが、酔っ払うと気まずくなるくらいチュッチュしてくるのでこのCDはスピーカーで聴かない方が安心です。あと蛇だから舐め方がすごい。
これはなんかうまく言えないから聴いてみてください。全身舐めてるよ。

これはひとえにお耳の恋人こと立花慎之介さんのお芝居のセクシー力と妖力が半端ないので、他のコンテンツなどで立花さんが猛烈に刺さっている方は是非聴いて見て下さい。

ここだけの話イリヤのCDは中古で手に入れるのかなり難しいので、お好きな方にはすごく刺さると思われます。みんなの秘蔵版CDになっている予感。
ぜひご購入はRejet公式通販SKiT Dolceにて!

次回は第四の謎 化け猫のアラハギをレポートします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?