上海・北京findings(2017年8月)

旅のメモが出てきた。
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上海9日間(6回目)、北京2日間(初)の旅の感想です。ほぼ書き留めた順です。

・北京は、とにかく「広い」!
道も建物の中もバイク&自転車専用道路も。その一方で胡同(フートン)が残っているところは、リヤカーが一台通れるくらいの、昔の中国のイメージっぽかった。
・北京では、シェアサイクルがなかったら、あんなに色々回れなかった。シェアサイクル様様、と、上海でよりも思った。
・北京では、日本人?って初見でバレた。
・それは、上海でも同じだった。ホテルの人に言われたので、私の顔のどこが日本人っぽいの?と聞いたら、「礼貌(li mao)」と言われた。雰囲気ってことですかね。
・北京の空は本当に白かった。上海の方がまだ空が青い。でも東京の青さ程では全くない。
・地下鉄で観察した北京の人の顔は、鼻が少し大きめで平べったい。上海の地下鉄にはたくさんいない顔。
・北京で知り合った投資銀行勤務の若者が、金融の中心はもう香港じゃなくて上海だと言っていた。
・広告とか標語とか、5文字で表現するのが好き。便秘薬のCM、すごく残るw
・とにかく人が多い。
・北京のような首都、上海のような経済先端都市がある中国は、自信を持って世界に立っているのだなと感じた。(少数民族など、もちろん問題は色々あるのでしょうけど)
・中国は日本を目の敵にしすぎとか言っている間に、経済も知力も追い越されて取り残されるのは日本だと感じた。
・日本で言う終戦記念日は、中国では「日本投降日」。テレビでは、安倍さんや政治家の靖国参拝に反対で憲法改正に反対の日本人に取材した様子を流して日本の責を問うていたが、一般人にはそんなこととは関係なく経済生活が送られているのは日本と同じ。
・この時期は日本人観光客がいないのか、見た目に日本人!という人が見当たらず、上海人と日本人の一見した違いが分からない。
・中国の人は、よく喋る。電話でよくしゃべっている。声の録音を送りあってチャットするのをよく見かけるけど、スマホが普及する前のメッセ機能の名残らしい。
・そして声が大きい。ケンカしてるみたいだけど、ケンカしてない。あ、でも、おじさんとおばさんの喧嘩に初めて遭遇。
・スーツなどきちんとした格好の男性の髪型は、サイドを極度に刈り上げている人が多い。上部と側部の差はマンセー的な。
・テレビのドラマシーンでみた原稿用紙は日本とほぼ同じ様式。
・普通のおじさんは、どこでも平然と痰を吐き捨てる。時におばさんも。タクシー運転手さえも窓から路上に。清潔は周りに頼るのではなく自ら作り出すもの。
・バイクと自動車、バイクとクルマの接触事故は結構起きてる。1日1回、見るか聞こえてくるかのどちらか。
・シェアサイクル。停める場所を指定する囲み線がたくさんあった。今年のGWにはまだなかった。置き自転車のカオスぶりは少し和らいでいた。
・前出の若者が、「中国は政府が色々規制するが、国民は不満に思っていない。理由は、経済が伸びているから。」「習近平になってから政府はこれまで、経済、経済、経済とやってきた。でも今は言うことが変わってきていて、環境と教育。そして、普通の人にフォーカスを当てるようになった。とてもいいことだ。習近平は頭がいい。」と言っていた。ちなみにこの若者は、复旦大学卒博士修了後、宁波銀行でアセットマネジメントをしている、フフホト出身の30代前半。
・上海は暑い。蒸し暑い。東京より暑くて蒸している。

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