弱さ、強さ、正しさ、愛

生きるってなんだろう。
例えばそれは切れた電球を取り替えることだったり。
例えばそれは、お金を稼ぐことだったり。

例えばそれは花壇に根付いた余計な雑草を抜き取ることだったり。
例えばそれは、大切な人を守ることだったり。

難しいね。
永遠のテーマ。
でも、永遠なんてものはないか。

限られた時間、限られた命、限られた愛。

全部数値化できたら、楽チンだったり。
はたまた今以上苦しくなったり。

弱さを隠し切ることが強さだと思ってた。
でも違った。
弱さをきちんと見せつけることも強さだった。
今の僕にはそう思える。

好きと苦しいは表裏一体。
何においても、ね。

知らないことは怖い。
知ってることも怖い。

正しさをはかる分度器があったら？
僕は何に使おう。
政治家、SNS、犯罪者、電線の上の鳥、速度違反の車、コンビニエンスストアの灯り、本の中の通行人。

ラブアンドピース。
けちくさい。嘘くさい。
そんなものは飾り。結果論。
みんな奪い合ってる。熱を、音を。

明日のこと、考えなくていいなら。
少しはマシだね、こんな暮らし。

少しでも暗がりのある方へ。

でもそれを終わらせてしまったら？

もったいないかな。
やり直し、できないし。

憎らしいほど愛した街。
いつかは出ていく。

ツバメが飛び交う空。
相互関係。利害の一致。横断歩道。

所詮は輝いた者勝ちだ。
今でも。

何が言いたかったんだっけ。

正しい人よりも
美しい人だったと
言われたい。