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療育なんかいらない【障害者の、きみがすきだ!.2021.5.8】


こんさんちは!ご飯がお菓子となりつつある人、きよでーす!
 
冒頭の挨拶を少し、ほんの少しづついじってます。
 
関係ないですが、鮭といくらと言えばみなさんは何を思いだしますか?
おいらは『修学旅行』です。
 
修学旅行で食べた鮭イクラ丼が忘れれない。
…っと言うのも、イクラを食べたのがその時が初めてだったの。
それまでは見た目で食わず嫌いだったんだけど、鮭の上にふりかけみたいにイクラをかけられちゃ避けるものも避けれないので食べる羽目に…(鮭と避けをかけたよ!)
 
そしたら思いのほか美味かったってことで食べれるようになったんですよね~
 
こんなこと話してたらイクラとウニ食べたくなってきた…。
 
 
さて、今日は改めまして『療育なんかいらない!』って本を読んでプチレビューを書いとこうと思いマウス。
 
今までも小出しに書いてきたけど、ちゃんと読み終えたのでね…
ではでは…


 
 
▼『療育なんかいらない!』著:佐藤典雅
 
まずは率直な感想から言うと…、共感の嵐でした!
ぼくが当初思ってた気持ちを上手に言語化してくれたなーって印象です。
 
すっごい偉そうに聞こえるのはおいといて…
ぼくは”障害は個性”って考えに近いんですよね。
 
「個性」って言ってもその全てがポジティブなもので強味ってことではなく、ネガティブなものや弱味も含めての「個性」です。
「障害」って聞くとネガティブだけど「個性」って聞くと前向きに取り組めるよねーってぐらいの感覚ですね。
 
 
・第一章《「子育ての常識」は全て疑ってみる》
これはまさにこの通りだし、もちろんこの本にも適用されることかと思います。
「専門家が言ってるから…」を全て鵜呑みにしちゃいけませんよーって感じですね。
 
障害の有無に関わらず”その子”は世界に一人しかいないのでAくんに適用された最善の子育てをBくんに適用すればAくんみたいになれるってことは絶対にありえないので(子育てに再現性はないだろ!)あくまでも参考程度にして、「我が子にはどんな風にしようかしら?」って応用力が必要です。
 
それは療育も同じことですね。
療育の全てで自閉傾向やその他全ての発達障害の傾向が”治る”なんてことはありえねーよです。
 
大事なのはいかにその傾向のプラスな部分を見つけるか?です。
治す治さないの話ではないです。
 
 
・第二章《激しく燃える「療育信仰」》
この章ですっごい納得したのは、
”その子のアカデミックレベルは生まれつき決まってるのでは?”
”結果を少し前倒しする”です。
 
どういうことかと言うと…
プロサッカー選手を輩出した先生にサッカーを教わってもみんながみんなプロになれないし、その子のポテンシャルって決まってるよねってことです。
 
つまり療育は魔法じゃないので、いくら理学療法士さんや作業療法士さんや療育をどちゃくそ学んできたお偉いさんでも、全ての子を普通レベルに導くのは不可能です。
 
その子その子にポテンシャル(アカデミックレベル)は決まってて、「療育のお陰でできるようになった」ではなく、「療育のお陰で、未来でできることが多少前倒しになった」程度だということ。
 
まさにその通りだなーっと。
みんながみんなプロになれないのと一緒で、みんながみんな”普通のプロ”にはなれないです。
 
ってか”普通のプロ”ってもはや同調圧力でしかなくて、これこそが差別の元凶。
みんな違うからどこかに当てはめようとすること自体がナンセンス。
この”とらわれ”から親が抜け出すことがすっごい大事だと思います。
 
とっとと諦めて一緒に外へ飛び出しませんか?
 
 
・第三章《療育なんかいらない》
・第四章《今までになかった「居場所」をつくる》
・第五章《日本の福祉と学校は、なぜダサい?》
・第六章《子育ての本質は楽しむこと》

こちらインスタにも投稿してるので(インスタは文字数制限がある)ここらでまとめに入ってnoteの方にはこれに追記する形で書きたいと思います。
 
 
くれぐれも療育の全てを否定するものではありません。
「あなたが思うその療育って概念たるやどうなの?」っと一石投じてる印象です。
 
療育ってかなり待ちがあったりするんですよ。
場合によっては数年待ちとか。
数年待ちで遠方に通い、高額なお金を払うってパターンが往々にしてある。
 
それでいて療育は小さいころから取り掛からなきゃ効果がないとか、小さいころから取り掛かれば”治る”っとか言われてるから親はさらに煽られる…。
 
結果さんざん不安を煽られ必死に取り組むも、”治らない”ってパターンも。
(そもそも自閉症は治るものではないっす)
 
療育に行く→お金も時間も細かな手続きとかで親は疲弊する→子供は全然よくならない→療育が”足りない”とさらに自分の時間を割き疲弊する→子供は子供で嫌なことばかり押し付けられそんなものが身に付くわけがない→親子共々負のスパイラルへ…
 
ってなニュアンスで、こんなパターンをものすごく見かけるよーっと書いてありました。
 
 
障害って言葉に飲み込まれてませんか?
不幸になってませんか?
 
我が子が障害を持ってたからって不幸になることはありません。
 
だっておいらはこんなにも楽しいんだもん。
 
飲み込まれないように、気をつけてくださいね。
楽しくいきましょ~
 
 
『障害者の、きみがすきだ!』
2021.5.8
 
#障害者のきみがすきだ
#療育なんかいらない
#佐藤典雅

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