幽幻ロマンチカ ~ここで改めてシリーズ紹介~

梅雨の時期体調崩すタイプなので久しぶりの投稿になりました。
私がダウンしている間に良いニュースがあり、いろんなお友達が幽幻ロマンチカを聴いてくれた!オタクにとってこんな嬉しいことがあるか??
私も友達のオススメは積極的にトライすることにしているけど、音声コンテンツってアニメや漫画よりハードル高いのは当然理解しているので、良い友達がたくさんいるな…としみじみ感動した。

新規で幽ロマに来てくれる人に今一度「幽幻ロマンチカのシリーズ紹介」をしたくなったので、簡単に説明します。

■幽幻ロマンチカってなに?
「幽幻ロマンチカ(以下幽ロマと表記することもあり)」は株式会社Rejetが制作するコンテンツの一つで、架空の学園の七不思議をモチーフにした妖怪たちに取り憑かれて恋をする作品。媒体はシチュエーションCDなので使うのは耳と想像力のみ。
ダミーヘッドマイクという人間の頭の形をした特殊なマイクを使用して録音されているので、耳だけで音声との距離を感じられるので臨場感があります。

幽幻ロマンチカ(無印)

登場キャラは鴉天狗ヒフミ、妖狐ザクロ、八岐大蛇イリヤ、化猫アラハギ、狗神トネリ、トイレのハナヲさんの6人
七霧学園という高校の敷地に呪縛されてしまった六人の妖怪がそれぞれヒロイン(2年生)と出会い、「妖怪と人間が恋に落ちる」という7つ目の七不思議を成就して自由になる物語です。
作品内で唯一ヒロインがキャラクターと結ばれるまでの過程が描かれています。なぜか全員アニメイトでデートするためギャグ要素が強め。一枚で恋が結ばれないといけないので緩急が強く、やや強引な展開も見られる。

幽幻ロマンチカ有頂天

Season2。無印の続きの世界。既存の六人に加えて獏のウタシロと、「もしもし私メリーさん」のメリィの2人を加えた8人構成になる。
ここで無印で6番を担当していたハナヲが「0」に移行。物語の中でもハナヲは姿を消し、暫定で学園に七不思議が揃う形に。
新規の妖怪2人はヒロインとの出会いが描かれ、既存の妖怪たちは恋が成就した後に、妖怪として芽生えてくる不安や本能と戦う物語が描かれます。

幽幻ロマンチカ破天荒

Season3。ここでヒロインの学年が1つ上がり3年生に。妖怪たちはそのまま引き継がれる。卒業前の「旅行」がテーマ。8人の妖怪それぞれがあらゆる因果のもと「七霞町」という温泉街に旅をして、その地に噂される七不思議をひとつずつ書き換えていく物語。
有頂天までは自分のことで精一杯だった妖怪たちが、人間と向き合い、ヒロインを大切にする決意をする物語。

幽幻ロマンチカ真骨頂

七霧学園の高校生設定で、誰ともつきあっていない別の世界線の番外編。
彼らの住む町で新たな七不思議が噂されるようになったため、ハナヲの号令によりヒロインをリーダーにした2人ずつのチームに分かれて、七不思議を解決する物語。それぞれのチーム名は
ヒフミ・ウタシロの「ダークディスティニー愛好会」
アラハギ・トネリの「漆黒の執行人ダークナイトメシア」
ザクロ・イリヤの「エターナルフォース探検隊」
メリィ・ハナヲの「薔薇十字歌劇団」
もちろん命名はハナヲである。1枚のCDで2人キャラクターが出るので緩急がありとても楽しい仕上がりです。初心者にオススメの幽幻ロマンチカなので、これを単体で聴いても問題ないと思います。

幽幻ロマンチカ満天花

Season4。七霧学園の高校を卒業し、大学に進学したヒロインと8人の妖怪たち。(パートナーキャラ以外は七霧学園に残っている設定)大学進学とともに同棲をはじめて幸せな日々を送るが、「人と妖怪が結ばれてはいけない」という人間たちの思いに囚われたヒロインが、あらゆる形で危機にみまわれる。
トラックが進むごとに弱っていくヒロインを妖怪たちがそれぞれのアプローチで救い、ともに生きようとする物語。
他のSeasonでの経験や思いを経てキャラクターが強く成長する姿が描かれます。ともに生きる未来を強く意識した良作。

■幽幻ロマンチカ最高潮

Season5。2020年現在5月から毎月リリース中!
おそらく幽幻ロマンチカ本編の最終シーズンになるだろうけど、公式が「番外編」と書いてる分には今後も期待したい。
人と妖怪という種を超えた恋を成就してきた二人が、新たな人と妖怪の恋を結んでいく番外編。ストーリーは満天花後の時間軸で、8人それぞれの妖怪たちと、いよいよ結婚するところまで描かれています。
Rejet公式通販SKiT DolceとRejet Shop限定の「祝言パック」では結婚前夜のドラマCDと、二人の想い出を綴った絵巻が、アニメイト限定ではまさかの「闇落ちエンドへようこそ」のドラマCDが各巻特典につきます。

妖怪たちとのいろんな未来を感じられる素晴らしい仕上がりです。
今までの2枚が全然違う結末を迎えているので、今月のウタシロも楽しみすぎる。

ざっとですがシリーズについて解説しました。
「キャラクターを縦にシリーズ順に聴くのと、シリーズのリリース順を追って聴くのどちらがオススメですか?」
という質問をよくいただきます。
正直どちらでも楽しめると思うのでどちらでも良いのですが、推しを決めるためにできれば無印+有頂天の追加キャラ2人は先に聴いた方がよいと思います。
これ全部聴いても推しが決まらなかった私が言うとあまり説得力ないかな。
ただ8人もキャラがいると「このキャラはどうしても肌に合わない」みたいなの絶対にあると思うので、そこをはじめに見極めておくと良さそう。

音声コンテンツだし、全部聴くのはさすがに根気がいります。推しが決まったら縦に聴いて寄り添うのも一興です。私はバラバラに完走したんですが、身近なお友達がヒフミを縦に完走したら、気づいたら猛スピードで鴉天狗の女になっていたので、このハマり方もやっぱりいいなーと思いました。

私はこの4ヶ月ずっと幽ロマを楽しんでいて、1日5時間幽ロマの話をしていても飽きないくらい大好きになってしまったのだけど、一番伝えたいことを書きますね。
とにかく幽幻ロマンチカシリーズは、作り手の「キャラクターとヒロインを幸せにしたい気持ち」がどのキャラクターにももれなく丁寧に描かれているのが魅力です。
8人の妖怪それぞれの個性がとても大切にされていて、それぞれ全然違う幸せの形と強さを得ていきます。めっちゃ愛が深くて、私はこの作り手の愛に心うたれました。

そりゃーもちろん全員聴いてくれたら最高だけど、多分全部聴くのはめっちゃ根気いるし、時間も使うし、飽きちゃう人も結構いるだろうな。
なので「この子の未来は見てみたい」と思うキャラクターがいたら追いかけてくれたら嬉しいなー。はじめはみんなお子様だけど必ずいい男の子に成長します。一人でも多くの人が彼らの成長を見届けてくれたら、一緒に寄り添ってくれたら私も嬉しいです。

次回は有頂天のアラハギのレポートに戻ります。
トータルで見ると有頂天の頃のみんなが可愛くて大好きなので、つい温めちゃうね。最高潮が全て出終わる頃までに全部のレポートをするのを目標にします。
あと5ヶ月、頑張るぞー!!


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